2021年2月21日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は278312人になりました。1日の新規感染者数は1322人です。
死者数は1912人です。
268630人が回復しました。
479万件の検査数となりました。1日の新規検査数が1万8000件であるにも関わらず、新規感染者数は1300人台になったので、減少傾向にあるのかもしれません。このまま減ってほしいです。
2021年2月21日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は278312人になりました。1日の新規感染者数は1322人です。
死者数は1912人です。
268630人が回復しました。
479万件の検査数となりました。1日の新規検査数が1万8000件であるにも関わらず、新規感染者数は1300人台になったので、減少傾向にあるのかもしれません。このまま減ってほしいです。
2021年2月20日、寒さが緩んできました。
リトアニアはクライペダ港で受け入れてきたベラルーシ向けの石油などをロシアの港に転送することにしました。経済制裁の一つでしょう。
ブレスト市の中央百貨店が閉店することになりました。
今日もミンスクで、建物の外壁や電柱などに白い花、あるいは白と赤の花を束ねたものを黒いガムテープで貼り付けたものがあちこちで見られました。
ベルリンにあるベラルーシ大使館前に、移動式の「ベラルーシ自由民主主義共和国大使館」が止まっています。
もちろんこのような国名の国は存在しません。
ベラルーシ野党側の発表によると、ベラルーシの大学教員113人が圧力を政府からかけられ、30人が解雇させられました。他にも17人の科学アカデミー会員が退職させられました。
2021年2月20日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は276990人になりました。1日の新規感染者数は1668人です。この数がなかなか減りませんね・・・。
死者数は1903人です。とうとう1900人台になりました。
266892人が回復しました。
477万件の検査数となりました。
こちらのメディアは「6日連続新規感染者数増加」と書き立てていますが、要するに新規検査件数が2万に近いと新規感染者数も2000人近くになり、新規検査数が1万件以下だと新規感染者数も1000人以下になることがもう分かっているので、この数字だけ見て、第二波が、第三波が、とあわてるマスコミに踊らされてはいけませんね。
2021年2月19日、反政府運動をしていて殺害されたと見られるボンダレンコさんについて、アルコールを摂取していたとする政府側の発表に対して、入院先の検査ではアルコールの血中濃度はゼロだったと検査票をジャーナリストに示した医師と、それを報道したジャーナリスト二人の裁判が始まりました。
二人が患者の秘密をばらしたとする守秘義務を守らなかったという罪で裁いています。二人が裁判所に姿を表すと、傍聴席から大きな拍手で迎えられました。しかしこの拍手が裁判の進行の邪魔になるとして、傍聴人は退出させられ、裁判は非公開で行われました。
裁判所の前、そして各地で、二人の無実を求めるデモが起こっています。
野党幹部のコレスニコワ氏の弁護士が弁護士資格を剥奪されました。
18歳の男性でアナーキスト活動家の裁判もありました。3年間の懲役刑だそうです。20歳の日本人男性もアナーキスト活動家で逮捕されているので、同じような量刑の判決が出る可能性が高いですね・・・。
この18歳男性は8月に反政府デモに参加し、拘束後暴行を受けて、今は障害が残っています。
一時的に所在不明になっていた元首相のルマス氏が現在ロンドンに在住しており、今後政治的な活動からは身を引くと発表しました。
一方でロンドン市内では、ベラルーシ反政府活動を支持する労働者によるデモが行われました。
アメリカ政府は43人のベラルーシ人に対して、制裁を加えることを発表しました。
今日は白いチューリップを黒のガムテープで壁に貼るというデモ活動が見られました。
白いチューリップは裁判にかけられているジャーナリスト、つまり言論の自由を表しているそうです。黒いガムテープは言論の自由がないことを表しているのでしょう。
2021年2月19日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は275322人になりました。1日の新規感染者数は1663人です。また増えてきましたね・・・。
死者数は1894人です。
164976人が回復しました。
475万件の検査数となりました。
ベラルーシ政府は中国から中国製ワクチン10万本分を空輸しました。これから中国製のコロナウイルスワクチンがベラルーシで摂取され始めます。その希望者を今募っているところです。
