中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

中国の避暑都市ランキング一位は昆明市

2013年07月06日 | 雲南省

中国城市旅游雑誌社のHP等に拠れば、第十回目の中国避暑都市のランキングが発表されたとの事です。それに拠れば、2013年度の避暑都市ランキングの第一位は、昆明市、第二位は、貴陽市、第三位は、麗江市、以下第四位から、十位までは、ハルピン市、青島市(山東省)、黒龍江省開墾地区、西寧市(青海省)、玉渓市(雲南省)、六盤水市(貴州省)、煙台市(山東省)となっているようです。

世界遺産としても登録され、清朝時代の避暑地として有名な承徳市(河北省)は第十一位、夏中国共産党の幹部が避暑に訪れたり、党中央の重要な会議が開かれる北戴河がある秦皇島市は第十六位との事。因みに、私が今現在滞在中の大理市は第十九位にランクされています。

亜太平洋環境保護協会、中国城市競争力研究会、世界文化地理研究会、中国城市旅游雑誌社、中国城市研究院、中国城市旅游網等の組織が、共同で調査研究の上、第十回目の十大避暑都市ランキングを決定して、発表したとの事です。尚、中国城市旅游雑誌社のHP上には、第1位から第50位までの避暑都市のランキングが掲載されています。

中国のメディアや
中国城市旅游雑誌社HP等に拠れば、この避暑都市のランキングを決めるに際しては、その都市の、夏季の間の気温、湿度、赤外線、雨量など気候環境や緑化率、水体系や生態系はきちんと保護、保存されているか、酸素.排出量を抑える等環境に配慮した政策が行われいるか、エコロジーを重視しているか、省エネ、資源循環型の環境政策が執られているか等、8項目に亘る評価基準で各都市を評価の上、毎年避暑都市ランキングを決めて、発表しているそうで、今年で10回目になるのだそうです。

一位から十位までの都市で、私が足を踏み入れていない都市は、黒龍江省開墾地区と西寧市の二箇所ですが、当然ながら個人的には、何でこの都市がベストテン入りしているのかと言う思いもあります。貴陽市には2年間住んでいましたが、確かに夏はとても快適で、すごしやすい所です。その涼しさを求めて夏旅行に貴陽を訪れる観光客も年々増えているようです。また、夏の間ホテル等で長期滞在する人も多く、ホテルも満杯に近いという状態も近年起きているようです。

貴州省六盤水市が第九位にランクされているのは、私としては意外な感じがします。そもそも中国人でも
貴州省の六盤水市を知っている人は、あまり多くはないように思います。この地域は鉄鉱石、銅、鉛等の鉱物資源が豊富で、中でも石炭の埋蔵量は確か中西部でも有数の所なはずです。「水鋼」という大きな製鉄所もあり、ここは工業都市としてイメージする人が多いような気がします。六盤水市は食べ物では羊肉粉がとても有名で、今私が滞在中の「大理古城」にも六盤水市の羊肉粉を売りにしている店が、3、4軒あります。以前六盤水市の行った祭に、地元に住む中国人と六盤水市で一番美味しいという羊肉粉の店に行った事がありますが、確かにとても美味しかったです。残念ながら大理古城内の六盤水市名物羊肉粉を売りにしている店では、羊肉粉を未だ食べた事がありません。

また、亜太平洋環境保護協会等という組織のHPなどを覗いても、これらの組織はあまり積極的に活動をしているようには思えません
し、ランキングを決めるに際して関係したという他の組織もネット上で調べても良く分からない組織も多いようです。

 



最新の画像もっと見る