黒く毛深く巨大なクリオネが寝ているみたいだ（宮本亜門の舞台）

昨晩、チケットぴあからプレリザーブのメールが届いたのですよ～。まあ、あんまりいい席は期待してませんがね。あの、ニューヨーク公演をやった「金閣寺」ですよ。待ってたんです。とても観たかったので本当に嬉しい！

で、来月、某マイナーな舞台に出る息子に「観に行くかい？」って電話したら「出演者は？」って訊くので「森田剛、高岡蒼輔・・・」と言ったら「ジャニかぁ・・・」などと言うので「馬鹿者！宮本亜門演出の三島由紀夫原作の金閣寺だぞ！しかもＳ席一万円を私がご招待してやるんだからね。こういういい舞台を観るのも勉強でしょうが？」と言ったら「う～ん・・・金閣寺ってどんな話だっけ？」などというので「え？読んでないの？あの三島の名作を？あんた高校で何やってきたの？あれはですね～金閣寺のあまりの美しさに耐えかねた若い坊さんが火を付けてしまうんだよ。そこまでに至る葛藤を・・・」「燃やすんだね」「あのね～そうなんだけどそう言っちゃ実も蓋も無いんだけど・・・あんた読んでないの？あの名作を・・・知らないの？」「だから燃やしちゃうんでしょ？間違ってないでしょ？」「まあ、率直に言ってそうだけどあんまりだ」「燃やすんだから間違ってないじゃん」ああ・・・はいはい・・・そうですね。そうです。私はあの三島由紀夫の世界をどれだけ舞台に昇華させてくれるのかが楽しみなのに・・・

でもまあ、舞台を観るってのは私、実は好きなんです。こういう楽しみは、一人で行ってもいいけど、娘とかと一緒にいければいいなと思ってましたが・・・・まさか息子と一緒に行くとはね・・・でも優れた演出の舞台から何かを掴んで欲しいと思ったりしてます。でもやっぱ息子をダシに使ってるのか？私は・・・

情弱にもほどがある私・・・・

ＣＯＭの最終号を買ってきて読んでたら、ええええ？岡田史子さんて亡くなってたの？２００５年に？えええええ？まだ若かったでしょうに・・・・ということで、確かに亡くなってました。２００５年に心不全で５５歳で・・・・合掌。

で、やまだ紫さんも２００９年に亡くなっていたんですよ・・・・脳出血で・・・・。インシュリンも自分で打ってたそうだから・・・糖尿病って怖いです。父が心配・・・さっき、父が泣きながら（嘘ですが）「婆さんが怒って凄い・・・」と電話を掛けてきた。「ありゃキチガイだ、認知症はああなるのかの～」「ああ、そうなんだよう。病気が言わせてるんだよう。これじゃ爺さんが心配だよ。大丈夫かい？」と訊いたら「参った・・・・」だそうで・・・・。私は悲しい。母だってまともになるときはまともになるんだけど、いつプッツンのスイッチが入るかわからないからどうしようもできない。昼間電話したら機嫌よかったのに、なんでやねん？父は脳梗塞もあるから

やまだ紫さんは６０歳だったし・・・若すぎる。彼女のアシをやってた杉浦日向子さんも早すぎる死だったですが。

ほんで、オフラ・ハザってイエメンの美人シンガーがいたんですが、けっこう好きでした。１１年前に亡くなってました。生きてれば私と同じ位の年齢だったんですよ。オフラ・ハザ紹介してくれたアーチストも何年か前に亡くなってますけどね、癌で。

なんだかな～情弱だな私・・・ということでオフラハザのＣＤ買おうと思ったら品切れでしたわ。
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