ns日記

徒然なるままに・・・ ~日常を思うままに綴ります~

雲仙・長崎旅行③

2019-08-19 06:30:00 | 旅行
2日目(午後)

軍艦島クルーズは13時出発。1時間前には長崎港に到着するように向かいます。

天気は回復しましたので、あとは波の高さだけです。

(雲仙から長崎に向かう途中の空と海)

すると、海運会社より着信あり。

波がまだ高いため、上陸は中止し、軍艦島周遊コースへの変更が決定したとの連絡でした。(>_<)

この日まで台風8号による桟橋の損傷、アスベストの疑い(結果、異常なし)での上陸中止を乗り越えたものの、通過した台風の影響により、残念ながら上陸はできないことになりました。😢

ここでキャンセルしてもキャンセル料金は不要とのことでしたが、ここまで来たので周遊コースで乗船することにしました。

12時前に無事に長崎港に到着。

受付を済ませ、いざ乗船。
乗船するのは、「やまさ海運」さんの「マルベージャ3号」です。

自由席なので、2階席に座って、いざ長崎港を出航です。

内海は、波も静かです。

稲佐山。

更に進むと三菱造船所がみえます。

女神大橋の下を通って外海へ。

岬の先端には、「神ノ島教会」と「マリア像」がみえます。

伊王島、高島を通り過ぎます。

(伊王島)

 (高島)

流石に外海に出ると、波が高く、揺れも激しくなってきました。

これなら上陸できないのも納得しました。

いよいよ「軍艦島」が近づいてきます。

「軍艦島」は正式名を「端島」といい、明治から昭和にかけて海底炭鉱によって栄え、最盛期の1960年には約5300人もの人が住み、東京以上の人口密度を有していたそうです。

しかし、1974年の閉山にともなって島民が島を離れてからは、無人島となっています。

小さな海底炭坑の島は、岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ているところから「軍艦島」と呼ばれるようになったとのことです。 

2015年、国際記念物遺跡会議(イコモス)により、軍艦島を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録されています。

(この方向からの外観が「土佐」と似ているそうです。)

クルーズでは、軍艦島を3周しました。

上陸はできませんでしたが、かなり近づいてくれるため、建物の外観もかなりハッキリとみることができました。



上陸して、「進撃の巨人」の実写映画版の撮影場所にもなっているところを見たかったのですが、本当に残念でした!!

その後、船は長崎港に戻ります。

長崎港には、海外の豪華客船「MAJESTIC PRINCESS号」が停泊中。この後は上海に向かうそうです。

港に戻り、遅めのランチへ。

行ったのは、長崎中華街。

ちゃんぽんの名店「江山楼」さんです。

昔、長崎に勤務していた頃、よく利用した店は、今はありませんでしたので、人気の「江山楼」にしました。

30分程度待って入店。

注文したのは、特製の「ちゃんぽん」、「皿うどん(細麺)」、「皿うどん(太麺)」に「酢豚」と「春巻」。

それぞれ取り分けて食べました。

やはり、ここのちゃんぽんは間違いありませんでした!

その後、「出島」跡地を観光し、帰路に着きました。


1泊2日の雲仙・長崎旅行。台風の影響を受けましたが、楽しく無事に過ごすことができました。

次回は、軍艦島リベンジです!

雲仙・長崎旅行②

2019-08-19 06:00:00 | 旅行
2日目(午前)

朝早く起きたら、外はまだ前日からの霧模様。

早速、温泉へ。
朝早かったおかげで、大浴場は貸切り状態でゆっくりできました。

(ネットより拝借)