2021年2月18日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は273659人になりました。1日の新規感染者数は1386人です。
死者数は1885人です。
263368人が回復しました。
バスの中でも、マスクをしていない乗客がたくさんいるし、ケホケホ咳をしている人もいます。
ベラルーシでは先月から始まっていたコロナウイルスワクチンの摂取のうち、最優先される医療従事者への摂取が予定どおり完了したと発表しました。ただし、全国の医療従事者全員が摂取を受けられたわけではありません。
今は高齢者向けの摂取が始まっています。これも希望者のみです。
今はワクチン輸入第1弾(約2万)を摂取している途中ですが、また第2弾の輸入が予定されています。その第2弾のワクチンを摂取したいと希望している人のための申し込み受付も始まりました。
2021年2月18日、アメリカのタイム誌が、今後世界をリードすると期待される「次世代の100人」を発表し、ベラルーシ野党リーダーのスベトラーナ・チハノフスカヤ氏が選ばれました。(日本からは漫画「鬼滅の刃」の作者が選ばれました。)
今日もババリコ氏の裁判が続いています。起訴状は340ページもの長さで、裁判官は1時間以上かけて読み上げました。
定期的にババリコ氏名義の外国の口座に送金があったことなどの証拠があり、 検察は、ババリコ氏がマネーロンダリングと汚職に関係する組織犯罪グループのリーダーだったと主張しています。
2月16日にベラルーシジャーナリスト協会や人権擁護団体などに捜査の手が入ったことに対してEUやEU加盟国の大使などが、一斉にベラルーシ政府を非難したことに対して、ベラルーシ外務省は厳しく非難し返しました。一言で言うと、ベラルーシ政府の主権を軽視しており、干渉するな、あんたがたの主張していることは馬鹿げている・・・という感じです。報道官はさらにベラルーシ政府を非難した大使は帰国するようほのめかしました。
独立系メディア、ベルサトのジャーナリスト2名(女性)の裁判があり、「公序良俗に反する集団行動を主導した」罪により2年間の禁固刑(ただし刑務所ではなく、更生施設)の判決が出ました。
カテリーナ・バフワロワ記者とダリア・チュリツォワ記者(二人とも女性)は昨年11月15日、ミンスクで警察(あるいは自主警察)の暴行で死亡した疑いがあるボンダレンコさんの追悼集会などを取材中に拘束されましたた。
二人は公判で、取材中にシュプレヒコールなど何かを呼び掛けたり、組織したりしたことはないと無罪を主張していました。
公判中も二人は肩を組み、笑顔でVサインをして、政府の圧力に屈しない姿勢を示した。つまり報道の自由を表す言動をあえて見せたということです。現在、この二人はベラルーシの言論制圧と戦うジャーナリストのアイコンになっています。
2月22日、ベラルーシ大統領がロシアを訪問し、ロシア大統領と会談をする予定です。ババリコ氏の件についても話し合う予定だそうです。
2021年2月17日。昨日のジャーナリスト、人権擁護団体などへの全国一斉捜査の余波が続く中、今日はミンスク市内のプロテスタント教会に治安部隊が押し入りました。
教会入り口のドアは閉じられていたのですが、治安部隊はグラインダーでドアをこじ開け、乱入。中にいた牧師や信徒は教会の外へ追い出されました。
今度は世界中のプロテスタント信徒からベラルーシ政府が非難されそうです。
ベラルーシの警察は「反政府文学」のジャンルに分類される書籍をリストアップし、公表しました。
今日から大統領選で有力候補視されていたババリコ氏の裁判が始まりました。
ババリコ氏の弁護士によると、家族にも及んでいる刑罰、財産の没収などを見直して、返還を求めましたが、裁判所は訴えを却下しました。
国立ラジオ・エレクトロニクス大学の学生だった(退学させられたので、元大学生になります)男性が119日間の拘留の判決が出た後、85日目に当たる今日、突然釈放されました。釈放の理由ははっきりしません。
インタビューによると・・・帰宅すると両親と抱き合って喜びましたが、とにかくお風呂に入りたかったそうです。85日間ん勾留中、規則では週に1回はシャワーを使えることになっていたのに、1回も体を洗うことができなかったそうです。ペットボトル一本分の水をくんで、監房の中のトイレで体にかけるぐらいしかできなかったので、からだのあちこちに皮膚炎が起きており、大変だったそうです。檻房の洗面台には鏡がなかったのでひげもそらず、スプーンを鏡の代わりにしていたそうです。
また何らかの理由で逮捕される恐れがあるので、近いうちに外国へ出国し、そこでベラルーシ反政府活動を手助けするそうです。その国の大学に途中編入できて、おそらく学費も無料です。
