お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

枕ヲタク

2011-11-24 21:52:31 | 日常生活、もしくは趣味
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ミミちゃんが寝てるのは義母の枕です。(あ、トイレの詰まったのは治りました~ほっとしました~)
何故かこの枕に寝ちゃうのですが、そりゃ~ね、寝心地は悪くないです。NASAで宇宙から帰還した飛行士が地球のGに身体を慣らすために使う低反発素材テンピュールを使った枕なんです。人間だったら頭しか乗せられませんが猫なら全身乗っかりますから、そりゃ~寝心地が悪かろう訳はありません。昨日帰ってきた古川さんもきっとこの素材の寝具に横たわって地球のGに身体を戻すようにリハビリしていくのではなかろうかと思います。

よ~するに高級素材なんだよ!この枕は!っと言いたいわけですが、実は、この枕の元の持ち主は私です。私が買ったものなのです。

私は自分の頭に合う枕がなかなか見つからなくて、実に苦しんでおりまして、このテンピュールもかなりたかが枕にしては高価だとは思ったんですが、買いましたよ~。まあ、最初のうちは、「おおお~これはいいかも~枕ジプシーから解放されるかも~」と喜んでいたのですが、やはりなんと申しましょうか・・・蒸れるんですね。あとは、私は仰向けに寝ないので、横向きに寝続けると、もう下になった耳が痛くて痛くて・・・・低反発だからいくらでも沈み込むので、頭の重さがもろに耳に掛かるわけです。辛いです・・・・。西川の枕とか蕎麦殻枕とかパイプ枕とか檜のチップの入った枕とか、そりゃ~もういろいろ試しまくりましたよ。枕で御殿が建つほどなんてことはないですが、ちょっとした人形なら買えちゃうかもってくらい枕ばかり買ってます。

で、最後の頼みのテンピュールでしたが、そういうわけで・・・ただ、高価だったので処分するのも忍びなくて、嫁のお下がりなんて失礼かとおもったのですけど、義母に恐る恐る訊いてみたんです。ちょっとこの枕試しに使ってみてみませんか?と・・・・

で、今日に至るので、義母には合ったみたいで良かったです。ただ、猫に横取りされるとは想定外でした。「想定外」今年の流行語大賞になるんじゃないですか?ちと不謹慎ですが・・・・

義母としては猫に枕を取られては寝られませんから、猫用に寝床を作ってくださったんですけど、猫もバカじゃないからっていうか、寝心地覚えちゃったもんだから、寝る時には、義母は猫をどかすのですが、夜中にふと気付くと顔の横にもじゃもじゃした塊が寝てるんだそうです。

で、私は今、どんな枕を使っているかというと、似たような枕を使ってます。テンピュールのあとにディノスでメッシュの入った枕を買って使ってまして、まあ、悪くなかったんですが、なんか・・・ちょっと違うかな~っとなって、たまたま会社に出張販売に来てた寝具屋さんが持ってきてた枕が、なんだかとても魅力的に見えまして、やはりそれなりのお値段ですが、人生の半分は寝てるわけですから、あ、1/3でしたっけ。まあ生活のかなりの割合を睡眠が占めてるわけだから、枕って大事です。

その枕の魅力はなんと「重さ」でした。動かないんです。寝返り打ってもずれないんです。で、今はリネンのカバーをかけて、リネンのバスタオルを乗せて、その枕を愛用中です。今年の夏はアイスノン使って乗り切りました。

そんなに枕に拘るなら、オーダーすりゃいいのにとも言われそうですが、オーダーたってね、そうそう簡単にいくもんではないですよ。

私はふかふかの敷布団が苦手です。硬いのが好き。でもオーダー枕用のベッドはそれなりに弾力があるから、そういう状況で作った枕を自宅に持ってきても、多分合わないでしょうって容易に想像が付きますもんね。なので、オーダーははなから諦めてます。

実はですね・・・・実家の父が、枕オタクだったんですよ。しょちゅう通販で買ってたそうなんです。で、合わないと、母にくれるそうで・・・。ちょっと魅力的な枕があったんですが、ふかふかしてて、頼りなげで、意外といいかもと思ったのですが、貰えませんでした。あの枕で満足しちゃったのかな~。

あと羽枕ってのにも興味あるんですけどね。アレルギーが起きそうなので躊躇してます。でもどっかのホテルの羽枕は良かったな~。持って帰りたかったもんな~。

枕探しの旅はいつ終わるんでしょうか・・・
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き・・・金閣寺とキンカクシ

2011-11-24 00:20:21 | 日常生活、もしくは趣味
宮本亜門演出、三島由紀夫原作の舞台「金閣寺」のチケットの抽選を申し込んだので、一応おさらいに、原作を読み直してみました。いやぁ~高校のときは必須だった小説でしたが、あの頃の田舎娘にはちょっと苦しい小説でしたね、きっと。だって情景の描写が全然頭に入ってこないんだもん。精々「新京極の喧騒」程度でしょう、浮かぶのは・・・。

それが、ここのところ、毎年のように京都に足を運んでいるので、私の読書はまず頭にスクリーンを張って舞台装置を作って、登場人物を配置して動かすやりかたなんで、舞台の情景や登場人物の服装とかが決まらないと、読んでも頭に入ってこないんですが・・・今回は実に「あら、こんな作品だったのね~」ちゅうくらい見事に私の目の前に画面が広がって行くのでした。

ブータンの王様と王妃様が金閣寺を訪れたときは紅葉してたけど雨だったですが、案内のご住職にさっとお二人が傘を差しかけたのを皆様感動なさってたけど、仏教国のブータンでは御前さまは尊敬の対象なんだから当然の振る舞いとも思われますが、ご住職も感動されてたけど、それだけ今の日本の御前さまが尊敬されてない証拠になってしまいましたね。ちと恥ずかしいぞ。

さて「金閣寺」は三島31歳の時の作品で、格調の高い見事な文体で金閣寺を燃やしてしまうまでの青年僧の心情を描いておりますが、さっさと読めば2日で読めそうなのを、じわじわと味わいたくて、じっくりと読んでます。幻想が現実に破壊されて行き、壊れて行く主人公の壊れ方に妙な説得力があって、それが作者の目論見通りに進行していくのが、なんとも心憎いです。脇役たちのなんと魅力的なことでしょう。

と感動してたら、我が家のキンカクシならぬ1階の水洗トイレが詰まってしまいました。何故か次男が対処方法を知ったたので、電話してやってみたのですが、少し「ごぼごぼ・・・」と音がしたのですがダメでした。どうやら義母が詰まらせてしまったらしいのですが、一体何をしたというのでしょう?判りません・・・今の人はキンカクシなんて言葉も知らないんだろうな~またひとつ駄洒落のネタが消えようとしております。談志さんも亡くなってしまいましたね。凄いチェーンスモーカーだったので咽頭癌だったそうですが・・・・・申し訳ないけど、喫煙者の健康保険料は倍くらい徴収して欲しいもんだと思います。喫煙は緩やかな自殺行為ですし、伏流煙は緩やかな殺人です。
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