coco ノート

ロッキーと行く
不思議な空の旅...♪

あの日のロッキー、<おやつはどっち..。>

2016年08月24日 11時17分25秒 | Photo diary


僕が右手か左手の
どちらかにオヤツを握って

「どっちかな...」
と、ロッキーに聞くと

「クンクンクン..」と、
においをかぎながら「こっちーっ」



でも
これが意外とあたらない

犬なのに..、
恐ろしく鼻がいいはずなのに

もしかして
からかっていたのかな...僕を?


そんな時代がありました。<黄色は進め? >

2016年08月24日 09時55分10秒 | Photo diary
 

その頃、僕は30軒ほどのお店を
回っておりまして

コースの距離は
160キロ近くありました

特に優秀でもなく
所長からは「パートなみだな」と言われていましたが

お客さんから「あそこへ行ってみろ」と
紹介されたりして

年に数軒、新規のお店を取ることも
ありました

 ☆****☆

会社には台紙のメーカーなどがよくきて
所長がたっぷり飲まされた翌日はかならず

「君のコースを一緒に回るように..」
ということになるのです

お店はとてもそれを嫌がるので
「所長、僕のコースはやめたほうがいいと思います。」

などと言うと、飲まされて立場の無い所長は
突然切れて怒り出すのです

  


 ☆****☆

結局、僕は台紙の営業マンと
回ることになるのでした

何軒かまわったとき、やり手の営業マンが
「いつもこんな運転をされてるんですか?」

僕の運転がいかにも遅いといわんばかり、
普段でもあまり飛ばさないし、人を乗せたときはやたら慎重になる、

僕が「ええ、」と答えると
「僕は博多の人間なのでこの運転だと怖いです」

「えっ、ゆっくりなのが怖いんですか? 」
「博多では黄色は進めです。」

「黄色で止まると後ろから追突されます。」
「でもさっきの場合、すぐ赤に変わりましたよ。」

「あの赤は止まれじゃ無いですよ。」
「えっ、」

「死ぬ気で進め! です。」
そう言って笑っている営業マンに

「僕はまだ死にたくはありません...」
「・・・・・、」