やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

あなたと共に逝きましょう 村田喜代子 毎日新聞出版

2011年04月19日 14時09分51秒 | 
団塊世代の夫の動脈瘤という病気を絡めた夫婦の物語。夫が怒りっぽくなって七泊の旅行のうち四日はけんかをして口をきかずとか、結構リアルな話題ばかり。傍から見て、うまくいっているように見えた主人公の友人夫婦の夫に、長くつきあっていた愛人がいた、負い目があるからひとは優しくなれるのだとか、ふうんと思いつつ、読みました。

 昨日は小雨降る寒い中、我が家も怒りっぽい夫とそれにも負けず怒りっぽい妻とでけんかをしながら庭仕事をしました、本日もその続きでしたが、車やさんが来たりして、ひとが来ると一時休戦になります、近所のひとと立ち話もしましたが、エネルギーがないとけんかも出来ないとのことで、腰が痛くて病院通いをしているそうです。そこのダンナは「庭は俺が死んだらあんたの好きなように、それまでは俺の好きなようにさせてくれ」と言っているというので、「家もそう思ってくれればいいのに(私は夫より年上、夫は健康私は重い病気持ち)、夫も(あの世への)先を急いでいるのかなんだか、文句ばかり言ってくるんだよーー」と笑いました。