2016年4月3日日曜日 保津峡から愛宕山 そして竜ヶ岳から清滝
愛宕神社からの続きです
これまでの続きは こちらから
コース図は こちらを ご参照ください
一休憩した所で本命の竜ヶ岳へ向かいます
休憩所と階段の間から竜ヶ岳への道が出ています
道は緩やかで 途中に月輪寺の分岐を通り越し
時折開ける視界から京都の街を見ながら
怪しい雲に不安を覚えつつも先を急ぎます
首無地蔵の分岐
右へと下った先に無料の駐車場があり 簡単に来られるため
利用する人が多いようです
この時も 愛宕神社から来られたハイカーらしき二人連れが
右側の首無地蔵へと下って行かれました
私は、目的のお山がその先にあるので
真直ぐ進みます
樹林帯の泥の様な道を
下っては登り 分岐があっても 道なりに…
歩いていくと竜ヶ岳の分岐にでます
以前訪れた時は、まだ雪が残っており
カチカチに凍結して 滑る下りに
冷や汗をかいたのを覚えております
今は 泥で滑りそうですが…
竜ヶ岳の分岐
標識が見えた分岐が 竜ヶ岳への分かれ道
右の方へ進路を変えて
再び灌木の道を進んで行きます
灌木の樹林帯
地蔵山
左:地蔵山 右:竜ヶ岳
アセビ
アセビの森を進みます
緩やかなアップダウンの尾根道…
冬枯れの樹林帯から
再びあせびの森へ…
まるで グリム童話の森のよう…
白雪姫か 眠り姫か…
どちらの魔女が出てくるのでしょう…
山道も次第に姿を変え始めます…
土がえぐられ 木の根が露出しています
それでもしっかりと立っている木の強さ
逞しいです
まだ…見えませんか?
竜ヶ岳…
先を行くチチの声がしてきます
着いたよ!
竜ヶ岳 921m
呆気なく着いてしまいます…
積み上げられた石に
竜ヶ岳の標識が置かれてあります
ガスった景色は
見えるはずの地蔵山を隠して 見晴らしは良いとは言えません
思っていたより 簡単に着いた事に
聞いていたものと違う…そんな感じで呆気に取られていたのですが
本来のうわさの道は
ここからの下り道だったようです…
そのまま頂上を突っ切抜ける様に進み
樹林帯の中に入って行きます…が
いきなり急坂!
ここからが ここの本命の登山道歩きに突入です
私の口から声が出なくなり
ただただ 必死の下りとなります
見落としそうな標識
首無地蔵への分岐
尾根をそのまま一気に下って行くと
間違って左側に進みそうな所です
木の根に設置されている標識を
危うく見落としそうになります
ここは、見落とさないように 右に下って行かなければなりません
ヤセ尾根が続きます
苔のついた岩や浮き石が 滑りやすいです
どんどん下ります
これでもかと下ります
道らしい道はなく
浅い踏み跡を頼りに
木に掴まって下ります
落ちる様に下ると
足が木の根に取られたり 滑ったり
バランスを崩しかけて
掴みやすい木が目の前にあったので
それに捕まると
ふにゃ~
根性の無い木が 一緒に倒れていきます
あれ~~~
グッと踏ん張って
次の木に飛びついてストップ!
