2018年9月23日(日)☀ 立山三山
夏に剱岳に登ってから 季節はもう
秋本番となり出しました
不思議なものです
夢にまで見た源次郎尾根から剱岳に登って
満足していたはずでした
それが…いつしか…
立山の山々を取りこぼした気持ちが湧いてきて
夏のお山に忘れ物でもしたかのように
ず~っと気になっておりました
一つ願いが叶ったというのに
その周辺のお山が気になりだすと
新たなる欲望がふつふつと湧き出てきます…
なんと欲深い人間でしょう…
そして 取りこぼした山々に引き寄せられるように
再び立山・室堂に来てしまいました…
秋の立山の様子をのんびりと綴ってまいりたいと思います
どうぞ、気長にお付き合い下さいませ
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立山 一ノ腰 浄土山
早朝5時…
立山駅のケーブル乗り場のチケット売り場に行きますが
もう…既に長蛇の列!
買えたチケットは 4番目の63便
始発は6時発!
乗れる便の時間は 6時30分!
今日は臨時便が出ており10分毎に出るとの事で
4番目でも 30分ほどで乗れそうです
待ち時間の間に 朝食を軽く済ませる事にします
掲示板に出された気温は
立山室堂で 8.8度…
そりゃ~寒く感じるはずです…
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気温の差が大きく 体が追い付かない感じ…
上着で調整をしつつ様子を見る事にします
立山室堂ターミナル
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立山
おぉ~
なんとまぁ~
この空!
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今日の空の清々しさ♪
秋雨前線の合間のお天気とはいえ
山の女神さまが微笑んでくれたよう
しかし 天気図を見る限り
この天気も長くは持たないはず…
崩れる前に 目的のお山を歩きたいものです
ターミナルの込み具合は 前回より少ない様に感じますが
先行者たちが このお天気に誘われ 早々に出発した為でしょう
我が家も 早々に出発していきます
遊歩道の道もさわやか
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こんな景色だったのね♪何度も確認してしまうほど…
一ヶ月前の時と同じ所とは思えない景色です
必然的に テンションが上がっていきます
しかし…
立山の怖さを後に知る事となるとは…
それも…山の問題ではなく…
人気の山故の出来事に直面するなど
この時考えも及ばず
ただただ 空の青さに
心浮かれておりました
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みくりが池方面へ…
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ミクリガ池
静かな水面に浮かぶ山の影…
こんなに静寂とした深い青緑の池だったのかと
足が止まり… 改めて見入ってしまいます
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石畳の遊歩道の先に見える みくりが池温泉と
その後ろから 別山の陰から覗いてる剱岳が見えます
地獄谷と奥大日岳
みくりが池温泉
火山ガス情報ステーション
万里の長城のような遊歩道を進んでいくと
硫黄の臭いが強くなってきて みくりが池温泉が近づきます
その前を通り越して エンマ台へと進みます
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エンマ台から望む 地獄谷と奥大日岳
エンマ台(地獄谷展望台)に着くと 地獄谷が広がり
先月見られなかった地獄の景色を目の当たりにします
エンマ台(地獄谷展望台)
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雷鳥荘と右にリンドウ池
エンマ台から進行方向の正面には別山が鎮座し
その下には雷鳥壮が見えます
先月と同じルートを歩いているのに
何か違うルートのように感じます
今日は見るものすべてが新鮮で
リアルに 秋の風情を漂わせる景色に目を奪われます
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血の池と浄土山
血の池の向こう側に
尖がり帽子の頭を覗かせているお山!
あれは浄土山… 何故か気になる…?
