https://youtube.com/watch?v=MKBsl3GQOEU
https://youtube.com/watch?v=MKBsl3GQOEU
"鷲のように"の動画編集をしながら思い出していたのは、とある牧師先生との出会い。
日本バプテスト連盟郡山コスモス通りキリスト教会の牧師で2018年10月20日に召された金子千嘉世先生との出会いは、私にとって大きな励ましでした。
2015年に開催されたJapan Gospel Chorirs Fellowshipに参加した際、オリジナル曲"次のステップへ"が起用され、わたしたちのチームで賛美させてもらったのですが、客席で聴かれ作り手のわたしを探してメッセージをくださったのが、金子先生の教会でゴスペルクワイアを導いておられた守山さんでした。
ご自身のクワイアでも歌いたいとCDを購入いただき発送しましたところ、牧師先生も欲しいとのこと。すぐに送らせていただくと、先生がCDの中の『鷲のように』がたいそう気に入って何度も聴いてくださっているとご報告をいただきました。
リリースしたばかりのCDを持って東北に行く計画を立てていた事もあり、郡山の教会でコンサートができないか相談すると快諾をいただき、東北ツアーの初日のコンサートをさせていただけることとなりました。
コンサートの中では千嘉世先生がショートメッセージで『鷲のように』をタイトルに聖書の取り次ぎをしてくださり、またGRACEクワイアの方々と『次のステップへ』を一緒に賛美したり、栃木のゴスペル友達がたくさん観に来てくださったり…恵みに溢れた感動的なコンサートとなりました。今思い出しても泣けます😭
『鷲のように』と『こんな美しい朝に』を擦り切れるほどに何度も何度も聴いているんだと熱弁してくださり、家用と車用と実家用…と何枚もCDを購入してくださったり…本当に熱烈に愛していただきました。
そこから何度かコスモス通り教会でコンサートをさせていただきましたが、千嘉世先生に対面でお会いできたのは2回だけだったと記憶しています。
その後先生は癌が見つかり、手術と闘病のため宮崎のご自宅に戻られて静養しておられ、コンサートの際にはオンラインでメッセージを取り継いでくださったり、お話しをする事はできましたが、直接お会いする事は叶いませんでした。
金子先生以上にわたしのオリジナル曲を熱烈に愛してくださり、私以上にその歌詞を味わい、分析し、説き明かしまでしてくださった方とは後にも先にも出会った事がありません。
今先生が生きておられたら…と、いつも考えてしまいます。
震災後にボランティアで福島に通い、福島に重荷を感じて宮崎から単身郡山の牧師として赴任し、数時間1人で運転し被災地に通い、多くの人を励ましてこられた千嘉世先生。
郡山コスモス教会やGRACEクワイアのメンバー達の強力な愛のサポーターとして尽力されてきた千嘉世先生。
わたしにいつも励ましの言葉をくださり、歌う勇気を与えてくださった千嘉世先生。
いつの日か天国に行った時笑顔で再会するために、千嘉世先生が愛してくださったこの曲が少しでも多くの人の目に留まり、誰かの励ましや救いのきっかけとなりますよう、また自分の損得など一切考えず、労力を惜しまなかった金子千嘉世先生というキリストの愛を貫いた牧師先生が、この日本に確かにおられ多くの人に励ましと勇気を与えてくださった事を覚えていて欲しくて!
