猫 乃 眼

猫に癒され、旅で癒され、マイペース。~おぐにゃん~

チビとの出会い(想い出) 2003年4月~

2019-11-02 11:06:00 | 

チビです。愛称チンビー。よろしくお願いします。

って、これ若い時の写真だわっ!

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  • 出会いはとっても寒い日だった

「チンビー」という愛称の猫が我が家に舞い込んできたのは、2003年4月のそれは寒い日だった。

長男が車庫で用事をしている時にか細い声で啼いているのを見つけ、カチャン(おぐにゃんの連れ愛)が見るに見かねて拾い上げてきた。産み捨てられたのか、ただ1匹だけがへその緒を付けたままで必死に啼いていたそうだ。

トチャン(おぐにゃん)は、はじめ、カチャンから手のひらに包まれたその正体を見せられたとき、無反応(といつもカチャンが責めたてる)だった。

というのも、カチャンは普段から大の猫嫌いで、庭のあちこちに糞尿をまき散らし、その掃除で毎日嫌な目に遭っているので、いわば猫は目の敵なのだ。そのカチャンが、大事そうに(愛おしそうに)猫の子をトチャンに見せたのだから、そのあまりの落差に違和感を覚えたのだ。

そのときすでに新築の家の設計に入っていたが、カチャンは、設計者のS(トチャンの中学・高校時代の友人)に対して、猫を目の敵にして猫対策を講じてもらうよういろいろしつこく相談していたくらい、猫には相当な抵抗感を持っていたはずなのだ。

そんなカチャンを知っているだけに、いきなり「これ、見て』と言われて、トチャンは「はぁー?なんかいな?」と戸惑ったのだ。

カチャンは、それは献身的だった。ペットショップにすぐに走り、いろいろ相談した。ミルクを買ってきた。つぎに保温器も買ってきた。

この保温器は絶大な威力を発揮し、風前の灯だった乳飲み子の命を救った。

久しく忘れていた「子育て」が始まった。とにかく死なせてはいけないと必死だった。猫育てをしているうちに、いつの間にか、まるで氷が溶けていくように猫が目の敵から愛着に変わっていった。

目が開くのかどうかドキドキして待った。少し目が開きかけた時は、ふたりで歓声をあげた。

手のひらに包まれてしまうほどの小さな生命が、授乳し、保温し、可愛がっていくうちに、しだいに重みが増し、実体を伴っていくのがひしひしと伝わってくる。温かい生命を実感するとなんだか妙に優しくなれる。

赤ちゃん言葉で話しかけたり、同じような写真を何枚も飽きずに撮るのは、たしかに長男が誕生したときの再来だ(笑)

  • チンビー?

カチャンが「チビ」と名付け、とちゃんは「ツィンビィ」と訛って呼んでいたら、そのうち「チンビー」に定着した。

しばらくはSには内緒にしていた。しかしそのうちに「猫が歩けるような梁がほしい」だの「猫の遊び場をどうする?」だのと言い出すものだから、Sもあきれかえっていた。

こうして、家づくりはチンビーも仲間に加わり、当初計画の姿をかなり変えながら完成した。(こんなわがまま夫婦の戯言に辛抱強く付き合ってくれたS氏には心から感謝である)

チンビーのことを書いている時、表情は緩みっぱなし。恥ずかしいがどうしようもない。カチャンもトチャンも猫っ可愛がり。そんな年配夫婦を当時同居人の次男坊はシニカル(実は半分うらやましいんだと思う)眺めていた。

チンビーは新しい我が家を得て快適に暮らしている。(はずだったのに?)

なんでや?

数年後、ライバルが登場してからは、ニャンとも暮らしにくくなったのだニャ(泣)

ライバルは、こいつ….

