山が鳴る！！

日毎に色を深めゆく山の春！

陽射しは明るく窓越しに外を眺めると暖かそうで春が戻って来た感じに

そんな明るさに招かれるまま外へ ところが窓越しの想像とは大違い

ぐっと冷えた空気が強い風となって吹き付ける 山はごうごうと鳴りまるで台風のよう

風に煽られながら 夏野菜の植え付け準備 耕した畑に畝を立て 合わせて支柱も準備する

今日も元気に体を動かせたことに感謝

畑も山も境界が定かでない我が畑の脇に可愛い花の姿

山笑うと言うが・・・・！！

緑がまた一つ芽吹き！

明るい光の中今日も新たな芽吹きがひとつ クヌギやナラも芽吹いてきたようで高い梢の先が何となくモヤっと変化の兆し

季語に言う「山笑う」季節の到来か

そんな山の変化に呼応するかのように飛び回る鳥たちの数も増え 賑やかに鳴き交わす

鳥たちの恋の語らいが弾ける明るい山は 山歌うといったところか

しかしこのところの冷え込みは厳しく冬に逆戻り 草刈り作業をしていても体は暖まらず指はかじかみそうに

追い討ちを掛けるように冷たい通り雨がバラバラ・・・・

とても寒い1日だった

草刈り現場で見つけた変わり者！

黄色の季節は・・・・！！

芝桜が色を添えて・・・・！！

黄色が主役の季節もそろそろ終わり花の里はカラフルな芝桜とミツバツツジが主役に

季節の移ろいを花たちが教えてくれるが それ以上に雑草の繁茂が気温の変化を教えてくれる

とりわけカラスノエンドウ スズメノエンドウの成長が著しく 所によっては ついこの前まで主役だった水仙を覆い隠してしまう勢い

草との戦いの始まり 早速水仙畑の一部を草刈り機で刈るが 水仙を覆い隠し 足元が定かでない水仙を刈り取らないように慎重に刈ってゆく

草刈り機を振り回しどんどん刈り進める草刈りと違い疲れとストレスのたまる作業が続く・・・・

この作業がこの先何度繰り返されるのか 巡ってくる美しい季節に思いを馳せ作業を進める

街の人たちには申し訳ない山の暮らし！！

素敵な出会い！

春を象徴する旬の食べ物 山を代表する筍と蕨

ようやく顔を見せた山の恵みをいただく 旬の山菜を肴に当地の小さな蔵の絞りたて生を少々

コロナウイルスのおかげで強制隔離されたされてしまったような山の暮らし

街の暮らしと違い ステイホームと言われても家も外も一体化したようなもの

人と会おうと思えば訪ねて行かない限り会うことも無いし 三密など望んでも到底無理な世界

家に留まり人との接触を避けろと言われると 従来の日常と百八十度の転換 耐えないといけないと分かっているからこそのストレス

ストレスフリーの当地にあってさえストレスを覚えることがあるこの頃 街の暮らしの大変さを思うと・・・・

簡単には行かないコロナウイルス対策 1日も速く コロナの束縛から解放されたらと願うのみ

雨上がり・・・・！！

ツツジ山の遊歩道入り口辺り・・・・！

雨上がりスッキリしない空模様が続き足元が悪いので葡萄畑の作業を諦めてツツジ山の遊歩道の整備に

山に向かう頃から青空が広がり始め気分良く作業を始めることが出来た

とは言っても獣道をたどりブッシュの中 ツツジの木を残すように気を着けながら少しずつ前に進む

ブッシュの中にはサルトリイバラやナワシログミなど棘を持つ蔓や木が襲ってくる

おまけにフジやアケビなど太いものから細いものまで葛が絡み合い 入り乱れて進入を阻む

手入れされずに放置された山を美しく整備するのは大変 美しく整備された里山の風景にしばしば癒されるが

その景観を維持することの大変さを思い知らされる

ブッシュの中にツツジが点在するのが見える

日暮れ近く切り倒した木々をベンチ代わりにコーヒーを飲み 次第に光を失い暮れて行く山の景を楽しむ