ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

唯物史観による観念

2017年10月16日 | 教え
質問者:ハイル禅師 なぜ人は心を素直にして 
物事が理解できないのですか?

私:フランスの近代哲学者のアンリ・ベルグソンによれば
人間は誰しも物心が付き始めると色々な事を聞いたり 
伝説や既成学問を詰め込まれるので それが「棒」に
なって心を形成して支配していき「棒以外」の説を
聞いても その棒が邪魔をして想念の中に そのまま 
入らないと指摘している

私がこの説に補足すれば「唯物史観」に心が支配されて
「唯心史観」を受け入れられないのです

つまり 子供のように純粋で「白紙」になれば
私の書いてきた内容も スッと受け入れられます 

よく子供が大人の言葉を聞き 返す言葉に感心を受けるが 
全く「棒」の邪魔がないからである

またベルグソンは直観の哲学で「物事を歪めないで
真っ直ぐ見よ」と述べており 万物流転の項目については 
万有一切は 一瞬の遅滞もなく動いており
微妙に過去と比べて進化していると述べている

正しく物事を思考できる人の言うことは万国共通している

心を素直にし柔軟性と自在性を持たせるには
霊格の向上が必要だが 外界の事物に対し 
自由無碍に応ずる働きを「観世音」の働きと言う