今日、イギリスとカナダの外務省がジャーナリストや人権擁護団体への操作を早急に停止するようベラルーシ政府に求めました。
村になる自分の一軒家の壁をペンキで白赤白に塗り分けた、ベラルーシ国鉄の職員が解雇させられ、さらに逮捕されました。7日間の禁固刑の判決が出ましたが、釈放後、警察からは別の色に壁を塗り直すよう要求されています。本人はそのつもりはないそうです。
13日の夜、バレンタインデー・イブのコンサートで演奏していた複数のバンドのメンバー、観客が逮捕され、今日の判決ではこのうち44人が15日間の実刑判決、15人が罰金刑を言い渡されました。
2021年2月17日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は272273人になりました。1日の新規感染者数は1352人です。1300人台に増えてしまいました・・・。
死者数は1876人です。
261568人が回復しました。
471万件の検査数となりました。
2021年2月16日。ベラルーシ・ジャーナリスト協会に今朝、治安部隊が家宅捜査のためにやってきました。ベラルーシの言論の自由がおびやかさなれないか、心配です。もうとっくにおびやかされているという意見もありますが、ジャーナリスト協会そのものに捜査の手が入るというのは、由々しき事態だと思います。
また協会所属のジャーナリストの自宅にも朝から家宅捜査が始まりました。例えば、ベラルーシ・ジャーナリスト協会副会長の自宅には朝7時半にドアのインターフォンがなり、玄関を開けると治安部隊が「手を上げろ!」と叫びながら家の中になだれ込んできました。しかし、副会長の幼い子ども3人の姿を見ると、治安部隊は大声を上げるのはやめ、家宅捜査を始めました。それが3、4時間続き(ということは午前11時ぐらいまで続いたということでしょう。)ゴミ箱はもちろん冷蔵庫の中まで調べられ、ノートブック型PCと携帯電話が押収されました。子どもの携帯すら押収されたそうです。
社会秩序を乱す行為の準備をしていた、というのが家宅捜査の理由だそうですが、副会長は身に覚えがないし、それを証明する人もいないそうです。(ベラルーシ・ジャーナリスト協会の会員で、記事を書いたことがあります、というだけで、社会秩序を乱す行為の準備をしていたということになるんでしょうか?)
他の同会員ジャーナリストの自宅にも一斉に家宅捜査が行われ、一人の証言によると、女性(つまり同居している母親や妻)ですら、床にうつ伏せに伏せて動かないよう強制されたそうです。何だか凶悪な殺人犯の身柄拘束シーンに近いです。
このように自宅が家宅捜査されたジャーナリストは全国で20人以上になるそうです。
現在ベラルーシ・ジャーナリスト協会の事務所の入り口ドアは警察によって封印されています。
また人権擁護団体「ビアスナ」も捜査対象になりました。この団体は主に政治思想犯の解放を求めて活動している団体です。この団体が「良心の囚人」と認めると、救済対象リストに入ることができます。逮捕された日本人男性もこの団体が認める救済対象リストに入っています。
ビアスナの活動家の一人は逮捕され、自宅が家宅捜査された際、玄関ドアが破壊されたそうです。他の一人は、パソコンやスマホを押収されたほか、財布の中の現金やカードまで押収されました。海外から不正に活動資金を受け取っているのでは?という容疑がかかっているのでしょう。
他にも、死刑制度反対運動家の男性が所在不明、ラジオ・エレトロニクス企業従業員の労働組合に家宅捜査、組合長など幹部の所在不明、反政府活動家とその支援者(ボランティア)の自宅が家宅捜査、さらにはボランティアの親の自宅まで家宅捜査・・・。
今日、すでにヨーロッパ・ジャーナリスト連盟が、ベラルーシ政府に対して、ベラルーシのジャーナリストの自宅やベラルーシ・ジャーナリスト協会への捜査を早急に停止するよう求める声明を発表しました。
同じくアムネスティ・インターナショナルがツイッターで、ベラルーシ政府に対して、今日の捜査後、逮捕したベラルーシ国内の人権擁護活動家を即刻釈放するよう求めました。
EUの報道官も、今日の一斉家宅捜査についてベラルーシ政府への非難声明、そしてさらに今後、ベラルーシへの制裁を全会一致で進めていく声明をツイッターで表明しました。
昨年8月に、反政府デモに参加していたとされ、身柄拘束された後、適切な医療も受けられず脂死亡したビホルさんの死因について、原因調査を遺族が調査委員会(捜査当局)に訴えていたものの、調査そのものを行うことを今日、正式に拒否されました。遺族に電話一本で通知されました。
2021年2月16日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は270921人になりました。とうとう27万人台です。1日の新規感染者数は1134人で、昨日とほぼ同じです。