冷汗がドバッと噴き出す瞬間です
それでも 下らねば 帰れません
チチの姿を追う様に下ります
まって~と叫びたくても
声を出している暇もありません
木につかまりながら 必死に下っています
河原らしきものが見えてきます
芦見川まで下ってきたようです
芦見川出合
漸く辿りついた安堵感に 崩れる様に休憩を取ります
T字状の分岐の出合い
対岸に渉ってから また川を渉ると
目の前に標識があります…が
この標識…絶対に見落とす自信があります
切り株と同化して
見えにくくなっております
良く見ると 標識です でも…字は読めません…
その標識を見て 右の川沿いに進んで行きます
川沿いの道をしばらく歩きます
龍の小屋
沢沿いを歩いていると
青い建物が見えてきます
龍の小屋と書かれており
今は無人で誰もいません
中は、本当に山小屋の雰囲気です
無人状態の静けさが
どこかひっそりと寂しげです
入口の戸には鍵が掛っており
お借りしたい時は 連絡をするようにと
連絡先が書かれた看板がありました
その隣には
何やら畑でもしていた様な柵をした広場があり、
その前を通って行きます
小屋からは林道になっております
しばらく歩くと
見落としそうな分岐があります
踏み跡とケルンを見つけたので 見落とさずに済みましたが
ハッキリとした標識はありません
たまたま振り返ってみると
分岐入口の木に
ハッキリとは読めない板の標識がありましたが
標識に取り付けている方向では 絶対に見落とします
再び沢沿い道が続きます
沢沿いに歩いていきます
またまたT字分岐に出ます
右は閉鎖されおり通行禁止になっているようです
左は道となって延びております
左の道を進みます
峠らしき所に出ます
首無地蔵
ここが首無地蔵のあるサカサマ峠です
愛宕山への裏参道が右側に延び
振り返ると竜ヶ岳からの道が見えます
清滝に向かって下って行きます
チチの立っている前の所から下って行きます
下り口の様子
ここもまた
見た目以上に急な下りです
足元注意です
タムシバ 別名:ニオイコブシ・サトウシバ・カムシバ
モクレン科モクレン属
タムシバはニオイコブシの別名もある様に お花もよい香りがします
お花だけではなく 葉にもよい香りがします
タムシバの名は「噛む柴」が変化したものと言われます
枝をかむと若干の甘みがあり
その香り自体は歯磨き剤?の様だと云う人もおります
アブラチャン? ダンコウバイ?
最初はクロモジかと思ったのですが
葉が展葉していません
アブラチャンのようにも思うのですが
幹は濡れていて 色合いも良くわからず…
迷いながら写真におさめておきました
樒
樒の花
樒の花が満開で
そのあたりに近づくと
特有の匂いに包まれます
この清楚な花木に毒があるなど…
考えられないほどに美しい姿をしております
大きな切り株
その切り口に 新たな世界が展開されております
切り株もまた 生命を宿す担い手となっているのでしょう
そんな環境でも 強く生きるスミレの姿が
愛らしく目に留まりました
梨ノ木谷
滑らない様に 沢沿いを下ります
開けた景色の向こうのお山
斑に飾る山肌が笑っているよう
タムシバの花が満開に咲いているようです
そんな景色をゆっくり見る余裕は殆んどありません
滑らないように
転げ落ちないように
急な下り坂を必死で下っています
ギョ!
スズメバチの棲みかなのでしょうか
でも、まだこの時期はお休みの様…
今の注意は 急坂の浮き石に注意です!
人工的なものを見るとホッとします
石積みの塀が
何とも妙な安堵感を与えてくれます
倒木やロープを越えて
谷を渉れば 漸く道は穏やかになります
目の前が開けた感じで明るくなると
なおさら ホッとしてきます
振り返る
林道
林道に出るともう安心です
周りを見る余裕すら出てきます
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ミヤマカタバミ
