2018年9月16日(日)⛅ 木梶山
ハッピノタワからの続きです
台高縦走路出合のハッピノタワから
東面の伐採地より外れて樹林帯の中を進みます
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植林帯の鞍部から 整然と木の間の道は
秋の風を絡ませ 漏れる日のやさしさが心地よく感じます
樹林帯から抜け出て…
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稜線に出て切ると 樹林帯との境界がはっきりとして
視界が開けて 明るくなります…が
歩き初めにあった青空が消えていました
灰色の雲が空一面に広がり
ガスがゆっくりと降りてくる感じです
風の撫でられるように揺れる芒の穂に
季節の持つ少し寂しい雰囲気を感じます
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雲ヶ瀬山
振り返ってみても
雲ヶ瀬山の向こうに見えるはずの高見山は見えません
雲の中に隠れて 顔を見せてくれることは有りません
樹林帯の中に入り
急な植林の杣道を行くと
ハンシ山の標識が…
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ハンシ山 1137m
再び樹林帯の中に入ると
尾根の姿そのままに急な登りとなります
途中 樹林帯の中で分岐のようなところがあり
踏み跡そのまま辿って歩くと 尾根を外れてしまいそうです
そこにはテープがしっかりとつけられていますので
注意する事で回避は出来そうですが…
さて…
樹林の道を形状に沿って歩き 少し急な斜面を登ると
緩いピークのような所に出ます
その植林のピークがハンシ山のようですが
標識が付けられた木も周りに同化しており
気にして歩かねば 見落としてしまいそうです
植林帯の中を進む
広い植林のまっすぐな道
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何も特徴のない ハンシ山からは下り道
植林帯が続き コル辺りから 再び登りに変わる時
今日の植林の中に続く1本の道筋が 印象的に飛び込んできます
見慣れているはずの植林帯の光景が
今日はとても新鮮に感じ その表現しがたい魅力に囚われます
植林の持つこの空間…本当に惹かれます
南東方面が開けた尾根道
地蔵谷頭の標識
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地獄谷頭 1128.5m
左側が開けるところもありますが
ガスが下りて 赤ぞれ方面は隠れっぱなし…
そしてすぐに樹林帯の奥に引っ込む感じで歩きます
再び小さなピークらしき所に出ます
どうも ここが地獄谷の頭のようです
ここもまた 地図確認が必要のようです
地図確認をした後に
踏み跡に沿って やや右寄りに下っていきます
尾根に沿って下り道…
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下って…
登って…
ガスが広がって…
幻想的な世界になってきた…
薄っすらと浮か標識?
伊勢辻に着いたよう…
ここは 大又からのコースとの分岐点です
ここからは大又方面とは反対の左の東方向へと進みます
伊勢辻山へ向かおう
ガスは濃くなる一方だ…
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樹林帯の尾根を進めど ガスは濃くなっても
切れることはなさそう…
湿気の多い冷たい風が絡み
いつ雨に変わってもおかしくない感じ…
景色は望めないにしても 雨は落ちてこないで…
そんなことを考えながら悶々と歩きます
灌木の尾根道
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伊勢辻山
樹林帯の中から出ると ガスっていても やはり明るい
アセビの灌木が続く尾根を歩くと 伊勢辻山は目の前に
伊勢辻からは7分ほどで辿り着けます
一つのピークのような尾根が伊勢辻山です
先行者のパーティー3名が休まれており
その後ろを通って先を急ぎます
キンミズヒキ
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アセビ
アセビの群生が続き その中で延びる新芽が赤く色づき
まるで花を咲かせているように見えます
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ガスは一層濃くなり 5メートル先は見えません
こんな天気ではありますが 嫌いではありません
神秘的で こんな風情のお山も捨てたものではありません
ただ…道迷いしやすい所では 困ったものですが…
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お陰で道ははっきりしているので
先を行くチチの姿が見えにくくても まだ安心です
ミヤマママコナ
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痛々しくも横倒れる倒木の姿
幻想的でありますが 自然の厳しさも感じます
赤ゾレ山迂回路の分岐
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さて… こんな天気です…
赤ぞれを回避しようかどうしようか…ここで思案するものの
チチは迷わず 赤ゾレの方へ…
ガスっているからこそ
尾根伝いで歩く方が賢明と判断したのでしょうか…
登りは好きではありませんが
ついていく事にします…って
登りが嫌いで なぜ山に登る ってことになりますが…
山の不思議に憑りつかれてうん十年…
行かずにはおれなくなっているのは 中毒でしょうかね…
見た目より足元緩い…?
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ズルズル…
赤土?粘土? 腐葉土の下の土が
湿気を帯びてよく滑る感じです…
さぁ~ 気を付けて歩こう~!
アザミ
アキノタムラソウ
ピークらしきラインが見えて来た!
赤ゾレ山標識
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赤ゾレ山 1300m
景色など全くなし!
ガッスガスの山頂は静かな物でした…
ここでも一人の先行者に会います
ワンコ好きの方のようで
老犬に興味を持たれて挨拶に来られます
嬉しそうにお腹を見せる老犬ビビの醜態は笑えますが
微笑ましくもあります
その方は 地蔵谷からダイレクトに登ってこられたそうで
相方を待っているとか…
軽く言葉を交わして…
老犬ビビは濃厚に挨拶をして…
ここも 休まずに通り過ぎて行きます
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赤松の大木
赤ゾレ山から草地の尾根を下っていくと
目の前に あの赤松の大木に出会います
その横を通り過ぎて 樹林帯の中へと入っていきます
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見れば果てしない 灰色の世界
お先真っ白…?
