お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

風邪をひいたようです

2012-09-29 23:09:05 | 健康
金曜の朝、不調でつまり声が出なくて会社を休みました。
ミミがゲロ吐きまくりで夕方、旦那に車を出してもらって病院に連れて行き血液検査と点滴。血液の方は異常も無く・・・・胃腸薬を貰って、あとは食事の時間をずらしてみるといいかもと言われました。食欲はあるんだよ~。なのに体重は減る一方で・・・・
なんと!3kgちょっとになってしまいました。つ先日までは3.6kgもあったのに。目に見えて痩せまくってます。

私の体重を分けてやりたいですわ。

疲れました・・・・。

でもその夜に、草間弥生さんのドキュメンタリーをテレビで見たんですが、うはぁ~すごい!と創作に圧倒されました。

私の母と同じ昭和4年生まれの多分83歳、今はきききりんに似てらっしゃるけど、若い頃、NYに渡った頃はすんごい美女でした。

作品もかなり高額で取引されてらっしゃるのですが、暮らしているのは精神科(今は心療内科って言うのでしょうか?)の病室なんです。

大胆な作品で、キースヘリングとかニキドサンファルを彷彿とさせられましたが、この夏のルイヴィトンとのコラボの水玉のスカーフが欲しいです。アートを身に纏う。いいじゃないですか。黄色地に黒の水玉はレオパード模様で、本物の毛皮よりずっと優しいです、地球にも、動物にも。

下描きもなくいきなり巨大なキャンバスに絵筆を走らせる姿は圧巻で、自分も絵を描くことが好きだったから思うのですが、本物の天才は、真っ白なキャンバスの中にもう出来上がりが見えてて、それをそのままなぞってるだけらしいですね。ミケランジェロが「大理石の中にその形があって、その通りに掘り出してるだけだ」と語ってたのと同じで・・・

大胆な作品とは裏腹に、彼女は早過ぎたため、時代から叩かれ随分傷ついて、なので作品の大胆さとは裏腹な繊細さも危うさも持ちながら、「私の水玉で世界や人の心が幸せになれば素敵でしょ」と仰る。贅沢なことはほとんどなさらず病室とアトリエを往復するのが殆どの毎日で、プレゼンのレセプションにも、具合が悪くなって欠席してしまったりする繊細な方なんですね。

草間ビルが出来上がったら、行きたいと思います。ミュージアムショップに水玉のスカーフが置いてあったら、買ってきます。
コメント
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