日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

双頭の鷲 〜L’AIGLE A DEUX TETES〜

2016年12月14日 | Memories of ZUKA
今日 休みを取って行って来たのは







例によってフライヤー惚れした



まずフライヤーに惚れて
ジャン・コクトー原作
ピエール・ベルジェ氏も関係してるとなったら
見ないわけにはいかなくなった



ピエール・ベルジェは
イヴ・サンローランのパートナーだった人だ
近年サンローランを取り上げた映画を3本見た





抽選方式の
バウホール公演に申し込んで
はずれたので
神奈川芸術劇場公演に申し込んだら
当たった



1階1列と出て
最前列ってことになるようだけど
まさかねえと
実際に劇場で席に座るまで半信半疑だった



緊張した
あんまり舞台が近いから

でも どれだけ舞台に近くても
舞台の上は別世界
近くて遠い 不思議な感じがした



ミュージカルよりもショーが好き派の私だけど
ストレートプレイに近い雰囲気のこの作品に
すっかり引き込まれてしまった



ジャン・コクトーが
エリザベート暗殺事件に着想を得て書いたという
戯曲のミュージカル化
エリザベートを思わせる王妃と
ルキーニを思わせる暗殺者
2人の間に愛が生まれたら…



1946年に書かれたコクトーの戯曲は
ミュージカル「エリザベート」とは
全く関係ないことになるわけだけど
ルキーニ張りのストーリーテラーが登場したり
そのストーリーテラーが客席に現れて
観客を巻き込んでの場面から
第2幕がはじまったりして
「エリザベート」を思わせるところがあったのは
植田景子の成せるわざかな



もぎりを通った所に
翌日(15日)の千秋楽のチケットの
販売ブースが出てて
まだ若干チケットがあるって言ってた
仕事があるし遠方から来てるんだから
我慢我慢と思って通り過ぎた

本公演以外の公演も
本公演にはない良さがあっていいなあと思った
でも これ以上守備範囲を広げるわけには…
ヅカ貧乏もそうだけど
職場の相方が既にあきれ気味