ぽつんと離れて鎮座する そのお山が気になる私…
いつか チチにおねだりして 行って見たい…
また一つ
ここに来る理由を見つけました…
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血の池
血の池というよりも少し錆色的で
周りも黄金色になり 秋の装いが濃くなっています
絨毯を広げているような湿地帯…
許されるものなら…歩いてみたい…
思わず そんな衝動にかられます…
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リンドウ池 奥大日岳 雷鳥荘
雷鳥壮に向かう途中にも池があります
このリンドウ池は 渇水期には
水がなくなり消える事があるそうですが
今年は雨も多い為でしょうか
先月も 今回も姿を消さずに残っています♪
雷鳥荘
雷鳥荘前の登山道
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別山と雷鳥沢キャンプ場
景色も今日はすっきり見渡せます
眼下には 今から行く雷鳥沢キャンプ場が広がり
裾を広げた別山の姿が綺麗に見えます
雷鳥沢キャンプ場へ
賑わいもそこそこにある広場を通過して
下へと続く石畳の階段を ゆっくりと下っていきます
その途中で 雷鳥沢とは反対側にある地獄谷が見えてきます
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地獄谷とエンマ山 右に大日岳と奥大日岳
昔は通る事が出来ていましたが 火山活動が活発になった為でしょうか…
火山ガスの問題で 現在は通行止めとなっております
ここが歩けたら あの長い 長~い
万里の長城のような道を歩かなくても済むのですが…
雷鳥ヒュッテとロッジ立山連峰
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雷鳥沢キャンプ場
賑わいを見せるキャンプ場ですが
思いの外 少ないように感じます
今から増えるのでしょうか…といっても
見事にテントの花は咲いていますが…
ヤマハハコ
雷鳥沢キャンプ場
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浄土沢へと下る
ここで少し足を休めてから出発する事に…
前回と同じベンチが空いていましたので
そこに腰掛けて 休みます
膝の悪いチチにとって ここまでの石段の下りこそ
地獄谷のように思えます…
何も言わないけれど 歩く後ろ姿から伝わってきます…
さて 次は剣御前小舎まで頑張りましょう
雷鳥坂の急坂を越せば 別山乗越です♪
称名川を渡る
分岐の標識
浄土沢と雷鳥沢の出合
称名滝の上流に位置する 浄土沢を少し齧って
雷鳥沢へと方向を変え 雷鳥坂へと取付きます
雷鳥坂の取付きの標識
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石上の標識
雷鳥坂への取付きの標識から右に曲がると
石の上にもゴゼンの 赤印があります
ここから本格的な登りとなり
暫く急登とのお付き合いです
山は最高の御天気で迎えてくれます♪
今回は 縦走ですが 荷は日帰り程度のもの♪
10kgに満たないザックに まだ気持ち的には余裕があり
前回の時とは違って 少し甘く見ていたのかもしれません…
そして 忘れていた高度障害に この先…
苦しむ事になるなど考えもせず
ルンルン気分
で登って行きました…
コースタイム
5:00 立山駅 ケーブル乗り場 ⇒ 6:40 美女平(高原バス) ⇒ 7:30 室堂バスターミナル → 7:45 室堂 → 8:20 雷鳥沢キャンプ場 8:30 → 9:59 別山乗越(劔御前小舎) 10:10 → 10:37 別山(南峰)2874m → 10:45 別山(北峰) 2880m 10:50 → 11:40 真砂岳 2861m 12:00 ~富士ノ折立 2999m~ 13:08 大汝山 3015m13:15 → 13:30 雄山(雄山神社)3003m → 14:20 一ノ越 14:30 → 15:00 室堂バスターミナル ⇒ 15:32 立山直行臨時便・高原バス⇒ 16:35 立山駅
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つづく
私の自己世界の山歩きの日記です
ルート参考にもならない長いブログとなりますが
お付き合い下さる方々に心から感謝いたします
夏に剱岳に登ってから 季節はもう
秋本番となり出しました
不思議なものです
夢にまで見た源次郎尾根から剱岳に登って
満足していたはずでした
それが…いつしか…
立山の山々を取りこぼした気持ちが湧いてきて
夏のお山に忘れ物でもしたかのように
ず~っと気になっておりました
一つ願いが叶ったというのに
その周辺のお山が気になりだすと
新たなる欲望がふつふつと湧き出てきます…
なんと欲深い人間でしょう…
そして 取りこぼした山々に引き寄せられるように
再び立山・室堂に来てしまいました…
秋の立山の様子をのんびりと綴ってまいりたいと思います
どうぞ、気長にお付き合い下さいませ
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立山 一ノ腰 浄土山
早朝5時…
立山駅のケーブル乗り場のチケット売り場に行きますが
もう…既に長蛇の列!
