山に癒されて…♪

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紅葉は散りし初冬のお山で見たものは…三津河落山3 大和岳 名古屋岳編

2017年11月19日 | 山登り 近畿 台高・高見山方面
2017年11月12日 ☁/☀ 大台ヶ原 三津河落山(さんづこうちやま)(最高点如来月1654m)



筏場道を経てコブシ峠から三津河落山へと向かう急登からの続きです






突然のご褒美に歓喜しながら
六角花の咲き乱れる樹林帯の尾根を歩きます







何度も 何度も足が止まり なかなか前に進めません…



日出ヶ岳



霧氷先に見える日出ヶ岳も どこか白髪交じりのよう…
そちらでは たくさんの人で賑わっている事でしょう?



 樹林帯から漏れる空が明るくなり
 その先に期待するかがあるよう…



空は青く輝き
六角花盛り!


 樹林帯の向こうが開けて
 樹林帯から飛び出すと…




わぁ~~~♪


笹原の稜線が 穏やかなを描いて広がります








一気展望が開け 押しやられた雲の下に 
台高山脈が連なって見えます




三津河落山(さんづこうちやま) 日本鼻 大和岳



目の前には 三津河落山が大和岳まで
笹原の稜線を延ばして お出迎え!


女神様~ ありがとうございます~ 
最高のご褒美で~す




さて…



 三津河落山へむかいます
 桜を思わせる六角花を添えた日本鼻




雲一つない青空のキャンバスに
自然の芸術品があちらこちらで作られています

言葉不要のギャラリーに心奪われっぱなしです







チチは どんどん進み
私は 足止め数知れず…

それでも進まねば 目的が遠くなってしまいます…




 空はどこまでも青く…三津河落山へ

振り返って釜之公谷 台高山脈方面




歩いたルートを振り返ってみますと
壮大な笹原の稜線は続いています

その笹原にも霜が降り 
日が当たる部分が輝いております



 

日出ヶ岳が目線の高さに…





エビのしっぽが 行ってらっしゃ~い♪





日本鼻の稜線を見ながら 三津河落山(さんづこうちやま)のてっぺんに…



 尾根を突き上げるとそこが三津河落山
 三津河落山(さんづこうちやま)の石碑




三津河落山如来月 日本鼻 大和岳総称だそうです

そして 三津河落山の石碑のある所が
名前の由来となった 三つの川に分水する地点だそうです


一つは 釜之公谷から本沢川 吉野川 紀ノ川へと流れ 最終的には大阪湾に至り

二つは 西の谷からは 宮川となり伊勢湾に至るそうです

三つは 西大台から中の滝から東の川、北山川 熊野川に流れて太平洋に至るという


その三つの分水嶺の山頂に 立ちます





三津河落山(さんづこうちやま) 1628m



方面には 台高山脈が広がり
その北端の山々には 雲がかかっていますが
すっきりと晴れた青空は この上ないご褒美を見せてくれます




台高山脈 真ん中に高見山




三津河落山の最高点の如来月は後ほど行くことにして
まずは先ほどから誘う様に覗いています日本鼻と 
その向こうの大和岳まで足を延ばしてみます





 まずは北西に伸びる尾根へ
 ますます花開く六角花





日本鼻へと延びる笹原の広い稜線
北側の斜面は霜が降りたまま…白くなっています

冬は確実に訪れて
山は眠りに入りつつあるのでしょう・・・





 尾根を歩いているとは思えない広さ




天空の草原に立つ1本の木
風当たりも何のその!凛とした立ち姿
その向こうに広がる台高山脈が 沈黙の眼差しで見ております



 朽ちた株もオブジェとなりて道標…
 農林水産省の雨量計




言葉は…いらない…


 初冬の花見 六角花満開
 日本鼻を登っていきます
 日本鼻の鼻先にチチは立った…?

日本鼻




日本鼻の鼻先は 私の団子鼻のように広がっています
そのだだっ広い向こうに見える建物は…?


 建設省の雨量計でした
 その先のピークは…?
 石碑が…日本鼻とは書かれていないよう…
 わからないまま 引き返すことに
 草原のような日本鼻 頂点はどこなのかしら…?





樹氷に包まれた日本鼻… 
その名の由来がとても気になります…
○○…は 山の稜線のつき出た部分を指す事が多いはずですが…?

ここは 突き出た…というより だだっ広い

地図で確認すると…
そう見えなくもないような…気もしますが…
一つのピークをそう呼んだのでしょか…?


気になりながらも 霧氷の間を通って
大和岳へと向かうことにします…






樹氷の向こうに大峰山系の山が広がります



行者還岳


 笹原の尾根は 急な下りです
 


振り返れば 日本鼻


 日本鼻へと 登り返し…



北面に台高山脈が広がり 高見山の姿が見えます



 もうひと踏ん張り!
 石の標識
 オブジェの標識

大和岳 1597m



大きな老木が目印のように立っています


 経ヶ峰の向こうに大峰山脈が連なる

黒石岳 伯母ヶ峰




以前登った黒石岳 伯母が峰をはじめ 大峰山系の面々が連なり 
大普賢から白髭岳と懐かしき姿を望みます

直に登った時と こうして距離をおいて見るお山は…
また、違った魅力を見せてくれます



 さて三津河落山まで戻ります
 下った道は登って ホッチラコ!
 農林水産省の雨量計 白い建物見えてきた!




