葉っぱのミカタ4

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ブレイニアの剪定

2009-04-26 10:39:01 | ブレイニア

前日の記事、バンちゃんをむしった勢いで、ブレ子も散髪だ!!

と、本命の剪定にとりかかりました。

 

ブレ子は去年の冬のように枯れ木になる事もなく、

そこそこの調子でこの冬を乗り切ってくれたので、それはそれで良かったのですが。

何せ、秋~春の間中、こ・れ・で・も・か!と枯葉を舞い踊らせ、

さんざん散らかしてくれたわけですから、

良く見れば、葉っぱのない枝だけ、とか、葉っぱはあっても枝が萎れぎみ、とか

細かい所で不調を訴えている。

ゴージャスに巻髪!でもちょっと枝毛、とか

きらびやかにネイルアート!でもラインストーン一粒欠損、とか

そんな感じです。

この「重箱の隅突き」的な状態が、後々、剪定の関門になろうとは

始める前までは思いもよらなかったと、いうことです。

 

  

剪定の本を読んだ時には、

「なるほど、それなら(素人でも)出来そう!」

と、感銘を受けた法則があります。

 

乱れた枝を整えるためには、まず理想の樹形を決めます。

丸くするのか、楕円にするのか、はたまた、三角、逆三角、などなど、

自分の好みの樹形を決め、それを実物に当てはめます。

当てはめた図形からはみ出ている枝を切ります。

図形に足りない部分は、成長して伸びるのを待ちます。

これを繰り返せば、おのずと形は整います。

 

って、文章で書くと物凄く容易そう!

(その本は図解だったので、さらに容易そうだった)

「剪定」って聞くと、素人には、というか七咲には、

えらく敷居が高かったのですが(切って良い枝と悪い枝はどれだ、とか)

そう説明されると、「お洒落さんにすれば良いんだな」 

という気楽さに、美容院でカットしてもらうようなイメージが喚起され、

 

よっしゃ!いっちょやってみよーぜ、ブレ子!

 

と、ノリノリで剪定開始。

(これだけ剪定剪定打ってるんだから変換一発で出てくれないものかね、パソよ)

 

しかし、ブレ子と向かい合い、理想の樹形を思い浮かべ様にも、

「乱れ!枯れ!萎れ!」の3大要因が障害になって、

 

美しい樹形を思い浮かべられない!

 

…仕方ないので、

まずは難ありの枝をカットするところから始めよう。

と、基礎の基礎から着手。

(その程度は日常にやっとけ、って感じですが)

 

要は、枝毛カットをしているようなものです。

てっぺんの方から順に枝をかき分け、主軸の枝をつかみ、

そこから生えている小枝の、可・不可を見極めながら

ちまちま、ちまちま、ちまちま、切っていきます。

 

可・不可を見極めながら、って、七咲に見極められている訳もないんですが。

一本一本、主観で、良し、悪し、良し、悪し、って判断しても

それが正しいかどうかもあやふや!

余りにもあやふやすぎて、

あの世で人を選別している閻魔さまもこんな感じなんだろうなあ

とか思う。

一日に何万も流れてくる人間を見た目でほいほい、良し、悪し、良し、悪し、

ってやってるんだろうなあ!(やや錯乱気味)

あ、だから地獄の沙汰も金次第、っていうわけですよ、七咲サン。

嗚呼はるか昔はよかった。地獄に金を持っていけるんだから。

現代じゃ、あの世に金は持って行けない、ってのが道理だもんなあ。

(かなり錯乱)

 

あの世に持って行くほど貯金があるわけでも、

それで底上げできるほどの真っ当レベル人間でもないんですが、

ブレ子の枝毛をちまちま切ってやりながら、そんな事を考えて1時間。

 

ブレ子の剪定に1時間!!!

 

いやいやいや、時計進むの早すぎ!

ちゃんと時速60分で進もうよ!

(錯乱を越えて疲弊)

 

時計を見た後に、自分の足元を見て、

床に散乱したブレ子の枝に埋もれながら、良くやったよな、という感に包まれる。

勿論、達成感ではなく、諦観。

もういい!よくやった!もう充分戦った!という思いから、鋏を置く。

 

…樹形は?

 

  

毛深いハスキー犬の為に、夏に毛を刈ってあげようとしたものの、

飼い主もトリマーも飲まず食わずで6時間…

という、動物のお医者さんのシーンが思い浮かんでシャレにならない。

 

ハスキー犬は夏バテするほど毛深いけど、ブレ子はそこまで毛深くないし。

このまま、このペースで切って行ったら、

折角、枯れ木なるのを免れたブレ子を、一思いに枯れ木にしてしまうし!

