今朝は大雨でこりゃ無理だ、折角日食グラス迄用意してたのにとがっかりしながら駅に着いて、ホームから空を見上げると、なんと!雲がサングラスがわりになって、肉眼で金環食のわっかが見えました!
先日千葉県の山武市で72歳の女性が同居してる孫15歳に殺害された事件があったんだけど、その後の報道でばあちゃんから「最近こづかいは足りてるかい?」と訊かれて「足りてるよ」と返事したら「お前!私の金盗んだろ!返せ!」とかいうやりとりがあって、孫の少年はばあちゃんに殺意を抱いたらしい。
これって典型的な「認知症」の症状じゃないですか!よく姑が嫁に「あんた私の財布から金抜いただろ?中身が足りないんだよ!」と言いがかりをつけてトラブルになるんですが、それとまったく同じじゃないですか!ただ相手が嫁か孫かの違いだけで・・・・。
嫁だったら心得てるから「ははぁ~このクソばばぁ呆け始めやがって・・・いいかげんにしろよ」とすぐ解るでしょうが、15歳の少年が「お前!私のお金盗っただろ!」と言われたらさぞ傷ついたに違いありません。この時点で、親は何をしていたのでしょうか?
少年は親に「ばあちゃんからこんな言いがかりをつけられた」と泣きついたりしなかったのでしょうか?15歳だもんな~しなかったかも知れないですね。ひたすらプライドを傷つけられた(やってもしない盗みの言いがかりをつけられたわけだし)恨みの炎を心の中で燃やしていたのかも知れません。
で、呆けたばあさんは「盗んだ金返せ、この泥棒!」とか言いがかりを付け続けてたとしたら・・・いつしか殺意に変わって行ったとしてもおかしくないかもと思います。
亡くなった女性は72歳、呆けるには早いかもと少年の両親は思ったかもしれません。でも若年認知症だってあるんです。早い人は40代から呆ける。孫に盗みの疑いをかけてることに気付いたときに、病院に連れて行ってみれば、今はまだ認知症を治す薬はありませんが、進行を遅くする薬を処方してもらえたはずです。でもなあ・・・72歳・・・今の72歳って元気だからなあ・・・家族は認知症なんて夢にも思わなかったかも知れません。それで、息子15歳が本当にばあちゃんの金を盗んだと疑ったりしたら・・・少年は追いつめられてしまったことでしょう・・・・だとしたらかわいそうでなりません。認知症患者の犠牲者でもあるんですから。
私の母は80になる頃に認知症らしき言動を起こし始めました。
きっかけは、短期間の入院でした。見舞いに行って話していると「看護婦さんが私の水を飲んだ」と言うのです。ありえない話です。でも老人が入院をきっかけに痴呆になることは知ってましたから「来たか!」と思いました。
でもここで「そんなわけ無いでしょ!」と反論したらダメなんです。病人のプライドを傷つけて余計におかしくする可能性があるからです。私は「あら、水が飲みたいの?そんなら売店で買って来てあげるよ」と切りかわしました。母は「いや、今は飲みたくないけど」と言ってそれで収まりました。
母の認知症はアップダウンを繰り返しながら続いています。もちろん薬も飲んでますが、治りません。大人しい時は鬱状態で「長く生き過ぎた。早く迎えが来ないかな~」と言うので「そういう人間の所にはなかなかお迎えは来ませんから」と言ってやります。そうすると「そうなんだよね~こればっかりは仕方ないよね~」と納得してくれます。
でもたまに激昂すると父のベッドを分解して「一緒の部屋で寝たくないから出ていけ!」と寝室から父を追い出したりするそうです。以前は「そんなら私がここから出て行く」と言って自分のベッドを分解してましたから、もっとアクティブに攻撃的になってしまったようです。薬・・・効いてないですね。飲まないよりはましって状態ですかねぇ・・・
認知症の人を相手にするにはこっちも相手を刺激しないように言葉を選んで喋らないといけないので、けっこう神経や頭を使います。相手にしなかったらしなかったで「あんた!私を馬鹿にしてるでしょ!」となりますから。
きっかけはどうであれ、自分の祖母を殺害してしまった少年はそれなりの処置をうけるのでしょうけど、どうか重い処罰だけは避けて欲しいと願わずにはいられません。早く認知症の特効薬が開発されて流通されるように願うばかりです。
これって典型的な「認知症」の症状じゃないですか!よく姑が嫁に「あんた私の財布から金抜いただろ?中身が足りないんだよ!」と言いがかりをつけてトラブルになるんですが、それとまったく同じじゃないですか!ただ相手が嫁か孫かの違いだけで・・・・。
嫁だったら心得てるから「ははぁ~このクソばばぁ呆け始めやがって・・・いいかげんにしろよ」とすぐ解るでしょうが、15歳の少年が「お前!私のお金盗っただろ!」と言われたらさぞ傷ついたに違いありません。この時点で、親は何をしていたのでしょうか?
