嗚呼、今日も朝から雨、最近雨が多い、しかも肌寒くて虫たちも動いていない。
昨日も雨あがりに少しだけ森に入ったが、スミレやわずかに動いていた昆虫、じ~っとしているトンボの写真を撮った。
さて、いつものパターンで前置きとは全く関係ない画像を投稿します。
いつもほったらかしの我が家の畑、タマネギとニラの周りにはドクダミ、ハマスゲなどなど厄介な草たちが生えている。その中でも最近まるでグランドカバーのような小さなニンジンの葉のような背の低い草が繁茂して、タマネギ、ニラの周りをとり囲んでしまった。
はて?綺麗なのは良いけどこの人は何者?と調べた。調べるために少し抜いたが、その時鋭い痛みが厚いゴム手袋を通して人差し指に走った。う~っと、ただ者では無いなこの人は、可愛い姿で棘がある。
で、調べたらご存じの方もいるかもしれませんが、メリケントキンソウと判明した。
調べると、本種は南米原産、1930年和歌山県で発見され、各地の公園や畑や路地などに拡大し、各県では危険植物として注意喚起している。とある。
抜いた一株、これはあまり陽の当らない場所から抜いたもので、花は終わり、未熟種子が付いていた。
葉腋から出た花が終わり、鋭い棘が見えている。
少し斜めから見たところ、棘がぐるりと3重くらい出ている。
ピンセットで1本抜いてみた。下の部分が未熟種子と思われる。成熟した種子の2mmくらいの棘は硬くなり、人を刺したり、衣服や靴裏に付いて移動する。
くれぐれも公園なんかでこれを見たら、子供さんなんか遊ばせないように・・・
さあ、種子が成熟しないうちに抜かなきゃ、でも雨でゆるい土なので遅々として時間がかかる。陽の当る場所ではもう土に成熟種子が落ちているかも。1年草で、秋には発芽してはびこるそうなので、秋にまた戦いが始まるかもですね。