7月3日付けの云南网に拠れば、昆明理工大学の連華校舎の家属区近くの道路で、7月1日の夜から7 月2日の早朝にかけての間に、日本車ばかり8台が壊されるという事件が起きたとの事。車内にあった物は何も無くなっていない事などから、車を壊されたある持ち主は、反日感情を持つ何者かが日本車を壊したのだろうと疑っているとの事です。また、付近に住むある住民は、酔っ払いがやったのだろうと推測しているとも云南网では報じています。
昆明理工大学の保衛署の責任者は、「今回の事件は大学構内で起きた事件では無い、もし大学構内で日本車が壊されたなら、当然責任者である私が知っているはずであるが、私は事件を知らない、おそらく大学の家族が住む地域(家属地区)で起きた事件だろう、家属区は大学の管轄外である」と述べたとの事です。
この地区を管轄する派出所は、「2日の朝9時頃に、昆明理工大学の連華校舎の家属区で日本車8台が壊されたという事件の通報があった。警官が現場に到着し、日本車ばかり8台が壊されているのを確認。また、多くの車は片側の窓ガラスを壊されていたが、車内の物は何も無くなっていなかった」と事件について語ったとの事です。
車を壊された持ち主達は、警察に被害状況など報告した後、車を運転して修理工場へ向かったそうですが、車を壊されたある車の持ち主「918は未だだろうに」と呟いたそうです。
家属地区とは、大学の関係者が住む地域の事で、私も貴州民族大学に在籍している時には、貴州民族大学の家属地区に住んでいました。近年は、若い人やお金のある人は、別な所に新たにマンション等を買い、車などで大学に通勤する人も増えて居るようです。以前住んでいた家属地区の住まいを、賃貸しする人も多く、大学とは関係の無い人も住むケースも増えているようです。中国の大学には、大学の校舎があって、学生の住む寮があって(中国の大学は、今も原則全寮制)、さらに先生を含め大学の関係者や、その家族が住む地区があります。今回の事件は、この家属区で起きたようです。
私も1989年に昆明市にある雲南省民族学院に一時籍を置いていましたので、この昆明理工大学の連華校舎には何度か行った事もあります。最近はどの大学も規模を拡大して、新しいキャンパスも出来、大学も幾つかの地区に分かれている事も多いようです。
大理古城にある最大のスーパーマーケットの買い物袋。
そのスーパーの店内には、このような張り紙が沢山あります。
そのスーパーで買い物をして、その買い物袋を提げて街を歩く人。
大理古城には、このスーパー以外にもスーパー何軒かありますが、大理古城ではこの店が一番大きいようで、大理古城内にはこの店は、4店舗構えています。