寒いです、そして地震がきました

寒いです。暖冬なんて誰が言ったのでしょう。雪が沢山降ってますが、私はもうスキーには何年も行ってないので、あまり関係はありませんが、雪乞いをしていたスキー場の皆さんはほっとされてることでしょう。
良かったです。冬はやはり寒くなくてはいけませんね。なんか欧州でも寒波がすごくて死人がたくさん出てるそうで。
そうなると地球規模で寒いのかな～こんな状態で「温暖化対策」なんて北欧の国で開催しても、説得力がありませんね。

あ、そうそう、今朝方、5時ごろかな～地震がありました。震度は１とヤフーの地震ニュースに出てました。
震源地は千葉県東方沖、まいどの所です。でも感じとしては、いきなり縦揺れぽっくて、震度2くらいあったような気がしました。
寝てたせいかな～、人形が心配です。形あるものは何時かは壊れるのですが、100年もののビスクドールなんかもいますんで、破壊してしまったら、未来に申し訳ない気持ちです。ま、これも日本に生活しているものの運命でしょうけど。
地震と火山噴火とは縁がきれないという・・・震度1程度でしたら人形も特に何でもないんですが、ここんところ、いろんな場所で大きめな地震が来てて、フィリピンの火山は噴火するし、マヤの暦は2012年で終わってるとかね・・・

そんなこと考えると、疲れて痛い腰に鞭打って働きに行ってるのもなんかな～
本当に、未来のことが判れば、そこに向かって思いっきり好きなことやるんだけどな～とか考えます。

まず、会社辞めます。

もうなんかね、疲れましたから、2012年で世界が終わるんだったら2010年には会社辞めて家の中をきれいにしたいです。

でも1999年にも何も起きなかったので、アレですが、好きな人形の顔でもながめて、針と糸でもしばらくぶりに持ち出して、服や小物でもちくちく縫ってみたいかな～と考えてます。

戦利品の一部

ほんの一部です。図録とフライヤーと買ってきた漫画の本。左上の西武の袋の中には漫画の本が何冊か入ってます。豪華イラスト集も欲しかったんですが、重くなるので断念。望都先生はプリミティブな世界観がすてきで、帰ってきた夜に、ジミー大西がアフリカにティンガティンガの修行をしに行くドキュメンタリーをやってました。私は彼の絵の描き方が意外だったので、びっくりしました。自由奔放なようでいて緻密に計算された描き方をされてるんですね。

望都先生もビアンカの習作を沢山描いていたので、やはり創作とはいえ、他人の鑑賞に堪える作品を描くというのは、まして感動を与える作品を創り出すということは、並大抵のことではないと思い知らされました。当時の望都先生の、踊り出すような動きのあるキャラクターはこうやって生み出されたのかと・・・・・

さて、もうひとつのお楽しみ、恋月姫さんの半神へのオマージュのシャム双生児のビスクは、後ろからも見ることができて良かったです。半神の原作と違って、両方ともきれいな娘さんでしたが、若干表情が片方が、疲れたような顔してて、しかし、すてきな人形ですが、これはおうちに連れて帰ってこられる代物ではないなと実感しました。あくまで展示作品ですね。
おうちにいたら、絶対に持て余すと思います。良いものみられて良かったです。

寒さにめげずに出かけてよかった。明日からまた頑張ろう！

萩尾望都原画展に行ってきました

土曜日なのですが、もう寒かった～！！！でも行ってしまいました。毎日長距離通勤してるんで東京位は平気なんですが、何で池袋？と思いましたが、行って見ると近いです。東京駅から丸の内線で20分でした。渋谷西武より近いよ。池袋は駅が西武デパートですから。イベントは池袋でやって欲しいけど、しかし、別館ギャラリーは丸の内線の改札からはなかなか遠かったです。でも外の寒い中を歩くよりはずうっと良かったですわ～。

11時ごろ到着して、けっこう人が入ってましたね～萩尾先生の人気がうかがい知れます。40周年だって！こんな企画展やってなかったのですね～意外だわ～でも、なんとなく望都先生ってそういうところ、ありそうですね。あんまり前に出てこなそうなところというか・・・・

