週末お天気に恵まれず
この日も朝から雨・・・
諦めていた所に 雲の切れ間より青空が・・・
お昼からでも登れるお山という事で
金剛山に行く事にした
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空からお日様も顔を出し始め
冬というには余りにも温かな日となった
道には雪もなく
季節をタイムスリップしたかの様に
土が身近で
急な登りに吹き出る汗を吸われる
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風は優しく慰めるように吹き
そよぐ草も嬉しそうに日を浴びている
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熊笹の葉が 一面を飾り
春の訪れを楽しみにしてるかのよう
樹林の隙間から差す
お日様の光も優しく溶けていく
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午後から登ったという事もあり
影が普段と異なる陰影に少し感激しつつ登る
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石標が静かに道案内人の様に佇む
しかし・・・
冬は冬の面差しを残していた
標高が上がるにつれ、白いものが地面を多い
ツルツルに固まり アイスバーンとなって
立ちはだかる・・・
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ここからは緊張を強いられる
そして、この急登の凍った道で事故も発生
凍った道に足を取られたのか
転倒して・・・どうも足を痛めたよう・・・
歩ける様子はなく・・・救助となる・・・
背負うものも
背負われるものも辛いが
早く助ける事が優先に 頑張る・・・
山は静かにその様子を見守っていた・・・
その方が救助隊と合流して助かった事を確認して
その場に別れを告げ 先を急ぐ
主人と・・・救助経験があるものの
その時々の対応は難しいね・・・と話をする
助けるも、助けられるも
山ではお互い様・・・
無事に下山する事が大切だから・・・
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山頂の転法輪寺の境内の階段を下って
国見城あとの広場でのカマクラを見て
山頂広場へと進む
この間 道はまるでスケートリング
軽アイゼンなしではスッテンコロリとなりそう・・・
慎重に歩く
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特に下りは注意が必要
景色等を見る余裕は無かった
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雪のなくなったところで
漸く余裕もでき
お空を見ながら歩く
下りの空は
なんと優しい眼差しで見下ろしている・・・
風も穏やかで
春の趣と同じ・・・
アクシデントはあったけど
念願の山歩きが出来て
ホッとしながらひと時を愉しむ
お山は色々な事を見せてくれる
その度に経験を教えてくれる・・・
ありがとう・・・
ヤマは単独は怖いです
応急処置用に三角巾から消毒液から包帯からと
結構多くのものをザックに入れてはいても
使うことがないのが何よりですね
山歩きをしなくなった私ですが
時々人気のないところに写真を撮りに行ったりするもので
リュックには15mロープとカラビナ
三角巾と包帯や消毒液
絆創膏や痛みどめ
そして水やナイフが入っています
ロープ以外は使ったことがありません
しかもザックの上げ下ろしに使う程度
普通の人なら背負ったまま上り下りされるのでしょうが・・・
気を付けて山登りを楽しんでください
なかなか良い山名ですね
登山道のまっすぐ伸びた木立の
間から帯状に射す陽光が美しく幻想的です。
凍結した雪道での転倒
負傷者の救助お疲れ様でした。
誰も通らない登山道だったら~と思うと怖くなります。
私は雪の登山道はアイゼン着用を心掛けています
頂上の「カマクラ」がなかなか風情あって、良い感じですね
金剛山は霊峰として、里の人々に親しまれてきているお山で・・・身近に登る方が多い所です
手軽なお山とあって・・今回は救急道具を持たずに行って
遭遇してしまったのです
悔やまれるkとばかりです
あるもので対応するしかなく
本人はきっと辛かったのに、がんばっておられました
やはり、常備品は手抜きをせずに・・・
お守り代わりに道具は持っていく事にしました
本当に・・・ryuuke158様の準備は正解だと思います
用心に越した事は事はありません
良い勉強になりました・・・
ryuuke158様も、お気を付けて下さいませね
コメントありがとうございます
金剛さんは古事記・日本書紀の時代から、歴史の表舞台になっており、霊峰として、信者たちの信仰の神聖な場でもあり、修験道として活動されているお山です
人の賑わいの陰で
ひっそりと佇む静寂な姿もまた…魅力の一つです
授業の一環で、小学生の子が耐寒登山に登らせられるのですよ
但し、事故も多いようで、山頂には、救助部隊が待機するほど・・・
そのお陰で助けられておりますが・・・
凍結した道は
甘くみず、すぐにアイゼン着用が一番ですね
でも、尾根道に出るまで背負って歩くのは
背負うものも、背負われるものも大変だったと思います
本当に・・・助かってよかったです
コメントありがとうございます