周りを見渡すと 大峰山脈台高山脈を繋いでいるよう

おぉ~白髪岳も見えています~


 自然のオブジェはやっぱりすごい!
 柵も氷のアクセサリー




三津河落山1628m地点に戻ってきたよう…


 三津河落山 1628m



このあたりから 再び 風が強く吹き付けてきます
そして六角花が散っていきます

この時期の六角花の寿命は短いよう…
自由奔放に吹く風に翻弄され 散る氷の花弁が落ちてきます

そんな花吹雪の中を 
三津河落山最高点を目指して進みます



 六角花の落ちる花びら ちょっと痛い!
 散った氷の花びらが 溜まっています
 風がかき乱す霧氷の乱舞





氷の花弁が散らばり 不思議な空間が広がります

倒木が無造作に置かれたままでも
自然の姿は 不自然さを感じさせません

標高をゆっくりと少し上げながら進みます…

日の当たる部分の氷は解けて 
青さの残る樹木が囲むピークに それを 見つけました



 石標

如来月1654m(三津河落山最高点)



岩稜と倒木と樹林 そして苔
大台らしい雰囲気がある薄暗い樹林帯のピークが三津河落山の最高点
でも…展望は望めません


 長居は無用と 下っていきます
 斜面は急です やはり笹道は苦手意識が生まれます!

振り返って…



 笹の道はどこまでも…



木枝の間からのぞく空 どこまでも青く…


 コルに出た模様…と言う事は…




笹床の斜面の登り返し

ホッチラホッチラどっこいしょ




 尾根の分岐をに登ると…
 小さなピークに出ます

名古屋岳



名古屋岳とは…なぜ…

名古屋岳には 名護屋岳の字もあるとかないとか…
謂れは何でしょうね…

ここに来て になることが また一つ増えました
調べ物は増える一方です





下りはやはり笹原の樹林帯
笹道の下りは 笹葉の下がわかりにくく歩きにくい

それでも 笹道についた踏み跡を外さないように下っていきます



 フェンスに突き当たります
 左方向へとフェンス沿いに歩いていきます





フェイス沿いの道を外さないように下っていきます

目の前の樹林帯の間から覗く日出ヶ岳を見ながら
どんどん下っていきます
どんどん下っていくと…あれ…?
見たような雰囲気のところに…

もしや…もしや…



 柵のところに出ます
 振り返って ギョッ!



植生保護!の看板が…

気付かなかったとは言え…
ごめんなさい!



 そそくさと道を外さ無いように離れます



往路に使った分岐に出ました…

 
 川上辻に戻ります



ここから日出ヶ岳へそのまま登っていく予定でしたが
張られたロープの先に 
植生保護の為立ち入り禁止の立て札が立ちはだかります
危険なので立ち入り禁止!とはまた違う圧力を感じます…

自己責任の問題ではないです…ね

これはいかない方が良さそう…

諦めて帰る事にします



 川上辻入り口を出て県道を横断します

 筏場大台ヶ原歩道を歩きます 
 ここはまだ管轄領域を外れるよう…
 大台ヶ原への標識





舗装道路の県道は車の往来が比較的多いため
案内板や標識を確認して遊歩道を歩きますが
この部分は管轄外のところなのでしょうか…

道が荒れたままにっている所を 多く見かけます


それでも舗装道路を歩くよりは 歩きやすい



 こうした通行止めの看板があります



ここには監視員が配置されているようです
そして 西大台への許可書確認がされるよう…

ちょうど一人の登山者が 許可書の確認をされおり
出入りの確認をしっかりとしていました


私の方は、閉鎖されていなかったとはいえ 逆からの通り道となり
監視員から 大丈夫でしたか?と声をかけられます

特に違和感を感じるでもなく 自然に…

道が崩壊しているため 何もないのであればいいのです…
話しかけられます


こちらも 大丈夫である事道の状態を説明し
軽く会釈をして別れます


ただ…責任の所在かでしょうか…
管轄外での事故を避けたい感じがします…




 ここからは しっかりと整備された道歩道を進みます
 
大台教会



チチがふと…若かりし頃ここで素泊まりした時の様子を
懐かし気に…嬉しそうに…話をします

思い出が残っているというのは 嬉しいものです♪



 大台ヶ原駐車場への階段 最期の登りです



駐車場は賑わいを見せております

帰る車もあり 所々空きが出来ていますが
朝と比べると 大違いです
バスセンターにもたくさんのバスが待機しており
広く見えた駐車場が狭く感じます

力強く大暴れしていた風も静まり
穏やかな秋晴れの下 皆さん楽しんでこられたようです

登るはずだった日出ヶ岳が ルート上の訳ありで中止となり
時間が余ったところで 施設観光をすることに…
そして ついでに空腹を満たすことに…



 きつねうどん一杯~♪


後は いつもの如く温泉♪ 温泉♪
程よい疲れが心地良い帰り道
見送ってくれたものは…













行者還岳


大普賢岳










最期までお付き合いくださいまして
ありがとうございます♪







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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
のんびり夫婦の山遊び様 (nanekobi5963)
2017-11-29 00:27:14
こんばんは♪

