お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

無駄な臓器は無いはずなんだけどね

2011-07-24 20:00:54 | 医療とか介護とか
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首が治って帰ってきたcocoちゃんに用意してあった折鶴模様の着物を着せてみました。首がしっかりしてるんで安心して着付けたんだけど、座らせたらなんか襟元が崩れちゃってるな・・・。

あ~それにしても今日も涼しくて、いや昨日は病院に行って帰ってきてもう体調が悪くて不調でとっとと寝てしまって、今日は天気が良かったけど涼しくて北と南の窓を開けて部屋に風を入れて、寝ていたら気持ちが良かった。あ~お腹が痛い・・・・。で、一昨日からミミが私の枕元で寝てるんですわ。今日も昼間は一緒にずうっと昼寝してた。

昼を食べようと台所に行ったら降りてきて、キャットフードをやったんだけど、あれれと思ったのは、両方の瞳孔の大きさが違ってて、左の瞳孔が細くて右目の瞳孔が大きいの!どうしたんじゃ~?と訊いても猫は返事してくれないし・・・どんなもんだろうと気になったんだけど、夜になったら、両方とも同じ大きさになっていてほっとしたわ。

昨日兄から電話があって、母の腎臓は片方摘出するらしい。私が昨日行った時はそんなことひとことも本人は言ってなかったので、忘れちゃってるんだろうな~。いくら二つあるから一個取っても大丈夫だろうっていったって、一個しか残ってなければ詰んでしまってるじゃないの・・・。どんなもんなんだろう。

というのは、その前の日に、小さい頃心臓移植を受けた少女が成長したんだけど、やっぱり完全な健康体にはなれなくて、腎不全になってしまって、透析を受けなければいけない状態になってしまって、で、彼女は自ら透析を受けるのを拒否して、延命治療も自分の意思で拒んだんですよ。当然、腎不全ですから、もう全身ひどい浮腫みで、私の脚の浮腫みなんて「ごめんなさい」と言ってとっとと逃げ出したくなるような浮腫みでした。でも彼女は延命を拒み自分の運命を受け入れた。最初から見てなかったのが悔やまれるけど、18歳で自分の運命を受け入れるって、どうなんだろう・・・苦痛が、生き続ける限り永遠に続くのが辛かったから?それだけじゃないと思うのよ、私は・・・・。多分ね、娘のこんな姿を受け止め続ける両親に申し訳ないって気持ちもあったんだろうと感じたわけよ。だけどさ・・・・そりゃ人間はいつか生まれて来たからには死ぬわけだけど、延命治療を止めたら必ず死ぬ。それは明日かも知れないし、一ヵ月後かもしれないし、でも近いうちに必ず死ぬ・・・・って判ってても、私は怖い、自分だったら。

最後に父親に抱かれて彼女は召されるんだけれど・・・苦痛に満ちた短い人生だったろうけど、それでも18歳で自分の運命を決断するのって・・・切なくて、でも聡明な子だったんだなと、彼女と、幼い娘を亡くした経験のある女医さんとのメールのやりとりで感じました。女医さんは実の娘さんの次に、娘のように感じていた少女にも先に逝かれてしまって、切ないだろうなと思うけど、彼女と交わした700通のメールが残されて・・・・それに救われたような気もしますが。

で、母の話に戻すと、母の甥、私の従兄弟に当たる人が腎不全で亡くなってます。稀に透析が合わない人がいて、彼がまさしくその体質で・・・透析を始めたとたんに全身が浮腫んでしまって、直ちに中止したんだけれど、結局亡くなってしまったんですわ。母が見舞いに行ったら「久しぶりに顔見たら、〇〇(兄の名)に似てるから辛かった」と言ってましたが・・・

よくある例えで「コップに水が半分入ってます。もう半分しかないと感じる人とまだ半分あると感じる人では人生の楽しみ方が違います」みたいなことを聞いたきがするけど、「腎臓が2個あります。一個摘出します。あと一個しかないと考えるかまだ一個残ってるかで人生の楽しみ方が変わってきます」とは割り切れないです。水は幾らでも補充できますが、腎臓は残された一個が腎不全になったらと考えたら「詰んでる」としか思えませんもの・・・。まして透析で命を落とした親族がいたりしたら・・・と考えると気持ちよくないです。でも癌だから・・・・摘出するしかないんだろうな~・・・はぁぁ・・・・本人は呆けてるのであんまり気にして無いのが救いですけどね。

ま、悪いことは考えないようにしよう。まだ一個残ってるんだ。他の場所に転移する前に摘出するんだと前向きに考えよう。いざとなったら、私のを一個やったっていいんだしさ。そういうことにしておこう。
コメント
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