nananiya72鏡の中の蜃気楼

主に1/48・1/72航空機プラモデルの製作をやってますが、
複葉機は苦手なので滅多に出てきません。

アップし損ねていた⑤

2022-10-09 17:41:43 | 飛行機模型

旧帝国日本陸軍

KI-51 99式軍偵察機

          ニチモ 1/48 ハセガワ 1/72

 

毎度毎度の単調な記事のアップでは、やってるほうもストレスになるので、

旧作ではありますが、展示状態でのアップしかしていなかったものを掲載します。

 

キー51には「軍偵察機」と、同時に制式化された「襲撃機」という機種もあります。

「襲撃機」とは。主に超低空で地上部隊に対する攻撃と偵察を行うための機種で、

元々はソ連の「シュトルモビク」のコンセプトを手本にした地上攻撃機でした。

司令部偵察機とはちがって「軍偵察機」だからといって、偵察任務だけでは

終わらず地上攻撃任務も同様にこなしていたようです。

    

小型爆弾と機銃での制圧になりますが、キー51が、前線上空を旋回しているだけでも、

脅威となったらしい。。。。

構造的には時流にさからい固定脚を採用し、実績のあるエンジンでトラブルもなく軽量

かつ堅牢にできたうえに低空での飛行性能がよく、97式戦闘機との模擬空戦では、

あの空の狙撃兵と呼ばれた97戦を手こずらせとあります。

さらに、不整地での運用も可能で、野戦向きとされ地上部隊支援に活躍した汎用性

のある機体でした。

戦後、外地で接収され、中国やインド支那方面では現地軍で使われ続けられた

文字通りの「ワークホース」でした。

 

同じKI-51としては、初期のコンセプトとしてどちらが「先にありき」だったのかが

よくわかりませんでした。

なお、本来ならば、一〇〇式、零式、○○式となるところ、下二桁の呼称が決

まらず99式としたらしいので、まともにいけば一〇〇式襲撃機、軍偵察機となった

はずのようです。

 

1/48では国産唯一の「ニチモ」のキットです。  

エンジン部や、コクピットは当時としては頑張ったつくりになっています。   

ただし、全体的にちょっと太目かもしれません。

ハセガワ1/72は緑十字機が作りたくて脚カバーなしに直していますが、少し細かった。

緑十字は塗装ですが、なかなかに難しかったな・・・・・。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Mitsubishi F-2 "Viper Zero" | トップ | Mitsubishi F-2 "Viper Zero" »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ニチモ、いいですねー。 (しおちゃん)
2022-10-10 15:07:54
こんにちは。

コメントの入れ方がわからなくて、ずいぶん遅くなってしまいました。汎用性と凡庸さは紙一重といわれますが、この機体は別格ですね。戦闘機崩れ(笑)以外の機体の中では随一かもしれませんね。
返信する
遅レス ご容赦 (nananiya72)
2022-10-11 18:56:56
しおちゃん様 こんばんは。  なにに反応しているのか、鼻炎が酷く
クスリを飲んでいるので、一日中ぼ~~っとしてしまいました。
99襲は造りも、性能も冒険していないし、要求仕様も妥当なせいか、
良くできたコ のように思いますね。 爆弾数も航続距離も、陸軍の
反復連打思想ですしねぇ・・・・ 襲撃機と偵察機ではキャノピーの
大きさが違うらしいですが、写真でも判りませんでした。
返信する

コメントを投稿

飛行機模型」カテゴリの最新記事