葉っぱのミカタ4

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葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

ミリオンバンブーの冬

2009-03-06 07:58:21 | ミリオンバンブー

世間様は「春」を謳うこの時期ですが当ブログは堂々と「冬」を冠しますよ!

(だって植物的に寒いんだもの)

 

と言う訳で、写真はミリオンバンブーのバンちゃんです。

いつもバンちゃんを紹介する時には

(元)ミリオンバンブーです、とするのが正しいのか

(元々)サンデリアーナです、とするのが正しいのか、滅法、悩むのですが。

まあウチに来た時は、ミリオンバンブーの3㎝ほどの葉っぱだったので

いいか・・・ミリオンバンブーで・・・、と、やや、やり投げな付き合い方です。

(「投げやり」だと、お調子よくどうでもいいわ、って感じなのに、

「やり投げ」だと何故か悲壮感が漂う雰囲気になるのが言葉の不思議)

 

  

そんなやっちゃった投げちゃった気分満載なバンちゃんは、

上の写真のように

押入れとパソコンラックの隙間に押し込まれている

ので、そのでかい図体にも関わらず、全く存在感がなく、

襖に張りつく忍者のような有様。

別にバンちゃんは人目を忍びたくて忍んでいるわけではないのですが

その存在感のなさは、

いっそ天晴れと讃えたい!

…。

ええー、ハイ、そんな希薄な関係を裏付けるかのように

大事件発生!!

鉢にカビが!?(がびーんっ)

 

…えー、ハイ、バンちゃんといえば

日光浴をしなくても部屋の隅で十分、青々とした緑っぷり。

(忍びは日蔭に生きるモノだからな)

水を与えられなくても気力のみで十分、イキイキ伸びたい放題。

(忍びは非常食だけで命を繋ぐからな)

お主、拙者を造花とでも思ってるのか?!

(忍びは変わり身の術も得意だからな)

と、そろそろ忍耐のぎりぎりで叫び出す寸前で、

「ハイハイ、水、水」 と、水を与えます。(まだ余裕がありそうなので緊迫感はない)

1か月に1回程度(もっと少ない月があるかもしれない)の潅水です。

すげえ!多肉並みだぜ!!

(忍びは変わり身の術も得意だからな2)

 

そんなにも水をあげていないのに、なぜにカビが?!

アジアンタムの鉢にカビが発生した時は、毎日水をあげていたので納得でしたが

バンちゃんに限っては納得できない。

私はこれをカビとは認めません!!

じゃあ一体何だ。

・・・綿菓子かな。綿菓子。

見ているうちに童心に返って綿菓子食べたくなってきた。

でもさすがに大人だから得体の知れないコレを舐めようとは思わないので

綿菓子説は却下。(そんな理由で?!)

でも綿はいい線だ。

ぬいぐるみのはらわた(もしくは毛玉)が飛び出て降り積もっているのかも。

と、近くに居るぬいぐるみのトラ子をチェック!

するまでもなく、現実逃避の綿説は置いておいて。

クモの巣。クモの巣はどうだ。

ハダニがクモの仲間なんだから、あながち遠からず。でも近からず。

クモだったら七咲が責任もって退治しなくてはならないので、これも却下。

しかもここから億単位でクモの子があふれ出てくるホラーを想像して

鉢ごと捨てたくなる。

いやいやいや、嘘ですよ。いくら希薄のバンちゃんだからって

想像のホラーだけで鉢ごと捨てたりしませんよ。

(現実だったら捨てる気か!!)

綿あめ→綿→クモ・・・、とくれば、次に考えられるのはこれしかない。

雲だ、雲!

あまりにも水不足で生命の危機を感じたバンちゃんが

「雲呼びの術」で足もとに雲を溜め、自ら水分補給をしているのだ!

おおう、これは納得だ!

だから多肉並みの潅水状態でも枯れないんだ!

これで一気に謎が2つも解けたぜー!