もう、ビアンカの生原稿がすてきでしたわ～でも生原稿みると結構修正液が入ってるんで、ちょっと安心したりして。

私の中学、高校時代にポーの一族は少女コミックで連載されてて、つまり私は望都先生と同時代を生きてきたわけで、もうその生原稿が見られるなんて、感涙ものです。高校の頃は、大学ノートにエドガーの絵ばっかり描いてたわね～しかもお手本も見ずに！
これって自慢できるかも。あのノートはもうどっかにいってしまったのでしょうけど。まあ美術を3年間選択してて、美術部だったのですからそれくらいはあたりまえかも知れませんが、あの頃は本当に漫画家になりたくて、別マに投稿なんかもしてたんだよな～。それで、深夜までしこしこ描いてたので、学校の成績は美術とか、歴史とか、国語とか英語はまあまあでしたが、数学とか物理なんかは悲惨だったな～。結局自分の才能に見切りをつけて就職しちまいましたが。でも自分で稼げるということは自分の金で好きなことができるということで、就職したら、好きなだけまんが本買ってレコード買って、ブリティッシュロックやハードロックのライブに通い詰めてましたから。

会場は勿論撮影禁止でしたので、入り口を撮影してきました。目玉のバラの香水は売り切れてました（泣）やけくそになって、物販コーナーで大人買いしちまったわ。重かったわ～まんが本けっこう買ってしまったから。

それと４０枚限定のリトグラフが売ってて、すてきな額縁に入ってて、フライヤーにもなってたランプトンは語るがほしかったのだけど、（いかにも凶悪な吸血鬼の表情が素敵なエドガーで、大好きな絵なんだけど）フライヤーでおなか一杯になってしまってたので、隣にあったエヴァンズの遺書を買ってしまいました。いーのよ。人形一体に較べればたかが知れてるわ。ただ、額縁がでかいから飾る場所が無いから、1枚にしたのよん。本当は2枚買っても構わなかったんだけど～。でもエヴァンズの遺書の額縁にはちょいと仕掛けがしてあって、そんな小細工に負けてしまった私。でもアクリルガラスにはＵＶ加工が施してあって、めちゃ日当たりの良い私の部屋でも、色が変わらないというお話でした。赤って退色が激しいから、ランプトンが褪せてきたら悲しいかなと思ったけど、ま、届くの来月だし楽しみに待ちましょう。なんかもうランプトンは、土曜日の段階で残り一桁だったそうです。

阿修羅王も欲しかったけど、最悪の場合は、図録でも切り取ろうかな～
図録、豪華でしたわ。また行きたいけど23日までなんだよな～。短いな。23日はうちの掃除もしたいし・・・・

ああ、それから「半神」の全部と「柳の下」が全部展示されてて、柳の下は科白が全然無くて・・・・・でもなんとなく柳の下の女性の正体は判ったけど・・・・でも、何度読んでも泣ける・・・このポテンシャルを40年間保ち続けてきた望都先生ってやはりすごいなって感じたのでした。

寒いです～でも行きたい所があるんです～

いやぁ～暖冬とか言われてましたが、ここ何日か寒いですね～
昨日、薄いキルティングのジャケットが届いたのですが、こんなの着てたら風邪ひきます。
今日の出勤はニットの黒い帽子を被って、ロエベの裏側オールウィーゼルのラムスキンの黒いロングコートにタヌキの毛皮のマフラーをして出ました。下は薄手のハイネックだけでしたから、コートは暖かかったんですね。それなりの値段だけのことはあります。値段を考えると、もう絶対に買えませんね。大切に着なくては・・・。
笑いたいのは、帰りのエレベーターの前でおっさんたちに「お～すごいね～セレブみたいだな～」「いやぁ～ふさふさの毛皮の帽子もあるんですよ～」といったらおやじ二人が「お～い、俺たちの前でふさふさちゅうのは禁句だぞ～」そうなんです。二人とも見事に薄毛なんです。帰りのエレベーターの中で大爆笑でした！本当に職場から離れるだけでこんなに楽しいなんてね～♪

