猫 乃 眼

猫に癒され、旅で癒され、マイペース。~おぐにゃん~

ひさしぶりにゴンを抱く

2009-10-22 19:15:00 | 【猫】チビ&ゴン
6日連続で出張だったので、ほんと久しぶりにゴンに会った。

玄関でトチャンの姿を見ると、すぐにゴロゴロ喉を鳴らしてお迎えしてくれた。
腕を伸ばすと絡み付くように飛びついてくる。

成長期なので、ちょっとの間見ないと一回り大きくなっているのが一目でわかる。

ゴンの重みが、「帰ってきた」実感に重なり、撫で回していると、ありがとう!というしあわせな気分が涌き上がってきた。

(チンもいつものように、しずかにお迎えしてくれたんだよね、ありがとう!)

ゴン、変身か?

2009-10-14 23:17:58 | 【猫】チビ&ゴン
あの無法者のゴンがこのごろちょっとしおらしくなった。
と思うのだが、どうだろう。

ゴンは真の野良猫だった。
警戒心丸出しで、暴れん坊だった。

それが、噛まれてもひたすら抱きしめて撫で回すトチャンの攻勢に屈したのか、近頃は喉をゴロゴロ鳴らしてベターっと抱かれるようになった。
これが、また可愛い!

ごはんを食べさせ、トイレの砂をかえ、といそがしいカチャンのお世話に感謝している様子はあまり感じられないが、それでも少しは飼い猫らしくなってきているのは、まちがいなくカチャンの功績だと思う。

それでも相変わらずいたずら好きで、先輩のチンおばさんには敬意を払わない。
チンに突進してはきついパンチを食らうのだが、平気にまた飛びついていく。
チンは迷惑顔でそのうち遠ざかってしまう。

無法者は変わらない、か.......。

キッチンの一角のエリアをゴン専用グランドにしているが、狭いケージがいやなのだろう、そこから離れようとしない。
遊び疲れた後も、そのままそこでうろうろしたり、ねそべったりして何時間も過ごす。
睡眠不足じゃないかと、カチャンは言うが.......。

そろそろケージに戻ってネンネさせようかと、カチャンがだっこしようとするとガブっと噛みついて、ああ、また怒られている。

やんちゃは相変わらずで、いつも怒られてばかりのそんなゴンなのだが、実はトチャンは可愛くて、すぐに抱いて甘やかしている。

そのうち、いい子になってくれるといいのになあ。
チンとも仲良くしろよ。

たのむよ、ゴン!


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PENの本

2009-10-13 20:57:05 | 【雑記帳】-Tagged-
オリンパスPEN E-P1を買ってしまったので、カメラ(一眼)を勉強しなければならないと思った。
デジカメは構図をきめればシャッター押すだけですませていたし、特に最近は携帯電話のカメラで撮れば充分ことは足りていた。

なのに、
オリンパスPEN E-P1を買ってしまった。

携帯に便利なマイクロ一眼ということで、つい...........。

いろいろな本をあさっているうちに、目に留まったのが、
田中長徳PENの本」

54109B.gif

表紙にが入っていることがこの本を象徴している。
PENに惚れ込んでしまったチョートクさんの味のある語り口は、ほのぼのとしている。

とかくオタクっぽくなったり自慢話になりがちなこの手の解説本だが、この本はちがう。
徹頭徹尾、「あたし(チョートク)  PEN」で綴られており、読み進むうちに読者はいつの間にかPENの魅力を自分なりに発見し、共感し、チョートクマジック?にはまってしまう。

カメラ素人のトチャンも「ほんとにいいカメラなんだ。買ってよかった」と思わせていただいた。

「持つ喜び」を感じさせてくれる「ずっしり軽い」PENの再発見に感謝。


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西本智美のマーラー第5番

2009-10-03 13:01:23 | 映画・演劇・音楽
昨日、マーラー第5番を聴いた。
ロイヤルフィルを西本智美さんが指揮された。

ホールでシンフォニーを聴くのは、3年前の「新世界より」(「至福の音色」)以来のことで、そのときも思ったが、

やっぱり音楽はライブが本物

音場のハーモニーがいつも聴いているCDやiPodとは全然違う。

クルマや部屋で聴いてるから、音場もシステムも安物だから仕方ないが、普段はいかにつまらない演奏を聞いているのか。(落胆)

極端過ぎるかもしれないが、ハーモニーを聴かずにメロディだけ聴いているカンジかなあと思ってしまう。

シンフォニーホールで奏でられるマーラーは、ハーモニーに包まれるだけで、涙が出てくる。(これも言い過ぎ?)

でも、チケット代高いので、そう度々行けません。(怒)

西本さんのマーラーはメリハリがあってホント良かったです。そして、浪々と唄う。(感想)
(と言ってもインバルのCDしか聴いたことないので)

第1楽章の葬送のメロディからテンポを抑えめに浪々と唄う。
第2楽章(第5番では一番好きな楽章です)も、浪々と唄うような演奏が最高によかった。感激。

ところが、だ。
第2楽章が静かに収斂して終わろうとしている、静寂の音場に

なんと、携帯が
トゥルルル~、トゥルルル~、トゥルルル~、トゥルルル~、トゥルルル~、トゥルルル~、.......

しつこいが、もっと長く鳴り響いていたかもしれない!(怒)

前代未聞。感激が一転ブチギレ!

第2楽章を終えるやいなや、西本さんは指揮台をおりてスタスタとステージから去ってしまい、オーケストラは音合わせを始める始末。

すぐに西本さんが復帰して第3楽章が始まったが、 聴き手としては携帯が鳴った時点でもうオシマイです。
たとえが悪いかもしれないが、マラソンで言えば途中棄権しないでよく完走したというレベルになってしまった。(聴き手の感性?)

テンポとメロディが複雑に絡み合って難しい第3楽章に入る前だったのがなおさら最悪。
演奏が素晴らしかっただけに、作品として完成しなかったことが悔やまれて仕方がない!

第4楽章はビスコンティの映画「ヴェニスに死す」に使われたのであまりにも有名だが、逆に演奏が始まると聴き手は映像が頭に浮かぶので、演奏者にとっては表現が難しいのではないかと思う。

西本さんは、抑えて抑えて、聴き手にヴェニスの運河の静寂な水面をイメージさせる素晴らしい演奏だった。
そして時折わずかなさざ波の動きをイメージさせてくれる震えるような響きだった。

フィナーレの後は、素晴らしい演奏に拍手はいつまでも続いた。

あのぶち壊しさえなければ.....と思うと無念だ。
携帯鳴らしの犯人は、悪気はなかったのだろうが、マナー違反も甚だしい!

自分自身もきつく戒め、教訓にしなければならない。