新潟久紀ブログ版retrospective

R6.7.22-R6.7.28新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年7月22日(月)
令和6年夏も猛暑が始まった。新発田地域振興局においては、土地改良区等の要請に応じた県管理ダムからの放流量調整や、関係機関所有のポンプ等の貸出しなど、農業支援制度の周知を徹底し円滑な利活用調整に努め、併せて適正な追加施肥などSNSも利用しての呼び掛けによりコメの品質確保推進に努めたい。

●令和6年7月23日(火)
夏の熱帯夜が当たり前となり朝6時から車のインパネに28℃の標示だとげんなりだ。新発田地域振興局では住民が緊急時に暑さから逃げ込めるクーリングシェルターの一つとなることを新発田市と協定した。生活支援はもとよりだが住民の目が庁内に入るのは良い意味での職員の緊張感も助長してくれると思う。

●令和6年7月24日(水)
職場に関わる医師から薬物乱用問題について聴いた。20代以下で麻薬事犯が増えているほか、10代における市販薬乱用が急増しているという。快楽目的の好奇心からという大麻と異なり、市販薬は不安や不眠の軽減のためが多く、孤立感の中で過量摂取につながるという。現代若者の悩みの実情が垣間見える。

●令和6年7月25日(木)
出張のアシで以前から見たかった柿崎川ダムに立ち寄る。新潟県土木部管理のダムで唯一という「海の眺め」は天候不順で見られなかったが、下流からの道中の棚田と妙高三山の美しさは感動もの。農業体験やダム湖周辺での外遊び、飲食などを組み合わせて面的に都会人を誘う展開が適う空間だと感じた。

●令和6年7月26日(金)
出張ついでに上越地方の県施設の所属長と面談。自分の前任地の部署の動静などを聴くと、転出して外から目線でこそ気づき気になる点が多い。県職員が重ねる経歴による知見を他所の部署に異動してからでも活かし合える仕組みができないものか。"異動で無関係"、"退職で蒸散"ではあまりにもったいないと思う。

●令和6年7月27日(土)
飲食店などの宣伝文句での「隠れ家的な」に違和感を持つことがある。人の目が気にならない逃げ場を求めざるを得ないのは喧騒の都会的暮らしということか。地方都市や田舎での暮らしを誘うにあたり「思う存分の開けた空間で隠れずとも気にしないしされない」というのを逆手的なアピールに使ってはと思う。

●令和6年7月28日(日)
スイーツの自由さは大切だが”これはパンだろう”と首を傾げるのが「ラスク」。買ってまでとは思わないが頂き物などを時折食す。素材や加工、品質の良さは良く分かるがどうしても今一つ何か"別物感"を禁じ得ない。私のような輩は少なくないとすれば工夫でヒット作誕生の余地が高い伸びしろ品目なのかも。

(「R6.7.22-R6.7.28新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R6.7.29-R6.8.4新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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