 

そういうわけで、忍びのバンは雲を呼びながら今日も七咲家に潜み、

ひっそり忍道を貫いています。

 

  

カビが発生しただけで、これだけ現実逃避しないといけない性…。

一番の逃避は「病気」、これです。

昔、鉢にカビが発生する病気がある、という記述を読んだ記憶がありました。

図書館で、本屋さんで、手当たりしだい

片っぱしから大量に立ち読みしているので、

どの本に何の記述があったのかゴチャゴチャになっている七咲脳。

(参考文献、とかもちゃんと記述しないといけないとは思っているのですが…)

なんだったっけなー、と思いながら

バンちゃんの強健さに救われている次第です。

調べます。(調べてもそれが正解かどうか判断できませんけど)

 

とりあえず、カビと表面の土を1㎝ほど取り除いて応急処置。

春になったら土を洗浄して植えかえです。

バンちゃんに限っては植え替えない予定だったのに・・・

手のかからない子は、いざというときそれまでのつけが一気にきますヨ・・・。

このカビが雲呼びかどうかは置いておいて、バンちゃん忍法「気根の術」!

 

ガジュマルやらフィロデンドロンやら、気根を出す子には慣れているのですが

心中穏やかではいられません。

「水ー!水が足りない!総員総出で水分補給全力潅水!」

みたいな警報が鳴り響いているイメージ。空気中の水分求めて大わらわです。

土に近い根もとの方だけじゃなく、上からも出ます。 

ただガジュマルの気根ほどは旺盛に伸びないので、ここ止まり。

こんな感じで、あっちもこっちも、にょろり、にょろり、と

固まっています。

虫がはっついてるみたいです。おお怖。(棒読み)

 

雲を呼ぼうが、虫を貼り付けようが、いまいち真剣になりきれないのが

バンちゃんの良さだったのですが

この春はそうも言ってられないようです。にんにん。

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バンちゃんの過去記事

コチラ(2007年)…放任しすぎてよそよそしいですよ編

コチラ(2008年)…がっつり切り戻して植え替え編



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
konサンに♪ (七咲)
2009-03-09 19:13:01

初めまして?konサン、ようこそおいで下さいました~!

炎天下のカラカラ状態でもカビ生えるんですね?!
情報有難うございます。
ウチのサボテンも気を付けておきます!
何故なら、七咲のサボテンに対する認識が
過去のkonサンとまったく一緒だったから(笑)
(そーそー七咲もまさにそう思ってました!ウンウン)
植物と忍者の意外な関係ですね~
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σ( ̄∇ ̄;)PAPAサンに♪ (七咲)
2009-03-09 19:04:41

確かに日光消毒必要そうです
日当たり悪い、風通し悪い、の悪物件ですもんねー…

気づかれましたか!でもバンちゃんの輪っかは全く意味がないです
伸び盛りを心配したのですが、自力で立つ凄い子なので
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Unknown (kon)
2009-03-07 08:37:02
こんにちは。
うちはこのカビ、鉢土とサボテン本体から湧き出たことがあります。
園芸に興味がなかったころ「サボテンに水は不要!なぜなら雨が降らない場所の植物だから。でも太陽は超大事!サバクのカンカンでりのとこに生えてるから。」と思い込み、水遣りを一切せず炎天下に放置すること1ヶ月。
カラッカラの土からモクモクと白クモが。緑だったサボサボも超色白に・・・。
本当に水呼びの術かも?
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Unknown (σ( ̄∇ ̄;)PAPA)
2009-03-06 15:47:03
(*≧௰≦)ノ彡ぶぷっ!
PAPAんちのゴムの木さんにも全く同じような白いカビが去年の冬にはえました。
慌ててベランダに出して陽に当てていたらすぐに消えましたよ。
今年は家の中でもでませんでした。
日光消毒が一番いいんじゃぁないかなぁ~~
それにバンブー君だし・・ほっといても・・
(≧∇≦)ノ彡キャハハ八八

[壁]∇ ̄;)チラッ!バンブー君もワッカを嵌められてるみたいですね。
カビは無言の抵抗かも・・?( ̄w ̄)プッ!
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