アマゾネスの次は虎です(笑)
郵便局に行ったら、寅年の切手シートが売ってたので買ってきました。
「虎」美しい動物です。獰猛さも含めてパーフェクトな猫科の動物です。色も模様も。
国語の教科書に「山月記」が載ってましたが、あれは短編ながら美しい作品でした。
凍えるような月の下で、人であったことを忘れまいと咆哮する猛虎の姿を想像しては、ぞくぞくとしたものです。
で、先だっても書きましたが、名作文学を漫画にするってことで、波津彬子さんがこの作品を短編漫画に美しく仕上げてくださったのを読みました。あとがきで「トラがかわいい」と言われてめげてる漫画家さんの絵がかいてありましたが、なかなかのものでしたよ。
ただ、難を言えば、虎の耳をもっとリアルに描いていただきたかった。でもリアルに描くと虎がもっとかわいくなってしまうんですね。きっと作者もそれを考えて、リアルに描かなかったのかも・・・違ってたらごめんなさいですが、漫画とはいえ、きちんとした資料がないと描けませんから、多分。
虎の耳の後ろなんですが、黒くて白い丸い模様があるんです。
あれがすごくかわいい。虎は猫科の最大の動物です。でも耳の後ろだけはかわいいんですね。
以前、動物園の虎の檻の傍に近づいただけでなんか殺気を感じたくらい、虎は猛獣の匂いがするんです。
でも耳の後ろはかわいい。こればっかりですが・・・・
「タイガとココア」写真入で彼らの誕生から別れの記録を読みました。
泣けました。
アムール虎の母親は3匹の赤子を産み落とすとさっさと育児放棄して、どっかに行っちゃいます。
これは、薄情でもなんでもない、自然の行為なのです。彼女は自分の産んだ子供が普通に成長できないことを瞬時に悟り、育てても無駄であることを選んだのです。野生の動物とはそういうもんでしょう。知性のある生き物です。
っていうか、猫科は利口です。犬とは別の方向ですけど。
三匹の赤子の1匹は最初に死んでしまい、残った2匹の雌雄には四肢に重い障害があることがわかりまして、それでも生かしてしまったので、動物園としては、こういう場合は、公開せず裏でひっそりと育てるそうですが、日々成長する子虎の愛らしい姿や、障害にもめげず、健気に走り回る姿に、職員さんたちは人間の傲慢さでこの生きる姿を公開しないのはいかがなものかと葛藤します。
「障害者を見世物にするなんて」というあほな人権団体がクレームつけるのを恐れたのかも知れませんね。多分。
でも、障害を抱えつつ親にも見離されながらも健気に生きる子虎たちの公開は、日本中から好意と歓迎を持って受け入れられました。あほな人権団体もつけいる隙がありませんでした。ばんざい!
しかしタイガ(雄)とココア(雌)と名付けられた2匹に悲しい別れがやってきます。外見、元気一杯だったタイガが急死してしまうのです。障害は後肢のみでなく身体の中にもあったらしくて、それが成長に伴い致命的なものになってしまったようで。
一人残されたココアはあまり遊ばなくなってしまったけれど、虎はもともとというか、猫科の動物はもともと孤高の生き物なので、縄張りの中では単独で生活するものなので、それは家で飼ってる2匹の猫たちにも見て取れます。
寒い時くらいしか寄り添ったりしません。その割にはトイレは共用ですが・・・・不思議です。掃除をする私は楽でいいのですが。
さて、前置きが長くなりましたが家の雄ネコはトラネコです。
で、後肢にハンディキャップがあります。日常の生活には困りませんが、ジャンプが跳べないのです。せいぜい50cm。
椅子の上に乗るにも「せーの」と反動を付けてやっと乗っかります。体重が多いのかも知れませんが。
3年前に、右の後足の踵に腫瘍ができまして、大豆位で、医者に見せたら「肥満細胞腫」というまぬけな名前の割には悪性腫瘍で、つまり「癌」でした。
最悪の場合は、後肢1本切断ですが、ただでさえハンディキャップのある後足。1本取られたら動けなくなってしまうこと必至です。でもそのままにしてたら絶命します。
できるだけのことをお願いしますと頼んで腫瘍の摘出手術をしました。かなり周囲の組織を取ってしまいましたが、脚は残りました。手術後のどたばた騒ぎはここでは記しません。たかが猫1匹に振り回されてと笑われましょうが。生きてます。
なので、あの釧路動物園の子虎たちには、特別なシンパシーを感じます。
残されたココアには長生きしてもらいたいものだと願ってます。雌はわりと生命力があるんで期待してます。
