うたた寝Cafe便り

山の暮らしぶり、そのときどきの思いを気ままな写真にのせて・・・・。

じょんのびの里

2012-09-27 23:58:46 | 日記

高柳で出会った一冊

 

妻有の大地の芸術祭に出かけるとき

訪問先を調べていて茅葺の環状集落を見つけ

松代からそう遠くないところでもあり訪ねてみた

 

土地の人の話では・・・・

昔話に出てくるような風景がそのまま残っていると言って

カメラを持った人や絵を描く人が多く訪ねてくれると

数十年前なら農山村でよく目にすることのできた茅葺の風景

黄金色に輝く田んぼを取り囲むように茅葺の民家が並ぶ

茅葺の暗いトーンと稲穂の黄 そのコントラストが美しい

懐かしい風景で訪ねる人をホッとさせてくれる

だがこの集落も高齢化と過疎の中に

後継者が無く空き家が増えだんだん寂しくなると

 

松代への帰り道 高柳で門出和紙工房の看板に足を止める

和紙の製作工程を見 紙漉きの説明していただいたあと

製品の展示会場へ

ちょうど この土地の写真展も開催中

和紙にモノクロプリントと云う手法が独特な雰囲気を醸し出していた

おまけに額縁は和紙に漉く楮の皮を剥いだ幹を利用

展示方法のユニークさにも驚かされた

 楮の幹の額縁、楮の幹と和紙を使った照明・・・・

色んなアイディアの詰まった作品が面白い

 

そこで目に留まったのが

「じょんのび よもやま日記」

和紙工房の有る高柳の昔・・・とはいえ精々40,50年前の暮らし振り

自然と深くか関わり共に生きた暮らし振りが綴られており

手にした一冊 

今日やっとページをめくることが

 

萩ノ島 茅葺環状集落

 

 

 

 

 

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