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<リチウム空気電池>実用化へ 酸素で発電、大容量に (毎日新聞)

2018-04-12 04:42:33 | 日記
<リチウム空気電池>実用化へ 酸素で発電、大容量に 

 物質・材料研究機構(NIMS、茨城県つくば市)とソフトバンクは11日、次世代の電池とされるリチウム空気電池の開発を共同で行うと発表した。ソフトバンクがNIMSに2年間で10億円超を出資。NIMSが同社社員とともに約50人規模の研究拠点を設立し、2025年ごろの実用化を目指す。

 リチウム空気電池は、空気中の酸素との化学反応で発電する。携帯電話やノートパソコンなどに使われるリチウムイオン電池に比べ、エネルギー密度が5倍以上高い。実用化できれば電池の小型化や大容量化につながり、電子機器の高性能化やモノをインターネットにつなぐIoTなどへの応用が期待できる。

 この電池の基礎研究を進めてきたNIMSに、ソフトバンクが着目し出資を呼びかけて実現した。日本では企業による大学や研究機関への投資が少なく欧米に比べ遅れている。この提携が大規模な産学連携のモデルになるか注目される。記者会見したNIMSの橋本和仁理事長は「基礎研究の段階で夢を持って投資してくださるのは大きな話。我々は世界のトップを走っているので、製品化までトップで進めたい」と述べた。ソフトバンクの宮川潤一副社長は「電池なくして人類の発展はありえない。実現できれば新たな日本の国力になる」と話した。


【当方のコメント】
空気中の酸素を利用するなら無尽蔵となり、機器の寿命がくるまでは使い続けることができるはずだから、半永久電池と言えよう。

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