日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

『長崎しぐれ坂』の衣装

2016年12月24日 | Memories of ZUKA
この際だから
『長崎しぐれ坂』の衣装の写真も並べてみます
ほんの数枚だし鮮明じゃないけど
雰囲気だけでも伝われば



幼なじみの3人
左から
卯の助(湖月わたる)
おしま(檀れい)
伊佐次(轟悠)



今なら絶対もっと寄った写真も撮る
でもこのころはざっくり
小道具の写真も撮ってない
もうすっかり忘れてるけど
フィルムカメラはフィルム1本で
最大でも24枚とか36枚しか撮れなかった

伊佐次の4人の子分のうちの2人
らしゃ(安蘭けい)



さそり(真飛聖)



あとの2人は
らっこ(涼紫央)と
あんぺ(柚希礼音)
衣装の展示があれば撮っただろうから
なかったんだと思う
今となってはわからないけど

らしゃの恋人 芳蓮(白羽ゆり)



こうして振り返ってみると
湖月わたる&檀れいのコンビは
始まりも終わりも結ばれなかった

お披露目公演『王家に捧ぐ歌』では
エジプトの王女アムネリス(檀れい)と
捕われ人アイーダ(安蘭けい)の2人が
将軍ラダメス(湖月わたる)を愛するけど
ラダメスが愛したのはアイーダだったし



檀れいの退団公演『長崎しぐれ坂』では
おしまが好きなのは伊佐次で
伊佐次もおしまに惚れてる
卯の助はと言えば
幼い頃いつも自分をかばってくれた伊佐次に
心底惚れ込んでる
伊佐次を守るためなら
おしまを裏切りさえする



『ソウル・オブ・シバ』を見ることの方が
圧倒的に多いDVD
久しぶりに『長崎しぐれ坂』を見たら
泣かされた



籠の中の鳥のような状態の
伊佐次のじりじりする気持ちが
伝わってくるし
そんな伊佐次の気持ちを知りながら
籠の中に留めておくしかない
卯の助の気持ちも
愛するがゆえに下すおしまの決断も
よくわかる

そして
精霊流しのドーイドイという掛け声が
何とも言えず切なく響く