月輪寺登山口
アラカシ(ブナ科)
堂尻川沿いに歩いていくと
東海自然歩道にでて 今度は清滝川沿いに歩きます
橋を渡りその正面に
有料駐車場がありそれを通り越して
最後の登りを歩く事10分…
最後の試練に耐えます
清滝川
肩で息をしながら着いたバス停には
バスを待つ人で賑わっております
その半分以上が外人さん…
バス停のベンチに座っていると
飛び交う言葉に 異国にいる様な錯覚に陥ります
やはり…京都らしく
外人さんの観光客は多いです
清滝バス停
午後3時5分発の京都駅行き
着いたのは 午後4時15分…
揺られ 揺られて 1時間以上バスの中
着いた京都駅はごった返し
夢と現実の格差に 慄きながら 帰路に着きました♪
こうして時に電車で行くのも乙なもの…
だけど帰りの温泉が無いのが…ちと辛い…
どちらがいいかは…人それぞれ…
家の近くの銭湯で
ゆっくり汗を流したのはいうまでもありませんが…
愛宕神社からの続きです
これまでの続きは こちらから
コース図は こちらを ご参照ください
一休憩した所で本命の竜ヶ岳へ向かいます
休憩所と階段の間から竜ヶ岳への道が出ています
道は緩やかで 途中に月輪寺の分岐を通り越し
時折開ける視界から京都の街を見ながら
怪しい雲に不安を覚えつつも先を急ぎます
首無地蔵の分岐
右へと下った先に無料の駐車場があり 簡単に来られるため
利用する人が多いようです
この時も 愛宕神社から来られたハイカーらしき二人連れが
右側の首無地蔵へと下って行かれました
私は、目的のお山がその先にあるので
真直ぐ進みます
樹林帯の泥の様な道を
下っては登り 分岐があっても 道なりに…
歩いていくと竜ヶ岳の分岐にでます
以前訪れた時は、まだ雪が残っており
カチカチに凍結して 滑る下りに
冷や汗をかいたのを覚えております
今は 泥で滑りそうですが…
竜ヶ岳の分岐
標識が見えた分岐が 竜ヶ岳への分かれ道
右の方へ進路を変えて
再び灌木の道を進んで行きます
灌木の樹林帯
地蔵山
左:地蔵山 右:竜ヶ岳
アセビ
アセビの森を進みます
緩やかなアップダウンの尾根道…
冬枯れの樹林帯から
再びあせびの森へ…
まるで グリム童話の森のよう…
白雪姫か 眠り姫か…
どちらの魔女が出てくるのでしょう…
山道も次第に姿を変え始めます…
土がえぐられ 木の根が露出しています
それでもしっかりと立っている木の強さ
逞しいです
まだ…見えませんか?
竜ヶ岳…
先を行くチチの声がしてきます
着いたよ!
竜ヶ岳 921m
呆気なく着いてしまいます…
積み上げられた石に
竜ヶ岳の標識が置かれてあります
ガスった景色は
見えるはずの地蔵山を隠して 見晴らしは良いとは言えません
思っていたより 簡単に着いた事に
聞いていたものと違う…そんな感じで呆気に取られていたのですが
本来のうわさの道は
ここからの下り道だったようです…
そのまま頂上を突っ切抜ける様に進み
樹林帯の中に入って行きます…が
いきなり急坂!
ここからが ここの本命の登山道歩きに突入です
私の口から声が出なくなり
ただただ 必死の下りとなります
見落としそうな標識
首無地蔵への分岐
尾根をそのまま一気に下って行くと
間違って左側に進みそうな所です
木の根に設置されている標識を
危うく見落としそうになります
ここは、見落とさないように 右に下って行かなければなりません
ヤセ尾根が続きます
苔のついた岩や浮き石が 滑りやすいです
どんどん下ります
これでもかと下ります
道らしい道はなく
浅い踏み跡を頼りに
木に掴まって下ります
落ちる様に下ると
足が木の根に取られたり 滑ったり
バランスを崩しかけて
掴みやすい木が目の前にあったので
それに捕まると
ふにゃ~
根性の無い木が 一緒に倒れていきます
あれ~~~
グッと踏ん張って
次の木に飛びついてストップ!
