武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

清浄で無垢な淫婦

2009年01月07日 16時59分35秒 | Weblog
『サロメ』より
          西村孝次 訳

ああ! おまえの口にくちづけしたよ、ヨナカーン、おまえの口にくちづけしたよ。おまえの唇は苦い味がした。あれは血の味だったのか? ……いいえ、ことによると恋の味かもしれぬ…恋は苦い味がするとか…でも、それがなんだというの? それがなんだというの? あたしはおまえの口にくちづけしたのだよ、ヨナカーン。


この物語を、朗読できないものかと考えている。ずっと、以前から。なにか良い方法がないものでしょうか…う~ん
コメント
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