葉っぱのミカタ4

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観葉植物は育ちます♪

メイゲツの紅葉

2009-11-27 10:09:16 | メイゲツ

只今熟成中!と10月12日にあげてから、今日まで放っておかれた

メイゲツの「メイ」です。

 

大変長らく放っておかれていたわりには、というか放っていたお陰で、というか

記事を熟成するのをすっ!かり!忘れていたのですが、

メイの事は、気にしていることがあって、日々気ままに観察しておりました。

 

あまりにも気まますぎて、メイも「張り合いがないわ」という感じに

観察結果は芳しくないのですが

このまま冬に突入して、観察そのものがなかったことになる可能性もあるので

芳しくない証に、観察経過を残しておきます。

 

メイ、初めての紅葉、です。

 

 

  

メイゲツファンや、他の多肉マニアの皆様には周知の事実ですが

明るい緑色のメイゲツは、秋に積極的に陽に当て、冷え込みにさらすと

紅葉するようです。

 

「するようです」、と、人ごとのように言う、

「メイを育てて4~5年?の七咲」が、

その事を図鑑での知識でしか知り得ていないのには、わけがあります。

 

メイが紅葉したらブロンズ姫になっちゃうじゃん?

(見た目)

という思い込みで、毎年部屋の中でぬくぬく越冬させていました。

 

そのあと、色々な多肉を見て、

メイゲツの紅葉は、赤くなるのではなく、黄色になるのだ、という情報を得て

メイが黄色になったら黄麗になっちゃうじゃん?!

(見た目)

というさらなる思い込みが、思い込みに輪をかけて、

やっぱりぬくぬく部屋で越冬させておりました。

 

大体、七咲は基本、ホッタラカシ育成なので(あるがままにまかせ、見守る)、

葉っぱが緑じゃないと、成長に不安を感じます。

ほったらかしていても、ちゃんと一人で光合成ができるかどうかが凄く気になる。

(斑入りや、色素が足りなさそうなのや、奇抜な色も、やや育成をためらう)

そういう素人不安で、メイも緑色を保ったまま育てよう、と

(黄色になったはいいが、冬から春にかけて倒れた、とかいう悲劇に見舞われそう)

メイの紅葉情報を、すぱっと遮断。(よそのサイト様でその姿を確かめた事もなく)

 

そういうわけで、ずっとインドア派だったメイでしたが、

今年は植え替えてから、ずっとベランダに居ます。

一切、家の中には入れておりません。

 

せっかく、夏の暑さに頑張って耐えて、調子よく秋に突入したんだから、

もういっそアウトドア派に転向しちゃえば?という七咲の提案に、

メイはとくに異を唱えるでもなかったので(まったく不調を見せないまま)、

今もまだベランダで頑張ってます。

 

そうなってくると、俄然、紅葉が気になります。(現金な奴よのう)

紅葉させようと思っての措置ではなかったものの、流れで紅葉するなら

結果オーライ!

というノリで、メイの紅葉を日々見守っておりました。

これが10月初旬。

これは紅葉しているのか、単に栄養不足で緑が抜けてきているのか。

判断できないところが、嫌なんですよね…。

まだ本格的に寒くもなく、日差しもそんなに強いわけでもなく。

11月初旬。

紅葉??というより、単に色が薄くなっているだけのような気も…。

このあたりで、インドア派に切り替えるかどうか悩む。

家に入れるなら、今!というような気もするんだよなあ…ああ…(苦悩)。

最近。

紅葉…??

あれ?

赤くなるんじゃなくて、黄色くなるはずじゃ?

いや赤いっていうか、茶色くなっ…(遮断)

 

いくら視覚の情報を遮断しても、現実は現実。 

ちょっと待て?これは枯れる兆候か?!と思って、最近じゃ心臓がばくばくしてます。

毎朝、「あ、生きてた。」 と確かめる事が何より最優先。紅葉はもう二の次!

紅葉させることが、こんなにも心臓に悪いことだったとは!!

(正直、もう止めたい)

 

この秋は、雨や曇りが多くて、陽光が十分ではなかったと思います。

それに、冷え込んだとはいえ、また温い日が戻ってきたりしてます。

確かに、明確な観察結果を出すには、気候に恵まれなかった気もします。

もう少し続けるか、インドア派に転向するか。

 

紅葉チャレンジ一年目のメイは、こんなぼんやり風味です。

 

 

  

そもそも、長年インドア派だったメイが、どうしてアウトドア派になったのか?

勿論、メイの主張ではなく、七咲の都合なのですが。

 

部屋の中で、ぐうたらにすごし徒長してぐれるだけでは飽き足らず、

この春から、如何わしいカビらしきものと仲良くしはじめるメイ。

 

慌ててメイの非行に侵された部分を切り落とし、鉢を変え、土も入れ替え、

素人ながらなんとか処置を施したものの

この非行具合が他の子にも伝播したら困る!!

と思って、メイをベランダに出しました。

 

多分、挿し木した方が生き残って、こっちの根付きの方は枯れるだろう

という七咲見解もあったので、召されるなら外で(部屋よりは諦めがつく)、

という目論見もあって、完全にアウトドア生活だったのです。

 

それが、思いっきりはずれ、挿し木した方が枯れ、根付きの方が生き残りました。

あれまあ!ですよ、本当。

左が、挿し木。日に日に弱って、もう何の植物か謎な状態。

右が、葉挿し。わずかに生き残ったものはいるものの、圧倒的にこの状態。

まあそもそもが、「うわカビ?!」っていうのを切り落とした葉っぱたちなので

葉挿しにした、というより

捨てられなくて無理やり葉挿しにしてみた、状態の葉っぱばかりでした。

元気な部位だと、もっと早く発根しますし、新芽もぐいぐい伸びます。

これが、茎挿し。

もう完全に枯れたと思っていたら、小さな芽が出ていました。

でも茎がもう水を吸い上げる力もないんじゃないかと思うんですが…

茎から切り離して、果たしてこのちんまいのは生きていけるでしょうか?

(今から冬だしなあ)

葉挿しで芽が出てきたのを、根付きの居る小さい鉢にお引っ越し。

根付きと葉挿しで、仲良く同居してます。

これがまた、春にはわんさか伸びて徒長するんだろうなあ、と思ったので

もう今から外に出して、ガンガン陽光に当ててるんですが。

簡易ビニールハウスを造るかどうか悩んでるところです。

図鑑では、「関東以西では露地で容易に越冬」、て書いてるんですけども。

こっちは、部屋の中にいるミニミニメイ。

豆盆栽にしようと思って、なんとか根付かせようとしてるんですが

なかなか、ムツカシイです。

そとの子と違って、ちっとも大きくなりません。

メイは、みんな一緒に固まって、わいわいしてるほうが好きみたいです。

 

 

 

メイの過去記事

2009年8月…7月にオペして、8月の暑さ真っ盛りもベランダに放置