郵便局に行ったら、寅年の切手シートが売ってたので買ってきました。
「虎」美しい動物です。獰猛さも含めてパーフェクトな猫科の動物です。色も模様も。
国語の教科書に「山月記」が載ってましたが、あれは短編ながら美しい作品でした。
凍えるような月の下で、人であったことを忘れまいと咆哮する猛虎の姿を想像しては、ぞくぞくとしたものです。
で、先だっても書きましたが、名作文学を漫画にするってことで、波津彬子さんがこの作品を短編漫画に美しく仕上げてくださったのを読みました。あとがきで「トラがかわいい」と言われてめげてる漫画家さんの絵がかいてありましたが、なかなかのものでしたよ。
ただ、難を言えば、虎の耳をもっとリアルに描いていただきたかった。でもリアルに描くと虎がもっとかわいくなってしまうんですね。きっと作者もそれを考えて、リアルに描かなかったのかも・・・違ってたらごめんなさいですが、漫画とはいえ、きちんとした資料がないと描けませんから、多分。
虎の耳の後ろなんですが、黒くて白い丸い模様があるんです。
あれがすごくかわいい。虎は猫科の最大の動物です。でも耳の後ろだけはかわいいんですね。
以前、動物園の虎の檻の傍に近づいただけでなんか殺気を感じたくらい、虎は猛獣の匂いがするんです。
でも耳の後ろはかわいい。こればっかりですが・・・・
「タイガとココア」写真入で彼らの誕生から別れの記録を読みました。
泣けました。
アムール虎の母親は3匹の赤子を産み落とすとさっさと育児放棄して、どっかに行っちゃいます。
これは、薄情でもなんでもない、自然の行為なのです。彼女は自分の産んだ子供が普通に成長できないことを瞬時に悟り、育てても無駄であることを選んだのです。野生の動物とはそういうもんでしょう。知性のある生き物です。
っていうか、猫科は利口です。犬とは別の方向ですけど。
三匹の赤子の1匹は最初に死んでしまい、残った2匹の雌雄には四肢に重い障害があることがわかりまして、それでも生かしてしまったので、動物園としては、こういう場合は、公開せず裏でひっそりと育てるそうですが、日々成長する子虎の愛らしい姿や、障害にもめげず、健気に走り回る姿に、職員さんたちは人間の傲慢さでこの生きる姿を公開しないのはいかがなものかと葛藤します。
「障害者を見世物にするなんて」というあほな人権団体がクレームつけるのを恐れたのかも知れませんね。多分。
でも、障害を抱えつつ親にも見離されながらも健気に生きる子虎たちの公開は、日本中から好意と歓迎を持って受け入れられました。あほな人権団体もつけいる隙がありませんでした。ばんざい!
しかしタイガ(雄)とココア(雌)と名付けられた2匹に悲しい別れがやってきます。外見、元気一杯だったタイガが急死してしまうのです。障害は後肢のみでなく身体の中にもあったらしくて、それが成長に伴い致命的なものになってしまったようで。
一人残されたココアはあまり遊ばなくなってしまったけれど、虎はもともとというか、猫科の動物はもともと孤高の生き物なので、縄張りの中では単独で生活するものなので、それは家で飼ってる2匹の猫たちにも見て取れます。
寒い時くらいしか寄り添ったりしません。その割にはトイレは共用ですが・・・・不思議です。掃除をする私は楽でいいのですが。
さて、前置きが長くなりましたが家の雄ネコはトラネコです。
で、後肢にハンディキャップがあります。日常の生活には困りませんが、ジャンプが跳べないのです。せいぜい50cm。
椅子の上に乗るにも「せーの」と反動を付けてやっと乗っかります。体重が多いのかも知れませんが。
3年前に、右の後足の踵に腫瘍ができまして、大豆位で、医者に見せたら「肥満細胞腫」というまぬけな名前の割には悪性腫瘍で、つまり「癌」でした。
最悪の場合は、後肢1本切断ですが、ただでさえハンディキャップのある後足。1本取られたら動けなくなってしまうこと必至です。でもそのままにしてたら絶命します。
できるだけのことをお願いしますと頼んで腫瘍の摘出手術をしました。かなり周囲の組織を取ってしまいましたが、脚は残りました。手術後のどたばた騒ぎはここでは記しません。たかが猫1匹に振り回されてと笑われましょうが。生きてます。
なので、あの釧路動物園の子虎たちには、特別なシンパシーを感じます。
残されたココアには長生きしてもらいたいものだと願ってます。雌はわりと生命力があるんで期待してます。