この時期に見る霧氷は本当に桜を連想させます
まだ無雪期に 樹木に咲かせた霧氷は
ある意味見ごたえがありますね
越前岳も冬の花を咲かせるお山なのですね

紅葉の後に咲かせてくれる六角花が楽しみですね

お山は本当に素敵なサプライズで楽しませてくれます
これからも楽しみ一杯ですね

コメントをありがとうございます♪
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霧氷 (のんびり夫婦の山遊び)
2017-11-28 20:39:53
nanekobi5963さん、こんばんは!
三津河落山、笹の稜線上に花を咲かせた霧氷は本当
に綺麗でしたね。書かれているように稜線に山桜
が咲いているかのようですよね。
大分前の冬でしたが、富士山隣の越前岳に上った
とき、相模湾から湿った風が斜面の木々に白い花
を咲かせ様は、同じように山桜のようでした。
こちらはもう少し紅葉をと思っています。
返信する
hanasakuoka様 (nanekobi5963)
2017-11-25 22:19:34
こんばんは♪

hanasakuoka様に 「素晴らしブログ」と言われると
本当に嬉しいです♪

hanasakuoka様のブログに憧れながら
自分なりのブログを模索しておりますので
とても励みになるお言葉
ありがとうございます

樹氷は本当に予期せぬ贈り物の様で
感激しました 
本当に こんなサプライズがあるから
止められないのですよね お山は…♪

本当に励みとなるコメントを
ありがとうございます♪
返信する
Unknown (hanasakuoka)
2017-11-25 00:31:22
なんて、素晴らしい樹氷ですこと。
尾根で展望開けて空は真っ青で。
読み進む中では想像もできなかったこの景色。
これだから、山は止められませんよね。
本当に、素晴らしいブログです。
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バボ様 (nanekobi5963)
2017-11-24 11:51:42
こんにちは♪

本当に 恵まれたというか 贅沢な山歩きができました
紅葉を通り越して霧氷まつりへと誘われ
空もくも青々と晴れ渡り これがあるから 止められませんね

時に試練を与えてくるお山ですが
最高のご褒美も隠し持っていますから
それを楽しみに 続けて行けるのかもです♪
バボ様もきっと同じなのでは・・・(^^)

コメントをありがとうございます♪
返信する
山ばか夫婦の山歩様 (nanekobi5963)
2017-11-24 11:48:16
こんにちは♪

本当にgoodなタイミングで登れた事に感謝してもしきれません
大台ヶ原で こんな絶好の山日和はあり得ない事なので
本当に恵まれた1日を頂きました

規制も厳しくなっておりますが 自然保護のため…仕方がないようです でも、本当に自然そのままに残され
いいお山だと思います
機会あれば 是非ともお越しいただきたいと思うほどです

その時には お声をかけて頂けると嬉しいですが(^^)v

返信する
こんばんは‼ (バボ)
2017-11-23 21:34:17
落ち葉の危険なルートから、ホントに素晴らしいサプライズの霧氷祭りですね‼
こんな景色を見れるから頑張り甲斐がありますよね。

綺麗な霧氷に素晴らし景色…羨ましい限りです。(^^)/
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Unknown (山ばか夫婦の山歩)
2017-11-23 20:13:03
青空のキャンパスに樹氷、この時期寒さが演出して
この美しさを見せてくれますね。
大台ヶ原は未踏ですが、いつか行きたいと思って
います。
返信する
J-Blue様 (nanekobi5963)
2017-11-19 23:22:09
こんばんは♪

本当にラッキーというか 良いタイミングで
チチの読みが当たって素敵なお山に登れました

貴重なアドバイスありがとうございます
本当に J-Blue様の言う通りです

今回は奈良の大台ヶ原というところの
人があまり行かないお山で 呼び名…私も知らず
ミツカワオチヤマと呼んでいたら
サンヅコウチヤマと聞いて 驚いていました

山の呼び名は難しく 頭痛めます
気の利かないnanekobi ですが これからも
気付いたこと 教えていただけると助かります

本当にありがとうございます♪
返信する
素晴らしい写真ですね! (J-Blue)
2017-11-19 17:55:04
今晩は。
今回の「紅葉は散りし初冬のお山で見たものは」シリーズの写真が
素晴らしいですね。グッドタイミングの時に行き、写真が撮れた感じで
こうした機会は滅多に無いと思いますが、ラッキーな出逢いと言って
良いのでしょうか!

晴天の空に白い霧氷?海老の尻尾?コントラストの効いた写真とこんな
写真が撮れたのが羨ましいと思いました。
私が山に行くのも写真を撮る為、この写真を見て反省しながら、無精しては
良い写真は撮れない・・・・実感しました。

そして少しお願いですが、地名とか山の名前が解らない、或いは読めない事が有り
難しいと思える所にカナを振って頂けると有り難いです。
身勝手な申し出ですがごめんなさい。
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