何が出てくるのやら…?
木梶山はまだか…と歩を進めます
つづく
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台高縦走路出合のハッピノタワから
東面の伐採地より外れて樹林帯の中を進みます
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植林帯の鞍部から 整然と木の間の道は
秋の風を絡ませ 漏れる日のやさしさが心地よく感じます
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稜線に出て切ると 樹林帯との境界がはっきりとして
視界が開けて 明るくなります…が
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歩き初めにあった青空が消えていました
灰色の雲が空一面に広がり
ガスがゆっくりと降りてくる感じです
風の撫でられるように揺れる芒の穂に
季節の持つ少し寂しい雰囲気を感じます
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雲ヶ瀬山
振り返ってみても
雲ヶ瀬山の向こうに見えるはずの高見山は見えません
雲の中に隠れて 顔を見せてくれることは有りません
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ハンシ山 1137m
再び樹林帯の中に入ると
尾根の姿そのままに急な登りとなります
途中 樹林帯の中で分岐のようなところがあり
踏み跡そのまま辿って歩くと 尾根を外れてしまいそうです
そこにはテープがしっかりとつけられていますので
注意する事で回避は出来そうですが…
さて…
樹林の道を形状に沿って歩き 少し急な斜面を登ると
緩いピークのような所に出ます
その植林のピークがハンシ山のようですが
標識が付けられた木も周りに同化しており
気にして歩かねば 見落としてしまいそうです
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何も特徴のない ハンシ山からは下り道
植林帯が続き コル辺りから 再び登りに変わる時
今日の植林の中に続く1本の道筋が 印象的に飛び込んできます
見慣れているはずの植林帯の光景が
今日はとても新鮮に感じ その表現しがたい魅力に囚われます
植林の持つこの空間…本当に惹かれます
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地獄谷頭 1128.5m
左側が開けるところもありますが
ガスが下りて 赤ぞれ方面は隠れっぱなし…
そしてすぐに樹林帯の奥に引っ込む感じで歩きます
再び小さなピークらしき所に出ます
どうも ここが地獄谷の頭のようです
ここもまた 地図確認が必要のようです
地図確認をした後に
踏み跡に沿って やや右寄りに下っていきます
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下って…
登って…
ガスが広がって…
幻想的な世界になってきた…
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伊勢辻に着いたよう…
ここは 大又からのコースとの分岐点です
ここからは大又方面とは反対の左の東方向へと進みます
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樹林帯の尾根を進めど ガスは濃くなっても
切れることはなさそう…
湿気の多い冷たい風が絡み
いつ雨に変わってもおかしくない感じ…
景色は望めないにしても 雨は落ちてこないで…
そんなことを考えながら悶々と歩きます
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伊勢辻山
樹林帯の中から出ると ガスっていても やはり明るい
アセビの灌木が続く尾根を歩くと 伊勢辻山は目の前に
伊勢辻からは7分ほどで辿り着けます
一つのピークのような尾根が伊勢辻山です
先行者のパーティー3名が休まれており
その後ろを通って先を急ぎます
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アセビ
アセビの群生が続き その中で延びる新芽が赤く色づき
まるで花を咲かせているように見えます
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ガスは一層濃くなり 5メートル先は見えません
こんな天気ではありますが 嫌いではありません
神秘的で こんな風情のお山も捨てたものではありません
ただ…道迷いしやすい所では 困ったものですが…
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お陰で道ははっきりしているので
先を行くチチの姿が見えにくくても まだ安心です
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痛々しくも横倒れる倒木の姿
幻想的でありますが 自然の厳しさも感じます
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さて… こんな天気です…
赤ぞれを回避しようかどうしようか…ここで思案するものの
チチは迷わず 赤ゾレの方へ…
ガスっているからこそ
尾根伝いで歩く方が賢明と判断したのでしょうか…
登りは好きではありませんが
ついていく事にします…って
登りが嫌いで なぜ山に登る ってことになりますが…
山の不思議に憑りつかれてうん十年…
行かずにはおれなくなっているのは 中毒でしょうかね…
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ズルズル…
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赤土?粘土? 腐葉土の下の土が
湿気を帯びてよく滑る感じです…
さぁ~ 気を付けて歩こう~!
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赤ゾレ山 1300m
景色など全くなし!
ガッスガスの山頂は静かな物でした…
ここでも一人の先行者に会います
ワンコ好きの方のようで
老犬に興味を持たれて挨拶に来られます
嬉しそうにお腹を見せる老犬ビビの醜態は笑えますが
微笑ましくもあります
その方は 地蔵谷からダイレクトに登ってこられたそうで
相方を待っているとか…
軽く言葉を交わして…
老犬ビビは濃厚に挨拶をして…
ここも 休まずに通り過ぎて行きます
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赤松の大木
赤ゾレ山から草地の尾根を下っていくと
目の前に あの赤松の大木に出会います
その横を通り過ぎて 樹林帯の中へと入っていきます
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見れば果てしない 灰色の世界
お先真っ白…?
何が出てくるのやら…?
木梶山はまだか…と歩を進めます
つづく
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