死者数は1869人です。
260057人が回復しました。
2021年2月15日。今日も政府派と反政府派のニュースがせめぎ合っています。
ベラルーシ外務省は、ベラルーシ政府を支持している国はたくさんある、と表明。
国連は、たった一人の人間が全ての責任を負っており、ベラルーシの状況は全く改善されていない、と特別報告を提出。
今日も身柄拘束、取り調べ、家宅捜索、逮捕、起訴、裁判のニュースで埋め尽くされています。
それに対し、支援する人たちがデモを続けています。白赤白の旗は反政府、非合法行為のシンボルとする法律の制定に反対する人たちの署名は10万人を超えました。
スーパーマーケットチェーン「Green」の経営トップが逮捕されたニュースがすでに報道されましたが、今度がやはりスパーマーケットチェーン「BIgzz」の複数の店舗で、商品棚が空っぽになっているというニュースが流れました。消費者が空っぽの棚を画像に撮影して、マスコミに持ち込んだので、ニュースになったという状況です。レジ近くの商品棚はたくさん商品が並んでいるのですが、乳製品コーナーや冷凍食品のケースは空っぽです。マスコミの取材にBigzz側はなぜかノーコメント。
ミンスク市中心部にある「ツェントラリヌィ」スーパーももうすぐ閉店(これは昨年から決まっていましたが。)することになり、店じまいセールを始めました。
ブレストなどの地方都市でスーパーのチェーン展開をしていた企業も閉店を発表しました。
ベラルーシのスーパーマーケット業界で何が起きているのでしょう。
この他にもレストランやカフェ、ファーストフードの閉店(ファーストフードはさすがに大手は閉店していません。)ワイン専門店などの閉店が増えています。飲食店はコロナのせいだとは思うのですが、スーパーはコロナとは全く無関係で営業していましたし、昨今の状況は景気が悪化していることが原因だと思います。
2021年2月15日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は269787人になりました。1日の新規感染者数は1100人です。減ったように感じますが、1日の新規検査数は約9000件です。少ないですね。およそ半減です。そのため新規感染者数も大幅に減ったようです。
死者数は1858人です。
25万9029人が回復しました。
469万件の検査数となりました。
ベラルーシのコロナウイルスワクチン接種は、最優先の医療従事者は予定分は完了し、次に優先される高齢者への接種(事前予約者のみ)が始まりました。
2021年2月14日。バレンタインデーですが、日本は前日夜遅く地震が発生し大変です。ベラルーシも相変わらず平穏ではありません。
それでもバレンタインデーらしくハートマークのカードに反政府スローガンを書いて、雪の上に立てたり・寒くても結局デモ行進をしています。
そして今日は地震、そして停電などで大変な東京でも予定通り在日ベラルーシ人による反政府デモ行進が行われました。このように遠い国にいても母国のことを心配している人たちがいるわけですね。
ベラルーシでは今日もまたおよそ20人が身柄拘束されました。
ベラルーシの作家サーシャ・フィリペンコが、赤十字に対して、ベラルーシ政府がベラルーシの医療従事者を反政府デモに参加したことを理由に逮捕することを止めるよう、求める書簡を送りました。
ベラルーシ政府は今年もロシアと中国に「借金」をするそうです。
2021年2月14日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は268687人になりました。1日の新規感染者数は1658人です。
死者数は1849人です。
258202人が回復しました。
468万件の検査数となりました。
ウクライナはベラルーシを「グリーン・ゾーン」の国リストに入れました。つまりベラルーシからウクライナへ入国する際、コロナウイルス感染の陰性証明書を出さなくてもよく、また入国後ん14日間の自己隔離も不要になりました。ベラルーシからウクライナへ入国しやすくなったということです。
ウクライナはベラルーシのことをコロナウイルスに関しては「安全な国」と考えている、ということでしょうか。
ポーランドもベラルーシ人に対して「エクスプレス・ビザ」を発給することになりました。ポーランドへ入国したいベラルーシ人に対して、国境地帯ですぐ、あるいは大使館でビザ申請を出したら、数時間でビザが下りるというビザです。
こうしてどんどん人材が、労働力がベラルーシからポーランドやウクライナへ流出します。
隣国にとっては経済的に得をしますが、コロナウイルス感染拡大のことを考えるとどうでしょうか。