葉っぱのミカタ4

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葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

レチューザ

2010-06-04 23:08:44 | 七咲ファミリー
今日は、先日ついに購入してしまった、底面潅水の鉢、「レチューザ」の記事です♪
(購入記事はコチラ

以前に頂いたコメントで、「こんな鉢がありますよ」と教わって以来
気になって気になって仕方がなかった鉢です。
(なんじゃそりゃー!と気になってしまった方は「レチューザ」で検索してみてくださいませ)

七咲が個人的に気になって仕方がなかったポイントは

植物が自然に育つ鉢

これです!!

観葉植物は、人間と同じ環境化で暮らす為に、そこそこ「改良されている植物」だとはいえ
一緒に暮らす人間のお世話次第で、機嫌が良かったり悪かったりするわけですが。

七咲のお世話の下手さ加減が、鉢ひとつでいくらかの改善がされるなら

安い買い物じゃないか?

と思い、
普段、ぎりぎりと血が出るほど歯を食いしばって締め付けているくらい固い財布のひもを
思い切ってゆるめてみました。

葉っぱちゃんにはどこまでも甘くなれる自分を知った次第です。



  

冒頭の写真が、レチューザの内容で、鉢、鉢底、潅水セット、になります。
七咲は二鉢買ったので、二つずつあります。(当たり前だ)

で、これが潅水セットの内容。

まず、「クレイ」(これがレチューザが独自に開発した、潅水用の鉢底に敷く土)
それから、説明書。
あと水位計と、給水シャフト。

では、これを、ウキウキ組み立てて行きましょう♪
と思いきや、

説明書が全部英語!!

ウオー、ノー!!

七咲、中高と英語は教科書を一夜漬けで丸暗記して80点とか取ってた人なので
実力テストとか抜き打ちテストになると驚異の一桁をたたき出すくらい

英語が苦手!!

しかも高校生の倍の歳になった今や、教科書の英文を何一つ覚えているわけがない!
(多分、今なら幼稚園の英語クラスにも付いていけない気がする)

いやしかし、それでもこれを解読しないと買った意味がない!!
頑張れ、大人!
(学生は勉強させてもらえる身分だけど大人は自力で勉強しないといけない)
と、気合いを入れて説明書の解読を試みて、数分。

違う!!コレ、ドイツ語!!(がーん)

なんで一目見て解らないのかね。
洒落にならんほど英語が苦手かね。
というか、ほんとにこれドイツ語かね?(ヨーロッパ語か)←少なくとも英語ロシア語には見えない

とうなだれていると、日本語の簡単な説明書発見!
輸入元さんが、日本語で説明書作ってくれてた~(涙)
(とはいえ、本当に簡単な感じなので、説明書の解読はやはり試みないといけない気分になる)
(今はネットの翻訳サイトがあるので心配ご無用だ)

気を取り直して、鉢を組み立てる事にする。
幸い、組立説明書は図解だったので、言葉の壁を感じずに済む。
(世界が全て図解で成り立っていればいいのに。…いや、今度は図解の壁問題が起こりそうだな)


鉢底に給水シャフトを取り付けて、これを鉢の中に入れますよ。

右の鉢は鉢穴がないただの容器。
左の鉢底が上げ底になっていて、鉢内にたまった水を吸い上げる、って寸法。
(写真じゃ解りにくいか…図解必須か…)


ハイ、問題なく入りました。

小さい丸い穴は、あげ底の足。中央上の大きい穴が、水を吸い上げるようになってます。


次に、水位計(これも単純に組立)を、給水シャフト部分にセットします。


ハイ、これも問題なくセットできました。順調です。
(いやここまでで順調じゃない方がこわいくらいだが)


次に、クレイ(土)を鉢底に敷きます。

このクレイが、この会社が開発した独自技術「レチューザ」の一押しらしいのですが

どう見てもただの石にしか見えない。

いや、こんなことで文句を垂れるのは七咲くらいでしょうか…。
(でも本当にスーパーとかで売ってる「鉢底の砂」みたいなものなんだもの)

あと、こんなちんまい量で鉢底全てが埋まるのか不安になる。
そういえば、クレイだけ単体販売してたよな。あれ、足りない人用なのかな。
いや、でもセットで買ってるのに、セット内容が足りないってことは、基本的に考えられないよな。
…日本ならな。
これドイツから来たんだよな。足りないとしても文化の違いは尊重しないと駄目だよな、やっぱり。

と、やる前からいちいち不安材料をかき集めてわざわざ自分から進んで不安になる

根っからマイナス思考人間。

悩んでても仕方ないので、入れてみましょう。


何の問題もなく、十分に足りました。

(専門用語で取り越し苦労と云います)

と、ここで問題発生!!