そしてコスモス通り教会のGRACEクワイアが活動を再開するとSNSで拝見し、金子先生が召されてそろそろ5年が経過する今、シェアさせていただきます。
鷲のように/齋藤 直江
コールセンターで入ったはずが、最近は事務もやるし窓口での対面業務にも携わらさせてもらっていて、仕事が多岐にわたっているので日々勉強です。久しぶりの対面業務に最初こそ緊張してましたが、だいぶ慣れてきて楽しくやらせてもらってます。
昨日、窓口業務の終わりに同僚から『齋藤さんはこの仕事天職だよね』と言われ、うれしいような…寂しいような、複雑な気持ちになって今もそのセリフが頭の中をぐるぐるしています。
もちろんその同僚は、褒め言葉で言ってくれたんだと思います。
この仕事を始めてから約8ヶ月。最初の頃は、音楽の仕事が1番だから、目立たず迷惑かけない程度でやっていければいいや〜。なんて思っていたんですが、"何事にも一生懸命!中途半端が大嫌い!働くの大好き❤️"な性格が顔を出し…💦日々変わる仕事内容なので、お休みすると分からなくなっちゃうからと、午前中のみのシフトからフルタイムシフトに変え、週3〜4から週5に変え、猪突猛進でがんばってきました。
だから、成果が認められる事はすごく嬉しいんですが、『天職』の単語がやけにひっかかる…
というのは、20年以上務めてきたゴスペルクワイアのディレクター、また歌い手、曲作り、ボイトレ講師としての働きが、自分には『天職』だと心から信じていたからです。
でも、今日半年以上ぶりのクワイアリハーサルを終えて、この仕事もわたしにとってはやっぱり『天職』だったんだなんだとしみじみ感じる事ができました。
どの仕事であっても、その仕事に導かれている事自体が、神様からの指令でたどり着いた場所であり、天から与えられた職。どこにいても何をしても、置かれた場所で輝きを放つ事、花を咲かせる事が大事なんだと気がつきました。
渡辺和子さん著書『置かれた場所で咲きなさい』の中では更に、''雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。"
とあります。花を咲かす為にはそれなりの努力や準備、配慮や謙遜、試練やがまんが必要だけど、そこに導かれた大きな存在である神様を疑う事なく信じて積み重ねて行くのなら、神様はそれを憐れみ、報いてくださる事を知りました。
聖書の中でイエス様が語られた有名な言葉があります。山上の垂訓の『地の塩、世の光』といえばクリスチャンで知らない人はいないでしょう。
「あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。 あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。 また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」
マタイによる福音書 5:13-16
この2年間、大好きな人たちが次々亡くなり、コロナで天職だと思い込んでいた歌の仕事が無くなり、コロナに感染し、後遺症で歌えなくなり…
信仰が未だかつてないほどに低迷しました。
でも、最近少しずつ上向き傾向にあるかも。
どこに行こうとも、なんの仕事をしようとも、誰といようとも、やっぱりわたしはイエス キリストを信じて、神と共に歩む人生がいい。
暗闇の先に必ず光がある!悲しみは喜びに変わる!そんな希望を持てるのは、やっぱり信仰だと確信している昨今です。
ほぼ毎日、半年前から始めたオフィスワークを頑張ってます。
昨日はリーダー職を任命され、プチ昇格しました^m^
そう、毎日普通に過ごしてます。
歌う事以外は。
歌う事はというと。。。コロナ感染後、後遺症なのか?精神的なものなのか?息苦しさがずっとあって思うように歌うことができません。
息が上がって、呼吸が浅くなっているので、喉がしまってきて1曲歌い終わる頃には喉が痛くなっています。
ずっとボイトレで深い呼吸の事を教えていたのに、今は自分ができないんです。
唯一、日曜日の礼拝の時の賛美の時間が1週間に1度の私の歌う時間です。
あれだけ毎日毎日歌って、教えてという日々だったのに、この生活の変化に自分が一番驚いています。
とはいえ、あまり悲観してるわけでもないのでご心配なく。
約25年間ゴスペル三昧。妊娠中も産後も育児中も、「ゴスペル」が優先順位の上位を占めていて、寝ても覚めても何かしら考えていました。
「次はどの曲歌おう?どの曲がみんな喜ぶだろう?どんな曲作ろう?次のコンサートの演出は?...」
365日24時間ずーーーっと考えていたみたい。寝られなかったのもどうやらそのためだったのかと。