少年は親に「ばあちゃんからこんな言いがかりをつけられた」と泣きついたりしなかったのでしょうか?15歳だもんな~しなかったかも知れないですね。ひたすらプライドを傷つけられた(やってもしない盗みの言いがかりをつけられたわけだし)恨みの炎を心の中で燃やしていたのかも知れません。
で、呆けたばあさんは「盗んだ金返せ、この泥棒!」とか言いがかりを付け続けてたとしたら・・・いつしか殺意に変わって行ったとしてもおかしくないかもと思います。
亡くなった女性は72歳、呆けるには早いかもと少年の両親は思ったかもしれません。でも若年認知症だってあるんです。早い人は40代から呆ける。孫に盗みの疑いをかけてることに気付いたときに、病院に連れて行ってみれば、今はまだ認知症を治す薬はありませんが、進行を遅くする薬を処方してもらえたはずです。でもなあ・・・72歳・・・今の72歳って元気だからなあ・・・家族は認知症なんて夢にも思わなかったかも知れません。それで、息子15歳が本当にばあちゃんの金を盗んだと疑ったりしたら・・・少年は追いつめられてしまったことでしょう・・・・だとしたらかわいそうでなりません。認知症患者の犠牲者でもあるんですから。
私の母は80になる頃に認知症らしき言動を起こし始めました。
きっかけは、短期間の入院でした。見舞いに行って話していると「看護婦さんが私の水を飲んだ」と言うのです。ありえない話です。でも老人が入院をきっかけに痴呆になることは知ってましたから「来たか!」と思いました。
でもここで「そんなわけ無いでしょ!」と反論したらダメなんです。病人のプライドを傷つけて余計におかしくする可能性があるからです。私は「あら、水が飲みたいの?そんなら売店で買って来てあげるよ」と切りかわしました。母は「いや、今は飲みたくないけど」と言ってそれで収まりました。
母の認知症はアップダウンを繰り返しながら続いています。もちろん薬も飲んでますが、治りません。大人しい時は鬱状態で「長く生き過ぎた。早く迎えが来ないかな~」と言うので「そういう人間の所にはなかなかお迎えは来ませんから」と言ってやります。そうすると「そうなんだよね~こればっかりは仕方ないよね~」と納得してくれます。
でもたまに激昂すると父のベッドを分解して「一緒の部屋で寝たくないから出ていけ!」と寝室から父を追い出したりするそうです。以前は「そんなら私がここから出て行く」と言って自分のベッドを分解してましたから、もっとアクティブに攻撃的になってしまったようです。薬・・・効いてないですね。飲まないよりはましって状態ですかねぇ・・・
認知症の人を相手にするにはこっちも相手を刺激しないように言葉を選んで喋らないといけないので、けっこう神経や頭を使います。相手にしなかったらしなかったで「あんた!私を馬鹿にしてるでしょ!」となりますから。
きっかけはどうであれ、自分の祖母を殺害してしまった少年はそれなりの処置をうけるのでしょうけど、どうか重い処罰だけは避けて欲しいと願わずにはいられません。早く認知症の特効薬が開発されて流通されるように願うばかりです。