朝食は夕食と同じ会場でビュッフェ形式。
思わずTKGでおかわりをしてしまいました。


さて、この日の目的は長崎市へ移動して「軍艦島」に上陸することです。

ただ、台風の影響で前日のクルーズは「欠航」となり、この日もまだ波が高いようで午前の便は上陸できず、周遊クルージングに変更となっていました。

予約している午後便はまだ未定となっています。

波が低くなることを願って、9時すぎにチェックアウトして出発。

長崎に向かう前に「雲仙地獄巡り」をします。

我々夫婦はかつて訪れたことがあるのですが、娘は初めての訪問となります。

雲仙温泉は西暦701年に真言宗の大乗院満明寺が開かれ仏教修行の場として栄えたそうです。
その噴気や温泉の集まっている所が「地獄」。
当時は今よりもっと噴気現象が活発だったそうです。

まずは「清七地獄」からスタート。

(キリシタンで長崎に住む清七という男が処刑され、その頃に地獄が噴出したといわれている。)

しばらく歩くと「お糸地獄」があります。

(島原城下で裕福な生活をしていたのに密通をしたあげく、夫を殺したお糸という女が処刑されたころに噴出したそうです。)

ここで、食べたら寿命が伸びると言われている「温泉たまご」を食べる予定だったのですが、まだ準備中でした。(残念!)

更に進むと「大叫喚地獄」です。
ここの噴気は迫力がありました。

(噴気口から聞こえてくる音が地獄からの叫び声に聞こえることに由来)

一時間弱でゆっくり巡り終了!


ここで雲仙ともお別れ。
長崎市へ向かいます。

雲仙・長崎旅行①

2019-08-19 00:30:00 | 旅行
娘のお盆帰省を利用して「雲仙・長崎」へ1泊2日で出かけました。

この日は台風が近づいており、午前中に九州の東側を北上し、午後には四国に上陸する予報となっていました。

風はそこまで強くありませんでしたが、あいにくの雨の中、少し遅れて福岡を出発。

当初は、長洲港から有明フェリーで雲仙に渡ろうと思っていたのですが、台風による欠航のため、陸路で移動することにしました。

大村湾PAに着いた頃は小雨模様に、その後、徐々に雨は上がってきました。

(大村湾PA)

予定より遅れて、14時頃に島原市へ到着。

(島原城)

島原城近くの「姫松屋」さんで遅めのランチにします。

いただいたのは郷土料理の「具雑煮」です。

具雑煮の由来は、1637年島原の乱のとき、総大将天草四郎が、農民たちに餅を兵糧として貯えさせ、山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き、栄養をとりながら3ヶ月間戦い続けたといわれています。

やさしいスープで美味しくいただいた後に、同じく郷土料理の「かんざらし」をいただきました。

こちらは少し甘め汁の中に白玉が入っていました。

 昼食後は「雲仙岳災害記念館 がまだすドーム」を見学しました。

施設内には、1991年6月3日に発生した雲仙普賢岳の火砕流・土石流の映像をシアターでみられるほか、様々な展示がされており、当時を振り返ることができました。

また、すぐ近くの「道の駅 みずなし本陣」には、当時の土石流災害の爪跡が保存されていました。

その後、ホテルへ移動しチェックインを完了。

宿泊したのは「雲仙小地獄温泉 国民宿舎 青雲荘」さんです。

(ネットより拝借)

リニューアルされたホテルは、きれいで清潔感のある部屋でした。

(ちょうど精霊流しの船がホテルへ着いて、玄関前では爆竹が鳴らされてました。)

温泉は、大浴場と露天風呂がありましたが、早速、露天風呂で疲れを癒しました。

白濁の温泉は源泉かけ流しです。

(ネットより拝借)

ゆっくりと疲れを癒した後は、夕食です。

「季節の魚介と旬彩会席」の12品で、メインは「国産牛の陶板焼き」でした。


 ハイシーズンのリーズナブルな値段での宿泊でしたが、意外にも料理も大満足でした。

食後は、温泉定番の「卓球」です!

ここでは雲仙名物?の「鍋ぶた」による卓球「鍋ブタッ球」をプレイ。

普通のラケットもありますが、球のはじき具合が全然異なり、初めての感覚でとても楽しめました。

これで1日目は終了です。