昨年に引き続き今月16日 4か所の山で執り行われる、大文字送り火その中で兼ねてからの鳥居型に想いはせていました。しかしながら大変な大雨。BSテレビ放映で我慢、出町柳からの大文字さえ眺める状態でありませんでしたという次第でした。世界中での異常気象、こちらも近年にない大雨、そして前回もそうでした。昨年は出町柳付近マンホールから水が噴射したという報道。送り火の神秘ということはともかくこの鳥居型送り火の歴史を探ればれば知るほど他の送り火との違い、定かではありませんが個人的に思いは大きくなっていきます。切なく旅立つのならあの中くぐってもいいのかしら、そんな年齢になってしまいました。 鳥居をくぐれるかどうかは別として、少しは恵まれた天気、来年こそは広沢の池あたり諦めることなくもう少し京都付近居着いてみましょう。今更ながら生きることの奥深さの伝わりかた、少しずついろんなことをおしえられている気もしている疲れた夏の締めくくり。
画像は今日人参スライスドライオブジェ
言葉にしてしまえばどこにでも転がっていそうな文字並べになるけど、新宿時代を思い出したのはつい最近若いAV女優さんの死。「今月半ば」あの頃も多くの物語がありました。嘘もたくさん、今のようにネットなんかありませんでしたけど泥水なめて生きているすさまじさがグラスの向こうにあった。それは客側だけということでなく店主と客との共有、大家と店子、誠と信頼があったような気がする。はたして今はどうなのだろう。今自分はその人に会ったことはないけど、又かけたら書いてみます。
秋は確実に夏の霧の向こうからこちらへ向かってきます。