もうちょっと仕事、続けようかな～と思ったりしました。

ところで、今、行きたい催事が東京で・・・池袋なんですが、萩尾望都さんの原画展と恋月姫さんのビスクドール）の展示。
展示会のパンフレット買いに行きながらしっかり展示観たいですね～。ポーの一族の愛蔵版（初版と微妙に科白が変わってるのが・・・アレですが）買って読み直して間違い探しってのも嫌らしくもマニアックな楽しみかも知れませんが。

それと、銀座でやってる双子展なんですけど・・・・買わないつ～か買えないんですが見にはいきたいかな～とかね。
でも池袋と銀座いっぺんにいくのも疲れそう。でも何度も出かけるのもね～と悩ましいです。

さて寒くなってまいりましたので寝ます。明日仕事が終われば土曜日は休みだ～よくやった～自分。
あと一日だ～！！

スタインウェイ・アンド・サンズと遊ぶ

名作のピアノですね。これが私の高校の視聴覚室にあったんです。当時私は、今もそうかもしれませんが、変な女生徒でした。成績もそれほど良くなくて、というか気に入った科目しか頑張らなかったので、成績にむらがありすぎました。でもなんていうか、勉強をなめてかかってたので、その気になればそれなりの点数は取れるとうぬぼれてました。すごく傲慢でした。でも、あれくらいの年頃ってそんなふうに、理由も無く自信もってたりすることってありませんか？

努力さえすれば成績は上がるって、訳のわからない自信があったのです。実際それですごく難しい問題を出す教師のテストの上位に食い込んだこともあったりして、それが私に過剰な自惚れを植え付けたのかもしれませんが・・・・ああ恥ずかしい・・・

で、スタインウェイ・アンド・サンズなんですが、昼休みの視聴覚室には誰も来ません。そこにそのグランドピアノは置いてありました。選択科目は3年間美術だったので、音楽室には入ったことの無い私でしたので、ピアノはヤマハかカワイくらいしか知らなかったのですが、音楽室にはそこの部員とかがいますんで、私は入れませんし、入る気持ちもありませんでした。

分厚いカーテンの隙間から陽が差し込んで、うっすらと埃が漂っている、ひっそりとした視聴覚室に埋もれたようなピアノを見つけた時の私は、「あれに触ってみたい」でした。

一緒に昼を過ごす友人がいなかったわけではありません。部活動をしていなかったわけでもありません。
でも、視聴覚室には、誰も来なかったのです。

ピアノなんて習ったことも無い、そんな私が椅子にかけて鍵盤の蓋を開けました。Steinway & Sonsと書かれた蓋の裏を見て
どこのピアノだろう？ドイツかな～？う～ん無知とは怖ろしいものです。
そして、私はたどたどしい指使いで、音を出しました。出てきた音は・・・・割れて、スプリングが壊れたような、とんでもない音でした。
ハンマーも弦も相当いかれてる代物でした。音楽室に置かれていないのがよく判りました。
でもちゃんと音階は出るのです。そしてそのボロピアノはそこに存在している・・・・

誰かに見つかるまで、私はそのピアノを弾きに行きました。簡単な楽譜を持って行き、ビートルズやジョンレノンなどのポップスやロックを弾いたりしていました。たまにエリーゼの為にとかなんかも・・・・

後でそんなすごいピアノだったと知って驚いたのですが、あのボロSteinway & Sons,はあの時、確かに私と一緒に遊んでくれました。
少し変人な女子高校生の昼休みと放課後の思い出です。誰かに聴かれてたら本当に恥ずかしいです。
今ならもう少しまともに弾けるでしょうか・・・・あのピアノは今はどうなってるでしょうか・・・・きっともうこの世には存在してないでしょうね。
でも確かに私はSteinway & Sons,に遊んでもらいました。良い友達でした。