野の花だより

日々のささやかなこと*好きな音楽*のんびりと

ありがとう、おかげさま

2009年11月02日 | あしあと
不意に涙がぐっとこみあげてきた。


今日はこうちゃんの心臓外来。
定期的に診て頂いている。
赤ちゃんの頃からずっとで
今日は就学前ということもあり
小学校生活を見据えての検査。


心エコーのお部屋で
先生が幸希の心臓を診て下さるそばで
赤ちゃんの頃からのことが
次々浮かんでくる。

不意に
写し出された画像に涙がでてきた。
少し前に、大好きな方からいただいたメールが
はっと心に浮かんだから。


音楽をされる方で、
小さい頃から音楽に包まれて育たれて、今、みなさんにお返しできるのが有り難いと、
おりに触れて話して下さる。
ご自分のひきだしを「頂いたものだから」とおっしゃって、皆さんにgiveされる。
演奏される姿に涙が出る演奏家さん。


話をもとに戻すと…
その方が
「そういえば心臓も自分で動かしてないし、ぜ~んぶ頂いている」「おかげさま」といったことをメールに書いて下さっていて
そのことを今日、心エコーしていただく、幸希の画像を見て
心によみがえった。


いっしんに動いている、働いてくれている
心臓。心臓の弁。細胞たち。
目の前の画面に写し出されている。
いつもは目には見えないのに
いつもこんなふうに日夜動いてくれているんだね。
私たちは動かそうとして動かすことすらできないのに
いっしんに動いてくれている。
そのおかげで幸希は生きていて、元気なんだね。
ありがとうだな、
おかげさまだな、
Mさんが話して下さっていたな
まさにこのことだな
ありがたいな。


ほんとにほんとに
こんなたくさんのおかげさまに守られているんだな。
そして
そんな「おかげさま」を何気ない会話の中で
心に種をまいて下さる方がいる。


そんな全部が今日、深く心にしみて、感謝が湧いたのです。

文庫本

2009年11月02日 | あしあと
ハードカバーの本は
とても「上等」な気持ちがするようなすてきさがあり好き。
同時に
親しみやすくて、包容力たくさん優しくて、庶民的、そんな気持ちが好きな文庫本。


今日、病院の待合で、
こちらの隣の方も
こっちがわの隣の方も
手に文庫本。
おまけに、
こっちがわの隣の方は、なじみの本屋さんの安野光雅さんの絵のブックカバーがかかっている(*^^*)

そして私の手にも文庫本。


いつも出掛ける時に
かばんに一冊文庫本を入れて出掛ける。
今日も。
「なんにしようかな」
出掛ける先を思い浮かべて
ぴぴっときた本を本棚からお連れする。
今日は、のほほんと気楽にいたくて、
阿川佐和子さんのおいしいものエッセイ(*^^*)


お隣の方達はなんの本かな。
気になる(本好きだからか、人の読んでる本も、お宅の本棚も、心惹かれる)。
でも、なにかなあと思う楽しさで十分(*^^*)


文庫本。
小さくて、プチプライスで
大きくて、豊かな、嬉しい味方♪