呑んべぇおやじでもいいじゃないの

最近ちょっと方向性変更気味です

赤城山 小地蔵~長七郎山

2011年10月08日 | 日記
10月8日(土)3連休の初日

朝からよく晴れた穏やかな天気で、前日から赤城山に紅葉を見に行こうと決めていたので、あまりの秋晴れにいつもより早起きして出かけました。

覚満淵から大沼・五輪尾根を見通せる鳥居峠からは綺麗な秋空と色付き始めた景色を見ることができました。


残念なことは、3.11大震災で起きた福島第一原発事故の影響で、大沼のワカサギから基準値を超えるセシウムが検出され、毎年9月1日に解禁になるワカサギボート釣りが、例年なら釣り客で一番にぎわうこの季節になっても解禁されていない、と言うことです。

貸しボート屋さんはどこも店を閉めたままです。




鳥居峠を後にし、今日は、小沼駐車場に車を置き長七郎山に登ることにしました。

車止めの柵を巻いて小沼を右に見ながら登山道を登り始めると間もなく富士山が見える絶景ポイントがあるのですが、今朝は遠くが霞んでいて見ることができませんでした。



なだらかな幅広の登山道を登山口から10分も歩くと小地蔵の分岐です。

分岐からは5分程度で小地蔵山頂に着きます。



小地蔵山頂は小さな社があるだけで展望も何もないので写真だけ撮ってまた引き返します。

引き返して小地蔵の分岐から少し歩くと尾根に出て、ここからはヤシオの間を歩きます。

朝の露でズボンが濡れます。



登山道は急な登りも危険な場所もなく、小地蔵を回っても駐車場から30分ほどで長七郎山山頂に着きます。

朝、駐車場に着いたとき、朝日の昇るのを見てきた、という親子に会いましたが、小さな子供でも登ることができます。

山頂は、石がゴロゴロしていますが、広々としていて展望もよく、ゆっくり自然を味わうのには良い場所です。



前橋から伊勢崎方面の展望ですが、やはり霞んでいてあまりよく見えませんでした。



帰りは、山頂から小沼駐車場の反対側に下ります。

山頂のすぐ下に、よその山なら「天狗の踊り場」とか名前の付きそうな広場があります。

広場の周囲の樹木は紅葉が始まっていました。



広場から紅葉越しに地蔵岳が間近に見えます。



下りもわずか15分ほどで小沼湖畔に出ます。

そこは、小沼を1周する遊歩道とオトギの森遊歩道との十字路になるのですが、右に行ってもまっすぐ行ってもどちらを回っても元の駐車場に戻れます。

駐車場を出て1時間ほど歩いてきたのですが、ずっとキノコが出ていないか?と注意していたのですがキノコの姿は全く見えませんでした。

土地がキノコに合わないのか、キノコの外れ年なのか、ぜんぜんないのです。

時間が早かったのでほとんど人に合わずに長七郎山に登ってきたのですが、帰りに赤城山ビジターセンターを見ると、駐車場もけっこう埋まってきていて、前橋からのバスにも沢山の人が乗っていました。

みなが目指すのは、赤城山の主峰 黒檜山でしょう。

紅葉は、来週あたりからが見ごろになりそうです。