相場三昧 マーケットウォーカー

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ー相場道の極意ー

2011-09-22 14:24:30 | 相場三昧伝
☆第十七章
 「夏引き上げのこと」

前章で、七~八月天井の場合は十二月、正月まで下がるものと解説して
いるが、ここで底値を固めれば今度は夏高に向かって相場は上げ始める。
時期的には七月頃まで上昇が続くものだ。逆に七、八月頃底値を固める
相場は十二月、正月まで急ピッチに上昇するものである。
このように七~八月、十二~正月に米相場は転機を迎えるケースが多い。

この章は株式市場でも十分適用できるところだ。
よく株価は六ヶ月先を先見すると言われているが、米相場も然り。
米の収穫は、いうまでもなく秋であるが天候が悪く、作柄もよくなく、
要するに不作の時はそれを見越して四、五ヶ月前に天井を打つし、
天候もよく、豊作型のときはやはりそれを見越して四~五ヶ月前に
安値、底値をつける。
そして実際の収穫期には織り込んでいるから殆ど保ち合いで終わる。
思惑で上げ(下げ)、いざ発表されると材料で尽くしとなる。
このような先見性は重要なポイントである。


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コメント
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