ツアーに行っても2日間くらいはほぼ寝られない。寝床が変わると寝られない性質プラスプレッシャーがあったんでしょうね。
そもそも小心者なので^^;;
振り返って見て、また今の状況を見て思うのは、長いお休みをいただいているのかな..と。
来月からリハーサルに向かうための練習会をする予定です。
まずはゆっくり深い呼吸を思い出しながら、リラックスして声を合わせる練習をスタートさせないと、歌い方忘れそうで(^^;;
クワイアの仲間達が、入れ替わり立ち替わり連絡くれてありがたかったです。
家族の大切さも実感しています。ジョーの大学受験の事もあと少しピリピリすることがありそうですが、そのことでゆっくりじっくり話す時間も増えました。
なかなか前向きになれないドン底の中で、本当に大切なもの、大切にしていく関係、置かれた場所で一生懸命やる事を改めて学んでいます。
音楽は、まだお聴かせしてない楽曲がたくさんあり、3枚目のCDを作る夢も期待を持って祈っているところです。
後遺症が完全に癒されるよう、また多くの場で賛美することが出来る日が訪れるよう、引き続きお祈り&応援よろしくお願いします。
齋藤直江
少し前にアレサ フランクリンの教会で行われたライブのドキュメンタリー映画「アメイジング グレイス」を観て感動し、彼女のことをもっと知りたい!と思っていた矢先にタイミング良く試写会のお知らせをいただき、先日見に行ってきました。
私がAretha Franklinを知ったのは、ゴスペルを始めて間もなく。Ronnieさんのクワイアに行く前のカルチャースクール時代、「THINK」を教えてもらいました。そこからその曲が使われている映画「The Blues brothers」を何度も見て、この人すっごいな〜と驚愕。RonnieさんのクワイアBright Lights Choirに入ってから、友人に「ゴスペルを歌うならこのCDは絶対に持っているべき!」と言われたのが、Arethaの「Amazing Grace」でした。
この頃はまだクラッシック音楽のほうが好きで、地声発声のコーラスがやや苦手で、このCDはしばらくしまいっぱなしになっていましたが^^;;
伝記映画「リスペクト」を観て、胸が押し潰されそうな感覚を何度も覚えました。差別的な社会の中で自分が歌うことに使命がある事を若いうちから自覚して公民権運動に参加したり、10代の頃に2度の出産を経験していたり、両親の問題、暴力、依存症、、、選ばれし者の宿命なのか?影響力は揉まれてより一層の影響力を放つのか?
苦しみ、悲しみ、痛み、葛藤から生まれたのが、あの伝説のライブコンサートだったのかと、改めて「アメイジング グレイス」が観たくなりましたし、
ドン底に堕ちても再び立ち上がれるんだと大きな励ましにもなりました。
主演のジェニファー ハドソンの歌唱力も相変わらず。
初めて見て衝撃を受けたのは、ビヨンセ主演の「ドリームガールズ」
凄すぎて何度も何度も見たし、サントラも買って真似して歌ってました。
「リスペクト」もDVD買う事間違いなし!!
Aretha Franklin - Think (feat. The Blues Brothers) - 1080p Full HD
ジェニファー・ハドソン And I Am Telling You
いつも笑顔で、豪快で、いい匂いがして、私と同じく美味しいものが大好きで、歌う事が大好き。
でも実はとっても繊細で傷つきやすい。そんなところまで自分と似ていて、多くを語らなくてもお互いを理解できる関係だった。
共通点が多くて、出会ってすぐに意気投合。
いつも私の働きを応援し、自信を与えてくれて、味方でいてくれた人。
そんな大好きな人が昨夜、天に召されてしまいました。
悲しくて悲しくて涙が止まりません。
2019年のコンサートの動画と、彼女をきっかけに製作したバーチャルクワイア動画をシェアします。
どちらも、彼女の体調が最悪に悪い時。
それでもそんなことを微塵も感じさせない歌声に、何度見ても泣けてきます。
彼女は本当に強くて優しくて大きな存在でした。
彼女と出会えたことに、心から感謝します。
できればもっと一緒に過ごしたかった。
20190928PreciousPraiseConcert
【いつも】Naoe & Takako
いつも/ 齋藤直江 with Radiant Mass Choir(バーチャルクワイア)
今はみんなの顔を見ながら一緒に歌うことはできないけど、こんな形で繋がれていることを感じる事ができるんだね
みんなの愛と神様の奇跡が表された動画です。
たくさんの人たちに見て欲しいです。
あなたは一人じゃない!
いつも/ 齋藤直江 with Radiant Mass Choir