愛知の私大の一般選抜での入学率を出してみると意外なことがわかります。
今年も「大学の真の実力情報公開BOOK」から2023年度大学入試での一般選抜での入学率をまとめてみました。
■<2023年度>愛知の主な私大の一般選抜での入学率
一般的に、偏差値の高い大学では総合型選抜や学校推薦型選抜で「学力も意欲も高い生徒」が集まる傾向にあります。
一方で、偏差値がそれほど高くない大学では「やる気はあります?でも学力はいまいちですという生徒」が集まる傾向があります。
これは実際に私大に勤めている方から聞いた話なのでおおむね合っています。
つまり、総合型選抜や選抜型選抜は諸刃の剣というわけです。
先に大学側の都合を紹介しておくと、ご存じのように現在、少子化のあおりをもろに受けているのが高校や大学です。
高校が定員割れなんて話は珍しくもなくなりましたが、今後は大学がものすごい勢いで定員割れしていきます。
大学側もそうならないために必死です。
が、結局、推薦などで「定員を埋める」という禁断の技を駆使することに終始しています。
一般選抜で受験生を確保できない大学は、推薦で定員を埋めておかないとすぐにBF大学になる可能性が高くなってしまうからです。
それがわかるのがここで取り上げた「一般選抜」での入学率です。
(掲載ミスがあったので修正済み)
<大学名> 偏差値帯 推薦入学率 一般入学率
日本福祉大 BF ~45.0 77.5% 22.5%
東海学園大 BF ~42.5 75.5% 24.5%
金城学院大 37.5~47.5 - -
名学院大 40.0~45.0 76.3% 23.7%
中部大 40.0~50.0 64.4% 35.6%
椙山女学園 40.0~50.0 - -
愛知淑徳大 42.5~52.5 63.8% 36.2%
愛知学院大 42.5~50.0 60.0% 40.0%
大同大 42.5~50.0 45.7% 54.3%
愛知工業大 45.0~52.5 52.6% 47.4%
愛知大 45.0~55.0 40.5% 59.5%
中京大 47.5~57.5 61.4% 38.6%
名城大 47.5~57.5 44.1% 55.9%
南山大 47.5~57.5 32.9% 67.1%
名外語大 50.0~57.5 - -
偏差値ボーダー順に並びかえたのがこの表です。
ここからわかるように、ボーダーの高くない大学は推薦での入学率が高く、逆に一般での入学率は低くなります。
これは、ひとえに一般選抜では受験生を集められないことを物語っています。
受験生の側に立ってみれば、こういう大学はボーダーは高くないので受験するのは楽です。
が、しかし、どうせ一般で受けるならブランド力のあるより上位の大学を目指したいと思うのは当然です。
もちろん、魅力的な学部があるとか立地などの諸条件もあります。
つまり、推薦率の高さは受験生からの人気のなさの現れでもあります。
それだけならまだよいのですが、推薦率が高い大学は学生の質が懸念されます。
Fラン大と呼ばれる大学の中には、高校どころか、中学レベルの勉強からやり直しているところも存在します。
せっかく大学へ行くのだから、互いに高めあえる学生が多い大学の方がよいでしょう。
大学選びはある程度偏差値で選ぶというのもあながち間違いじゃないわけです。
■空席状況
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
今年も「大学の真の実力情報公開BOOK」から2023年度大学入試での一般選抜での入学率をまとめてみました。
■<2023年度>愛知の主な私大の一般選抜での入学率
一般的に、偏差値の高い大学では総合型選抜や学校推薦型選抜で「学力も意欲も高い生徒」が集まる傾向にあります。
一方で、偏差値がそれほど高くない大学では「やる気はあります?でも学力はいまいちですという生徒」が集まる傾向があります。
これは実際に私大に勤めている方から聞いた話なのでおおむね合っています。
つまり、総合型選抜や選抜型選抜は諸刃の剣というわけです。
先に大学側の都合を紹介しておくと、ご存じのように現在、少子化のあおりをもろに受けているのが高校や大学です。
高校が定員割れなんて話は珍しくもなくなりましたが、今後は大学がものすごい勢いで定員割れしていきます。
大学側もそうならないために必死です。
が、結局、推薦などで「定員を埋める」という禁断の技を駆使することに終始しています。
一般選抜で受験生を確保できない大学は、推薦で定員を埋めておかないとすぐにBF大学になる可能性が高くなってしまうからです。
それがわかるのがここで取り上げた「一般選抜」での入学率です。
(掲載ミスがあったので修正済み)
<大学名> 偏差値帯 推薦入学率 一般入学率
日本福祉大 BF ~45.0 77.5% 22.5%
東海学園大 BF ~42.5 75.5% 24.5%
金城学院大 37.5~47.5 - -
名学院大 40.0~45.0 76.3% 23.7%
中部大 40.0~50.0 64.4% 35.6%
椙山女学園 40.0~50.0 - -
愛知淑徳大 42.5~52.5 63.8% 36.2%
愛知学院大 42.5~50.0 60.0% 40.0%
大同大 42.5~50.0 45.7% 54.3%
愛知工業大 45.0~52.5 52.6% 47.4%
愛知大 45.0~55.0 40.5% 59.5%
中京大 47.5~57.5 61.4% 38.6%
名城大 47.5~57.5 44.1% 55.9%
南山大 47.5~57.5 32.9% 67.1%
名外語大 50.0~57.5 - -
偏差値ボーダー順に並びかえたのがこの表です。
ここからわかるように、ボーダーの高くない大学は推薦での入学率が高く、逆に一般での入学率は低くなります。
これは、ひとえに一般選抜では受験生を集められないことを物語っています。
受験生の側に立ってみれば、こういう大学はボーダーは高くないので受験するのは楽です。
が、しかし、どうせ一般で受けるならブランド力のあるより上位の大学を目指したいと思うのは当然です。
もちろん、魅力的な学部があるとか立地などの諸条件もあります。
つまり、推薦率の高さは受験生からの人気のなさの現れでもあります。
それだけならまだよいのですが、推薦率が高い大学は学生の質が懸念されます。
Fラン大と呼ばれる大学の中には、高校どころか、中学レベルの勉強からやり直しているところも存在します。
せっかく大学へ行くのだから、互いに高めあえる学生が多い大学の方がよいでしょう。
大学選びはある程度偏差値で選ぶというのもあながち間違いじゃないわけです。
■空席状況
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます