「散歩にはきたけれど...」の巻。

午後五時
「散歩へ行こう」と騒ぎ出したロッキー

でも 散歩道へ着くと
ぜんぜん歩かない..



歩けないのかな..
本人は走れるくらいの気持ちできたんだろうに

稲刈りが始まった田んぼ道
陽もすっかり落ちて...



「もう 帰ろう ロッキー。」
車に乗り込むと

どこかさびしそう...な
ロッキーでした

赤トンボの詩。

午後一時
陽だまりの中に

赤トンボが三匹
遊びに来た

「夏の終わり」を
告げるように...



落ち着きなく
キョロキョロ..キョロキョロ..

飛んで
また とまって

焼ける陽射し
でも 風は心地よい..

赤トンボの 瞳の中を
夏が行く...

九月の朝。

この頃 カエルを
よく見かける



ジョーロを住処に
している奴、

バラの花に乗って
ご機嫌な奴、



秋は静かに
やってくるのです

朝、オシッコに出て
後、ずっと寝ているロッキー



今日も散歩は
無理かな..



警戒心が強くなり
怒りっぽくなったロッキー

僕の間接も
脂ぎれのように痛む

悩みが尽きない
そんな 九月の朝です



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