武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

丸2年の軌跡を、なんてかっこいいことは書けないのだけれど。

2012年06月07日 15時23分40秒 | Weblog
ブログの中で、変化する、変化しているって、よく書きます。

昨日と同じであることが、苦手なのです。

明日が今日と同じって思うと、今日をぶち壊したくなるのです。

変化するって、良くなることではなくて、進化できるわけでもなくて、

良くも悪くも、変わっていくことなんです。





朗読だけじゃなく、生活のすべてで。


ブータンという国は、離婚が多いと聞いた。過去に執着しない国民性がそうさせるらしい。幸福度が高いってこととも通じるらしい。



では、今の私は幸せか。



たぶん、幸せなのだと思う。



しかし、私の幸せは、多くの人の不幸の上に乗っかっている幸せである。


全部を置いて家出をして、丸2年が経った。


この間、たくさんの変化があった。


まずは、卑屈な思いで、心が歪んだ。家庭を全うできなかった自分を責めた。


私生活の人間関係にも変化が起きた。

そりゃあ、泣いた泣いた^^)


朗読に関して…


独立直後、人から、「武さんのオーラが消えたような気がする」と言われた。
この言葉にはショックを受けた。たぶんその通りだったのだろう。

真剣に、もうやめるしかないのだろうかと悩んだ。

生きていくために、果たして朗読は私にとって、どれだけのものなのだろうか、と考えた。

しかし、だ。

悩みながらも一方で、有り難い出会いもあった。

そっと受け入れてくれる友がいた。

見捨てずに助けてくれた友がいた。

いろんなひとに助けられて、朗読を続けることができた。

こうやって生きていて、こうやって朗読を続けることができている。

感謝、という言葉や、合掌という言葉を、頻繁に使われる人もいるけれど、私は2年経って、ようやく使うことができるようになった。その分、重いものだと感じてください。


ブログには、あまり詳細を書けないし書きたくもなかったのだけれども、ようやく覚悟ができてきたのだ。

覚悟すること。…この言葉について説いてくれたのは、皮肉にも、元夫である。


いや、まだまだこれからも、何が起こるかわからないし、どんなに変わるかわからない。

相変わらず言葉足らずで申し訳ないですが

どうぞ見守ってやってください。

お願いします。



今月は、9日(土)ガス燈二人会、15日(金)試演会、16日(土)京都府庁…と続きます。

お時間を作って、どうぞお出かけくださいませ。元気と生きる強さのおすそわけができれば嬉しいなと思います。

…なんて宣伝してしまう、このしたたかさ☆うふっ


コメント
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