買えたチケットは 4番目の63便
始発は6時発!
乗れる便の時間は 6時30分!
今日は臨時便が出ており10分毎に出るとの事で
4番目でも 30分ほどで乗れそうです
待ち時間の間に 朝食を軽く済ませる事にします
掲示板に出された気温は
立山室堂で 8.8度…
そりゃ~寒く感じるはずです…
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気温の差が大きく 体が追い付かない感じ…
上着で調整をしつつ様子を見る事にします
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立山
おぉ~
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なんとまぁ~
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この空!
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今日の空の清々しさ♪
秋雨前線の合間のお天気とはいえ
山の女神さまが微笑んでくれたよう
しかし 天気図を見る限り
この天気も長くは持たないはず…
崩れる前に 目的のお山を歩きたいものです
ターミナルの込み具合は 前回より少ない様に感じますが
先行者たちが このお天気に誘われ 早々に出発した為でしょう
我が家も 早々に出発していきます
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こんな景色だったのね♪何度も確認してしまうほど…
一ヶ月前の時と同じ所とは思えない景色です
必然的に テンションが上がっていきます
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しかし…
立山の怖さを後に知る事となるとは…
それも…山の問題ではなく…
人気の山故の出来事に直面するなど
この時考えも及ばず
ただただ 空の青さに
心浮かれておりました
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ミクリガ池
静かな水面に浮かぶ山の影…
こんなに静寂とした深い青緑の池だったのかと
足が止まり… 改めて見入ってしまいます
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石畳の遊歩道の先に見える みくりが池温泉と
その後ろから 別山の陰から覗いてる剱岳が見えます
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万里の長城のような遊歩道を進んでいくと
硫黄の臭いが強くなってきて みくりが池温泉が近づきます
その前を通り越して エンマ台へと進みます
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エンマ台から望む 地獄谷と奥大日岳
エンマ台(地獄谷展望台)に着くと 地獄谷が広がり
先月見られなかった地獄の景色を目の当たりにします
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雷鳥荘と右にリンドウ池
エンマ台から進行方向の正面には別山が鎮座し
その下には雷鳥壮が見えます
先月と同じルートを歩いているのに
何か違うルートのように感じます
今日は見るものすべてが新鮮で
リアルに 秋の風情を漂わせる景色に目を奪われます
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血の池と浄土山
血の池の向こう側に
尖がり帽子の頭を覗かせているお山!
あれは浄土山… 何故か気になる…?
ぽつんと離れて鎮座する そのお山が気になる私…
いつか チチにおねだりして 行って見たい…
また一つ
ここに来る理由を見つけました…
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血の池
血の池というよりも少し錆色的で
周りも黄金色になり 秋の装いが濃くなっています
絨毯を広げているような湿地帯…
許されるものなら…歩いてみたい…
思わず そんな衝動にかられます…
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リンドウ池 奥大日岳 雷鳥荘
雷鳥壮に向かう途中にも池があります
このリンドウ池は 渇水期には
水がなくなり消える事があるそうですが
今年は雨も多い為でしょうか
先月も 今回も姿を消さずに残っています♪
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別山と雷鳥沢キャンプ場
景色も今日はすっきり見渡せます
眼下には 今から行く雷鳥沢キャンプ場が広がり
裾を広げた別山の姿が綺麗に見えます
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賑わいもそこそこにある広場を通過して