冷汗がドバッと噴き出す瞬間です
それでも 下らねば 帰れません
チチの姿を追う様に下ります
まって~と叫びたくても
声を出している暇もありません
木につかまりながら 必死に下っています
河原らしきものが見えてきます
芦見川まで下ってきたようです
芦見川出合
漸く辿りついた安堵感に 崩れる様に休憩を取ります
T字状の分岐の出合い
対岸に渉ってから また川を渉ると
目の前に標識があります…が
この標識…絶対に見落とす自信があります
切り株と同化して
見えにくくなっております
良く見ると 標識です でも…字は読めません…
その標識を見て 右の川沿いに進んで行きます
川沿いの道をしばらく歩きます
龍の小屋
沢沿いを歩いていると
青い建物が見えてきます
龍の小屋と書かれており
今は無人で誰もいません
中は、本当に山小屋の雰囲気です
無人状態の静けさが
どこかひっそりと寂しげです
入口の戸には鍵が掛っており
お借りしたい時は 連絡をするようにと
連絡先が書かれた看板がありました
その隣には
何やら畑でもしていた様な柵をした広場があり、
その前を通って行きます
小屋からは林道になっております
しばらく歩くと
見落としそうな分岐があります
踏み跡とケルンを見つけたので 見落とさずに済みましたが
ハッキリとした標識はありません
たまたま振り返ってみると
分岐入口の木に
ハッキリとは読めない板の標識がありましたが
標識に取り付けている方向では 絶対に見落とします
再び沢沿い道が続きます
沢沿いに歩いていきます
またまたT字分岐に出ます
右は閉鎖されおり通行禁止になっているようです
左は道となって延びております
左の道を進みます
峠らしき所に出ます
首無地蔵
ここが首無地蔵のあるサカサマ峠です
愛宕山への裏参道が右側に延び
振り返ると竜ヶ岳からの道が見えます
清滝に向かって下って行きます
チチの立っている前の所から下って行きます
下り口の様子
ここもまた
見た目以上に急な下りです
足元注意です
タムシバ 別名:ニオイコブシ・サトウシバ・カムシバ
モクレン科モクレン属
タムシバはニオイコブシの別名もある様に お花もよい香りがします
お花だけではなく 葉にもよい香りがします
タムシバの名は「噛む柴」が変化したものと言われます
枝をかむと若干の甘みがあり
その香り自体は歯磨き剤?の様だと云う人もおります
アブラチャン? ダンコウバイ?
最初はクロモジかと思ったのですが
葉が展葉していません
アブラチャンのようにも思うのですが
幹は濡れていて 色合いも良くわからず…
迷いながら写真におさめておきました
樒
樒の花
樒の花が満開で
そのあたりに近づくと
特有の匂いに包まれます
この清楚な花木に毒があるなど…
考えられないほどに美しい姿をしております
大きな切り株
その切り口に 新たな世界が展開されております
切り株もまた 生命を宿す担い手となっているのでしょう
そんな環境でも 強く生きるスミレの姿が
愛らしく目に留まりました
梨ノ木谷
滑らない様に 沢沿いを下ります
開けた景色の向こうのお山
斑に飾る山肌が笑っているよう
タムシバの花が満開に咲いているようです
そんな景色をゆっくり見る余裕は殆んどありません
滑らないように
転げ落ちないように
急な下り坂を必死で下っています
ギョ!
スズメバチの棲みかなのでしょうか
でも、まだこの時期はお休みの様…
今の注意は 急坂の浮き石に注意です!
人工的なものを見るとホッとします
石積みの塀が
何とも妙な安堵感を与えてくれます
倒木やロープを越えて
谷を渉れば 漸く道は穏やかになります
目の前が開けた感じで明るくなると
なおさら ホッとしてきます
振り返る
林道
林道に出るともう安心です
周りを見る余裕すら出てきます
border="0">
ミヤマカタバミ
月輪寺登山口
アラカシ(ブナ科)
堂尻川沿いに歩いていくと
東海自然歩道にでて 今度は清滝川沿いに歩きます
橋を渡りその正面に
有料駐車場がありそれを通り越して
最後の登りを歩く事10分…
最後の試練に耐えます
清滝川
肩で息をしながら着いたバス停には
バスを待つ人で賑わっております
その半分以上が外人さん…
バス停のベンチに座っていると
飛び交う言葉に 異国にいる様な錯覚に陥ります
やはり…京都らしく
外人さんの観光客は多いです
清滝バス停
午後3時5分発の京都駅行き
着いたのは 午後4時15分…
揺られ 揺られて 1時間以上バスの中
着いた京都駅はごった返し
夢と現実の格差に 慄きながら 帰路に着きました♪
こうして時に電車で行くのも乙なもの…
だけど帰りの温泉が無いのが…ちと辛い…
どちらがいいかは…人それぞれ…
家の近くの銭湯で
ゆっくり汗を流したのはいうまでもありませんが…
終
最後までお付き合い下さいましてありがとうございます
最後は少し雑になってしまいました
スミマセン…
それでも、読んで頂けた事に 感謝しております
最後までお付き合い下さいましてありがとうございます
最後は少し雑になってしまいました
スミマセン…
それでも、読んで頂けた事に 感謝しております
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