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2004年12月の日記を転記編集しました。

その後、数年してゴンとの出会いもあって、いまは「チビ&ゴン」になりました。2004年といえば、ブログとかあったのかな?当時気まぐれに「日記」を付けたりしていましたが、2006年にやっとブログに出会いました。チビはすでに3歳の夏でした。


ゴンちゃんとの出会い♪😸

2017-12-03 15:16:00 | 

倉庫下でひとり啼き続ける赤ちゃんネコをなんとか引きずり出して捕獲した途端、歯を剥き、目を剥いて暴れまわった黒猫。目があった瞬間、トチャンはこの子に一目惚れした。ゴンもまたチビ同様、強運の持ち主である。
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【第1回】 ボク、まだ名前つけてもらってないんだ。

※2009年8月19日の記事を転記・編集しました。
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ゴンとの出会いは2009年の真夏(8月)のことでした。

はじめまして。
○○です。(まだ名前がありません)

じつは、ボクのお母さんが急にいなくなって、一晩中ひとりぼっちだった。
明るくなってもお母さんが戻ってこない。
さびしいから倉庫の下で鳴いてたら、別のお母さんがそばにきて抱き上げてくれたんだ。

ボクのお母さんのおっぱいじゃないけど、おなかいっぱいになるまでお乳を飲ましてもらってる。
なんか勝手が違うけど、仕方ない、慣れなきゃね。

砂を掘っておしっこするのも、別のお母さんが前足を持って、動かして、教えてくれた。
すぐに覚えたよ。もう平気だよ。

今日、お乳を飲ましてくれたのは、別のお父さん(だと思うんだ….)だけど、「おい、ゴン」「ゴン」て言ってた。

えー!ボクの名前は「ゴン」かあ…..?
「こいつ、ワル顔しとう。ゴン太や!」とも言ってた。
あ、関西でワルガキのことを「ゴンタ」ってよぶらしいんだ。

いやな名前だなあ!
「ヤマピー」とか呼んでくれないかな?

別のお母さんに期待しようっと。
ああ、もう面倒だ!
この家のお父さん、お母さんが、これからボクのお父さん、お母さんだと決めちゃおう。
仕方ないもんね。

それから、この家には先輩がいるらしい。
お父さんもお母さんも「チンビー」「チンビー」って呼んで可愛がってるみたいなんだ。
(で、どうもおばちゃんみたいなんだ)

ボクはあと1ヶ月以上、会わせてもらえないんだって。
病気がないってわかったら、一緒に暮らせるみたいだけど、うまくやっていけるかなあ?

ああ、でも良かった。
住みかもできたし、お父さん、お母さんも優しそうだし、チンビーおばちゃんもいろいろ教えてくれるだろうし…..

うん、ボク、がんばるよ。
早く名前付けてね。

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【第2回】 どうやら、ゴンに決まりそうな…..予感

※2009年8月24日の記事を転記・編集しました。
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いよいよ「ゴン」と命名。晴れて我が家の養子となりました。

新米猫です。

このごろお母さんまで「ゴンちゃん」と呼ぶようになった。
ああ、いよいよ「ゴン」に決まりかなあ?

もうちょっとかっこいい名前にしてほしいよお!
ねばってもダメかなあ?

でも不思議だ。
「ゴン」「ゴンちゃん」と呼ばれると、つい「にゃ~」とこたえてしまうんだ。
「ゴン」も意外と悪くないかも…..って思うことにしよう!
仕方ないもんね。

ボクはずいぶん大きくなった、と自分では思ってる。
お母さんが飲ませてくれるミルクがおいしいんだ。

だから、ケージが狭苦しくなってきたよお!
一人遊びも飽きてきたし…..

ときどき、お父さん、お母さんが外に連れ出して遊んでくれるけど、すぐにまたケージに入れられるもん、つまんないな!

あと1ヶ月の辛抱だけど、長いなあ~!!

そ・し・て
そのときOKが出ても、難関が待っている。

このごろチンビーおばさんのコワーイ視線を感じるんだ。
ムム~、どうしよう?

わたし、チンビーちゃんです。
いつのまにか、というより突然「チンビーおばさん」扱いになってしまったみたい。

なんか、怪しいチビが玄関に居るみたいだねえ?
よく見えないんだけど….

それに、お父さん、お母さんの態度がおかしいっ!!!
妙にソワソワ、コソコソしてるし、私に素っ気ない、と思う。
どうも、玄関のチビが原因らしいわね。

困ったわねえ。
何者かしらね。
こっちに入ってくるのかしら?
仲良くしてあげたいと思うんだけど、チビの態度次第だよね。
ムム~、どうしよう?