という危惧から、ここで剪定をやめました。

写す角度の問題か、はたまたズーム率の違いの問題か

(デジカメ教室に通おうかと真剣に検討せざるを得ない今日この頃)

あまり違いが見られないブレ子のビフォーアフターですけども。

(だれきっている左よりは、背筋を伸ばしているような右)

これでも、かなり切ったのですが、いかがでしょうブレ子さん?

 

まず、なんでそんなに時間がかかったのか。

良し悪しの判断に迷った、というのもあるのですが、

もっと悪かったのが、新芽が出てきている、という事。

この新芽が、切る枝のちょうどぎりぎり真下に出てきているので、

新芽を切らずに枯れ枝を切る!

という事に神経を使いまくった、というのが、ちまちまカットの要因。

 

あと、なんで樹形を整えられなかったのか。

己の仕事の遅滞ぶりに疲弊した、というのもあるのですが、

もっと悪かったのが、新芽が出てきている、という事。

この新芽が、不要の枝にばかり集中して出てきているので、

不要の枝を切り落とすと新芽が残らない!

という事態で、つい新芽に同情してしまったというのが、今回の敗因。

 

ちまちま切りながらも思ってたんですよ、頭の片隅で。

これは、剪定じゃないよな。

トリミングだよな。

(その戒めがつい動物のお医者さんエピソードに…)

 

仕方がないので(?)、美しい樹形への剪定は、

新芽がはっきりしてきてから、再度実行することにしました。

 

そして、この挫折感で、思った事はただ一つ。

 

完全枯れ木状態だった去年の春は楽だった…。

 

「この罰あたりモンがあ!!!」

(↑閻魔さまの一喝。そして地獄行きにまた一歩寄ってしまう七咲…) 

 

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ブレ子の過去記事はコチラ

2009年4月…←このブレ子2世にも新芽出てきました♪(来月の記事に決定)



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みん)
2009-04-26 16:52:59
動物のお医者さんの本持ってます~面白いですよね~菱沼さんが好きです(笑)
家のアイビーは、見ていただいた通り背が高くなるので額縁が見えない邪魔じゃーと言われています。アイビーってツタ系ですよね?あんなに真っ直ぐ上に伸びると思ってなくて面食らってます。半分チョンと切って、足元に挿してやろうかとか考えたりして・・
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私も剪定してみたいなぁ… (ゆり)
2009-04-26 19:37:43
大きい鉢植えにすれば我が子達も大きくなってくれるのかな?なんて思う今日この頃です(笑)
ゴムの木ですが、指がぶつかってしまい落ちてしまいました(ToT)
そろそろ肥料をあげてみようかと思っています♪
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みんサンに♪ (七咲)
2009-04-27 08:17:13

何と!七咲も持ってます!
みんサンとは「何かしら共有する率」が高くて嬉しい七咲です♪
菱沼さんのように生きていきたい!と切実に思っていました。
そして誰も彼も好きですが二階堂君が好きです!
あ、コレ話し出すと止まりませんネ

くまさんアイビーは、ホント芯のしっかりした子に伸びましたね~。
ウチの子たちもろもろにも見習ってほしい所です。

でも切って挿し直すのもいいかもしれないですね♪
七咲もアイビーといえば、吊鉢などで下に垂れている姿を想像しますが、
2~3階まで伸びた、という話も聞きますので上に伸びる要素は十分!なのかも…

可愛く剪定された姿を見に、またお邪魔させて頂きまする
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ゆりサンに♪ (七咲)
2009-04-27 08:26:52

ああっ、七咲も度々、小さい鉢の子たちと接触して転がし、落としてしまいます。
命綱をつけておくか?と悩んだ事もありました…。
(それにも負けずに育ってくれてうれしい限りです)

大きく育てるのなら肥料は必須ですネ。
七咲はGW明けくらいから与えようかと思ってたトコロです。
鉢も、順を追って大きくしていくと確実にぐんぐん大きくなります♪
ホテルのロビーに置いてあるような姿にするのも夢じゃないですぞ
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Unknown (σ( ̄∇ ̄;)PAPA)
2009-04-28 10:34:44
真新しい剪定ばさみ大活躍!
っていうか元を取ろうと必死なんだな!
(*≧௰≦)ノ彡ぶぷっ!
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σ( ̄∇ ̄;)PAPAサンに♪ (七咲)
2009-04-29 06:47:59

うむ!必死です!!
こき使いますよ~
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