炎天下の斎灯木伐り
10月の荒神神楽まで一月を切り具体的な準備が始まる
今日は神殿に飾る しめ縄作りと斎灯木伐りに借り出される
斎灯木とは神楽のとき夜通し焚く灯明(篝火)の燃料となる木
荒神神楽は村人総出で行う 村最大の行事
7年に一度の荒神神楽だが この村では今回が最後になるだろうと
最盛期は30世帯近くあったが今では僅か6世帯に 歳も70代後半から80代
周辺の集落でも似たような状況で荒神神楽を開催できないところが増えている
荒神神楽は備中神楽の古典的形態を色濃く残し夜を徹して舞われるものだ
備中神楽は秋祭りの宵祭りで舞われる少し簡略化されたものや
イベントなどで「猿田彦の舞い」「大黒さん」「大蛇退治」など娯楽性の高いものを演じるなど
こんにちでは備中神楽も色々な形で演じられるが夜を徹しての荒神神楽には独特の趣が
荒神神楽の本番まで何やかやと準備に追われることに