椿と新緑のお出迎えの船宿寺
知人からの久しぶりの誘い
関西花の寺巡りを始めて数年・・・・
なかなか花の綺麗な時期に尋ねるのは難しく
今回も花が有るかどうかは・・・気分転換に出かけることに
今回訪ねたのは御所の船宿寺
椿の花が散り足元は押し花状態の参道を抜けると
明るい黄色がお出迎え立派なサンシュユの木
先だっての爆弾低気圧にいためられて傷ついた花の多い中
何とも美しく白さを際立たせる花に・・・
落花
生きとし生けるもいずれ訪れる死
椿の最後はなかなかにぎやかだ
木に有る時よりも人目を引き存在感を見せつける
生きているときは葉蔭にひっそりと という形容がふさわしい
つつましい咲き方
お前はどうだと問いかけられているような・・・・
形がとても美しい
本堂に静かに座り仏様と向き合う
日常のごたごたが馬鹿らしくなり
私の目立ちたがり 潜在的に自分を認めてもらいたいという
どうにもしょうもない自己顕示欲に囚われている自分に向き合うことに
しばし静かに吹き抜ける風と小鳥の声を耳に座す
静かに時間が過ぎて行き解放された気分に
瓦の色にも形にも風情が
すがりたくなる様な
風雪に耐えて
可愛い形
メロディーが聞こえてきそう
緑が艶やかで
桜には少々早かったが椿と芽生え静かな時間を楽しみ
お昼は梅畑の土手の野草の上で・・・・
おにぎりをほお張りしばしまどろむ
美味しく頂けそうな・・・
土筆も顔を見せ
春の一日 久し振りに気分転換！！