と、おたがい探り合いをする「二人」。

二人とも、我が家のだいじな家族なんだから、仲良く暮らしていこう、ね。
と、家主の二人は願っている。

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チビちゃんとの出会い♪😻

2017-12-03 14:55:00 | 

チビです。愛称チンビー。よろしくお願いします。

って、これ若い時の写真だわっ!

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  • 出会いはとっても寒い日だった

「チンビー」という愛称の猫が我が家に舞い込んできたのは、2003年4月のそれは寒い日だった。

長男が車庫で用事をしている時にか細い声で啼いているのを見つけ、カチャン(トチャンの連れ愛)が見るに見かねて拾い上げてきた。産み捨てられたのか、ただ1匹だけがへその緒を付けたままで必死に啼いていたそうだ。

トチャンは、はじめ、カチャンから手のひらに包まれたその正体を見せられたとき、無反応(といつもカチャンが責めたてる)だった。

というのも、カチャンは普段から大の猫嫌いで、庭のあちこちに糞尿をまき散らし、その掃除で毎日嫌な目に遭っているので、いわば猫は目の敵なのだ。そのカチャンが、大事そうに(愛おしそうに)猫の子をトチャンに見せたのだから、そのあまりの落差に違和感を覚えたのだ。

そのときすでに新築の家の設計に入っていたが、カチャンは、設計者のS(トチャンの中学・高校時代の友人)に対して、猫を目の敵にして猫対策を講じてもらうよういろいろしつこく相談していたくらい、猫には相当な抵抗感を持っていたはずなのだ。

そんなカチャンを知っているだけに、いきなり「これ、見て』と言われて、トチャンは「はぁー?なんかいな?」と戸惑ったのだ。

カチャンは、それは献身的だった。ペットショップにすぐに走り、いろいろ相談した。ミルクを買ってきた。つぎに保温器も買ってきた。

この保温器は絶大な威力を発揮し、風前の灯だった乳飲み子の命を救った。

久しく忘れていた「子育て」が始まった。とにかく死なせてはいけないと必死だった。猫育てをしているうちに、いつの間にか、まるで氷が溶けていくように猫が目の敵から愛着に変わっていった。

目が開くのかどうかドキドキして待った。少し目が開きかけた時は、ふたりで歓声をあげた。

手のひらに包まれてしまうほどの小さな生命が、授乳し、保温し、可愛がっていくうちに、しだいに重みが増し、実体を伴っていくのがひしひしと伝わってくる。温かい生命を実感するとなんだか妙に優しくなれる。

赤ちゃん言葉で話しかけたり、同じような写真を何枚も飽きずに撮るのは、たしかに長男が誕生したときの再来だ(笑)

  • チンビー?

カチャンが「チビ」と名付け、とちゃんは「ツィンビィ」と訛って呼んでいたら、そのうち「チンビー」に定着した。

しばらくはSには内緒にしていた。しかしそのうちに「猫が歩けるような梁がほしい」だの「猫の遊び場をどうする?」だのと言い出すものだから、Sもあきれかえっていた。

こうして、家づくりはチンビーも仲間に加わり、当初計画の姿をかなり変えながら完成した。(こんなわがまま夫婦の戯言に辛抱強く付き合ってくれたS氏には心から感謝である)

チンビーのことを書いている時、表情は緩みっぱなし。恥ずかしいがどうしようもない。カチャンもトチャンも猫っ可愛がり。そんな年配夫婦を当時同居人の次男坊はシニカル(実は半分うらやましいんだと思う)眺めていた。

チンビーは新しい我が家を得て快適に暮らしている。(はずだったのに?)

なんでや?

数年後、ライバルが登場してからは、ニャンとも暮らしにくくなったのだニャ(泣)

ライバルは、こいつ….

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2004年12月の日記を転記編集しました。

その後、数年してゴンとの出会いもあって、いまは「チビ&ゴン」になりました。2004年といえば、ブログとかあったのかな?当時気まぐれに「日記」を付けたりしていましたが、2006年にやっとブログ(アメーバ)に出会いました。チビはすでに3歳の夏でした。