下へと続く石畳の階段を ゆっくりと下っていきます
その途中で 雷鳥沢とは反対側にある地獄谷が見えてきます
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地獄谷とエンマ山 右に大日岳と奥大日岳
昔は通る事が出来ていましたが 火山活動が活発になった為でしょうか…
火山ガスの問題で 現在は通行止めとなっております
ここが歩けたら あの長い 長~い
万里の長城のような道を歩かなくても済むのですが…
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雷鳥沢キャンプ場
賑わいを見せるキャンプ場ですが
思いの外 少ないように感じます
今から増えるのでしょうか…といっても
見事にテントの花は咲いていますが…
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浄土沢へと下る
ここで少し足を休めてから出発する事に…
前回と同じベンチが空いていましたので
そこに腰掛けて 休みます
膝の悪いチチにとって ここまでの石段の下りこそ
地獄谷のように思えます…
何も言わないけれど 歩く後ろ姿から伝わってきます…
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さて 次は剣御前小舎まで頑張りましょう
雷鳥坂の急坂を越せば 別山乗越です♪
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浄土沢と雷鳥沢の出合
称名滝の上流に位置する 浄土沢を少し齧って
雷鳥沢へと方向を変え 雷鳥坂へと取付きます
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石上の標識
雷鳥坂への取付きの標識から右に曲がると
石の上にもゴゼンの 赤印があります
ここから本格的な登りとなり
暫く急登とのお付き合いです
山は最高の御天気で迎えてくれます♪
今回は 縦走ですが 荷は日帰り程度のもの♪
10kgに満たないザックに まだ気持ち的には余裕があり
前回の時とは違って 少し甘く見ていたのかもしれません…
そして 忘れていた高度障害に この先…
苦しむ事になるなど考えもせず
ルンルン気分
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コースタイム
5:00 立山駅 ケーブル乗り場 ⇒ 6:40 美女平(高原バス) ⇒ 7:30 室堂バスターミナル → 7:45 室堂 → 8:20 雷鳥沢キャンプ場 8:30 → 9:59 別山乗越(劔御前小舎) 10:10 → 10:37 別山(南峰)2874m → 10:45 別山(北峰) 2880m 10:50 → 11:40 真砂岳 2861m 12:00 ~富士ノ折立 2999m~ 13:08 大汝山 3015m13:15 → 13:30 雄山(雄山神社)3003m → 14:20 一ノ越 14:30 → 15:00 室堂バスターミナル ⇒ 15:32 立山直行臨時便・高原バス⇒ 16:35 立山駅
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つづく
私の自己世界の山歩きの日記です
ルート参考にもならない長いブログとなりますが
お付き合い下さる方々に心から感謝いたします
23日、立山も日和の天気だったんですね~しか
も雲一つない青空と前半は大変気持ち良かったこ
とでしょうね。
子の後高度障害になられたとは、大変でしたね。
立山は未踏ですので、レポを参考にさせていただ
き、来年の花の時期に歩きたいものです。
続きのレポのアップ、お待ちしています。
本当の前日の雨がウソのようなお天気でした
立山が 3000mを越える山である事
この時気にもせず登った結果でしたが((〃艸〃)
秋の装い濃く迎えてくれた立山は やはり素敵なお山でした
お花は少なかったけれど
黄葉が楽しませてくれました♪
長くなりますが 読んで頂けると嬉しく思います
コメントを有難うございます♪
どの写真にも一つも雲が写っていないとか、
山の女神さまがホント迎えてくれてますね。
テン場もこれで少ないくらいですか~
多い時には近くのテントから聞こえてくるイビキで眠れなさそうですね。(-_-)zzz
秋の長雨とよく言ったもので
今年は雨が多いですよね
その合間にこのお天気は 感謝の一言です♪
小屋泊りも鼾が気になる所ですが
混んだテン場の鼾も よく響き渡りますものね(笑)
秋日和の山を愉しみたいと思う願いとは裏腹に
また 大型台風…
九州の方は大丈夫なのでしょうか…?
心配です…
コメントをありがとうございます♪
見た三山をその後歩きましたが、夏山で、人込みの中
の山行でした。この時期のほうが、静かなハイクが
楽しめますね。
折立~薬師…ですか
いいコースですね♪
立山から薬師の縦走を計画するものの
中々機会得られずで歩けていません
立山三山も人気のお山のようで
この時期でもコースを選ばないと大変です(笑)
黄葉の時期はもっと多いのでしょうね♪
コメントを有難うござます♪