なにこれ。何この三角の。

いやー!なんか部品余ったー!!!

土入れたのに!また土抜いて組み立て直し可?!そんなヒドイ有様ってある?!

土の量が取り越し苦労だというのなら、この余った部品は取りこさなかった苦労というもの!
だったらやっぱり、最初に取り越しておいた方が、同じ苦労でも苦労の度合いが違う!!
なんで取りこさなかった、七咲!

と、思っていたら。


給水シャフトの蓋でした。
(おのれ、無駄に驚かせおって…)←八つ当たり

こんなところに蓋をするなんて誰が考えるでしょうか。

いや、でも蓋をしておかないと羽虫とかどんどん侵入して、鉢底に溜めた水たまりに
羽虫の死骸が浮きまくり、とかいうホラーになるからかな、やっぱり。
グッジョブです、ドイツの人!グーテンターク!!(そりゃ「こんにちは」だ。ダンケダンケ)



というところで、鉢の組み立てはおしまいです。
あとはここに、植物と土を入れるだけ!

思った以上に簡単な作業で、あっという間に終わりました。

問題はむしろ、いつもやってる「植物の植え替え」の方かも知れません。

何事もなく、植えかえられるよう、考えられる限りの取り越し苦労をしておくとして。
植え替えの記事は、次回です!!

…いや、もう植え替えちゃったんですが、
「植え替えた近日に枯れた!!」となっては目も当てられないので、1週間ほど様子を見守って
記事にしたいと思いまして。
(これも取り越し苦労になればいいのですが!いやホント!)



  

底面潅水とは、鉢の底に水を入れておいて底から水を吸わせる方法です。
七咲ファミリーにも、我流で底面潅水を施してます。

底面潅水が初耳の方の為に以下、説明ですが。

受け皿に水を溜めて、鉢底の穴から水を吸わせます。
こうするとじわじわ時間をかけて鉢内の土が水を吸うので、鉢内に水が行きとどきます。
土が乾きすぎて、上から如雨露で潅水しても浸みずに流れ出てしまう時は、この方法です。
ただ、水を入れっぱなしで放っておくと、鉢内がいつまでもじめじめして根腐れするので
浸透したな、という頃合いを見計らって水を捨て、今度は通気を確保してやらないといけません。

ところが、
この「レチューザ」は、その浸透と通気を鉢内でうまいことやってくれる鉢(らしい)です。

とはいえ、腐っても七咲、それを鵜呑みにするほど人が良くはありません。

根腐れせず元気に育つ、ドイツから来た新技術!!が、売り文句でしたが
念のため、この鉢に植えるのは

じめじめじっとりの湿潤が好きで好きでたまらない!

という性質の子を植えよう!と決めて、吟味に入ります。

鉢は二つ、新居にお引っ越しする子は、二植物。
選抜ポイントは、

1、じめじめ好き(底面潅水に慣れている)
2、七咲のご無体についてこれない(今の鉢が性に合っていない)
3、そのくせ不死鳥のごとく蘇る(新住居が合わなくて出戻っても持ち直しそう)

という、3大条件!

本当は無条件なら、ガジュマル、ベンジャミン、アジアンタムあたりを植えたい所でしたが
今のところこの子たちは、七咲のご無体にそれなりについてきてくれているので(頑丈)
今の住居(鉢)でもなんら不満はなさそう(に見える)なので、一時、保留するとして。

上記の三大条件を満たすのは

毎年毎年、衰弱しては三途の川までスキップしていってしまう
ブレイニアとパリソタ!!

新居にお引っ越しは、この二植物!に決定です。


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2 コメント

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みんサンに♪ (七咲)
2010-06-08 16:36:18

『ただごと』にも足を延ばしていただいて、ありがとうございます!
葉っぱの記事になるなら、と節操無くガツガツ書いております

なるほど通販生活で紹介されてたんですネ。
(CMしか知らないんですが、「良いもの」載ってるな、ってイメージです♪)
七咲もネット環境にありながら自分から情報を集めたりしないので
みんサンのコメントは「うんうん解るな~」って感じでした。
ウチの子もこの鉢に入れ替えた途端、何らかのトラブルに見舞われ
「下調べしといてよ!」と葉っぱに怒られそうな気がしてます。
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Unknown (みん)
2010-06-05 18:51:26
買われたのですね~『ただごと』の方も読ませていただきました。
私は通販生活で見つけたのですがそこには大型の鉢しか紹介されておらず、大きすぎるなぁって迷っているうちに植えるつもりだった肝心のポトスが枯れるというサプライズが・・・
せっかくインターネットがつながっているのですから、あちこちいろいろ探してみないといけませんね~
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