新潟久紀ブログ版retrospective

加治川の桜と新発田地域の緑化に向けて(エールを送る)

●加治川の桜と新発田地域の緑化に向けて(エールを送る)
 ※R5.12.20新発田地域緑化推進協議会設立総会での祝辞概略

 新潟県新発田地域振興局長です。
 日頃から新潟県行政の推進にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
 「新発田地域緑化推進協議会」の設立総会に当たり、お祝いを申し上げます。
 これまでに、前身の協議会の解散を経て今日の再結成に至る経緯をお聞きしました。
 地域で長年にわたり植樹等の活動をしてこられた皆さんからの熱い想いに基づき、「緑の百年物語緑化推進委員会」から元県知事を引っ張り出して前面に出ていただきながら、関係首長の賛同を得てまわるなど関係者と丁寧に調整されて本日を迎えたとのことで、行政主導でなく民間主導ということに、心強さや頼もしさを感じるとともに深く敬意を表します。
 そこで、新発田地域振興局長としてどう向き合うかと考えますと、伊藤文吉氏のご提言を改めて申し上げるまでもありませんが、「緑の遺産」を22世紀に残すという「にいがた緑の百年物語県民運動」。その高邁な理念と長期的な視点は、意識の高い人や企業などを引き込んでいますが、果たして若い人にはどうでしょうかと思い至ります。
 より多くの人々を引き込み持続発展させるためのテコ入れが必要かもしれませんと思うのです。
 現下で注目されている「脱炭素」は都会で意識が高いのですが、皮肉にも一見して緑に囲まれた地方都市や田舎では動機付けになりにくい実情です。
 こうした状勢を嘆いたりするばかりではなく、日常生活での楽しさや、足元の生活環境の不安からの有り難みを感じてもらうことが有効かと考えます。
 キャンプやレジャー、洪水や土砂崩れなどの防災減災などなど。豊かな自然の中でこその醍醐味や、緑の保全の大切さを肌で感じることが若い人を含めて誘因になるのではと考えるのです。
 皆様の取り組みが、観光や地域活発化、健康増進などのイベントや取り組みなどと連携ということになれば、その公益性をもって県の地域機関たる新発田地域振興局の各部署も大いに関わりたいと思います。
 また、地域で活躍する人や各種の取り組みとの関連づけや仲立ちなどでもお役に立てるかと考えます。
 郷土愛の醸成や、緑を活かして地域の盛り上げにつなげることで、若い人の流出を抑えたり、関心をもって関わる人を増やすことにつながり、この協議会が目指す緑化推進の取り組みが次々引き継がれていく。そんな好循環がもたらされるようになれば良いですよね。
 県としても応援させていただきたいと思います。
 事柄として一義的には新潟地域振興局の農林振興部の所管となるのですが、垣根を超えて知恵を出し合ったりしたい。そんな思いを一言伝えたくて新発田地域振興局として祝辞だけでもと本日は馳せ参じました。
 新生の協議会がより良い活動をもたらすことと、皆様の益々のご活躍を祈念申し上げてお祝いの言葉とします。
 本日は誠におめでとうございます。

☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆現在進行型の仕事遍歴あります。

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