相場三昧 マーケットウォーカー

株・商品・FXマーケットに立ち寄る
SOUL, SMOOTH JAZZを愛するトレーダー

 

ー相場道の極意ー

2011-09-25 09:03:28 | 相場三昧伝
☆第二十章
 「保ち合い上げ放れのあと」

急騰、急落という乱高下を経て、大天井を形成した後、相場は保ち合い
状態に入る。そして、この保ち合いが上に放れるか、下に放れるのか
気迷いになったとき何となく大阪の相場の動きなどが当方にも入り、少々
活気づいてくる。そうすると人々の買い気は強まり、騒ぎ始めてくる。
「これは保ち合い放れかも!」とかいって買い気はつのるものだが、ここは
実は買い場なのではなく、絶好の売り場なのである。つまり、大天井の後の
二番天井と言う訳で、第三章でも紹介した通り、火中に飛び込む気持ちで
売るところだ。
ただし、底値圏で相場が保ち合い、ここから徐々に上がってきた相場は
売ってはいけない。逆に買い乗せで対処して行くところである。


☆第二十一章
 「保ち合い下っ放れ」

前章では天井を打って、その後保ち合いから上に放れたときは二番天井の
形になるから、そこは断じて売り場であると説いたが、この章では逆に
保ち合いが下げに転じると、かねてから売り建てている人は「これは思った
通りの下げ」とばかりに売り乗せてくる。買い方は「崩れた・・・」と
「買い玉を手仕舞い逆にドテン売」といった心境に至り、われ先にと売って
くる。こうなると相場は売るから下がる、下がるから売るということで、
ますます下がる。ここが本当の買い場であり、ここを買えばきっと利食いに
なる。甚だ買いにくいもので、経験者でも後で「あの時買っておけば」と
後悔するものだが、買いにくい時こそ勇気を持って買うべきだ。


Michael Franks The Lady Wants To Know
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする