あっという間に半年が過ぎました。もう年末のことを考え始めて焦りを感じている今日この頃です。
昨日ようやく、中島敦の『文字禍』の台本を作りました。10月11月頃にあちこちで読みたいと考えています。
聴いてみたいぞっというかたは、お問合せを☆
また、どこへでも出かけてまいりますので、お声をかけてくださいませ。
『アイヌ神謡集』の勉強が、まだまだ足りなくて、台本も作ることができないでいます。カムイの映画も見たいし、いろんな人の話も聞きたいのだけれど、いまだに何もできない。資料だけは集めて読んでいますが、いまひとつ頭と心に入ってこない。12月の初演に向けて…ああ、半年が過ぎてしまいました。焦らず焦らず、と自分を戒めていましたが、やはり素直に焦ります^^;
さて、
1か月遅れの桜桃忌…。21日の二人会で太宰を読むことにしました。やはり、年に一度は読みたくなるんです。なんだか忘れ物でもしているような気持になりましたので。
太宰治の作品に触れると、どうしようもなく切ない気持ちになります。どうしようもなく弱い太宰に惹かれます。母性本能をくすぐるのです。来年は、『恥』という作品を読みますが、そのような読者の気持ちを裏切るような内容です。が、それすらも、「ああ、切ない願望なのね」と深読みしてしまうワタクシでございます。来年の桜桃忌をお楽しみに☆
7月の朗読:
7月7日『きいろい花』於東日本チャリティ現代紙芝居(海老名市文化会館大ホール)
7月8日『モチモチの木』於ひねもす朗読会(深川そら庵・ひねもす座公演のリハーサルを兼ねて)
7月15日『モチモチの木』於ひねもす座(市川市木内ギャラリー)
7月19日絵本と昔話と手遊びと…子どものためのお話会(柏市松本宅)
7月21日『葉桜と魔笛』於二人会(本八幡ガス燈)
7月29日『ラブユーフォーエバー』於BOSSAの会(浅草橋まき田)
いずれも、ご興味のある方は、お問い合わせくださいね。このブログでも再度お知らせします。時間はどれも午後です。日にちの確保だけお願いします。
『きいろい花』は、吉田幸子さんというかたの絵本です。この絵本を映像と音楽と朗読で、紙芝居風に仕上げた作品です。
舞台に大写しにされた映像と電子ピアノによる効果音や音楽と朗読のコラボレーションは、大ホールならではの世界を作り上げました。チケットを持っていますので、お声をかけてくださいませ。