黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

徳島セミナーの感想

2008年12月11日 | セミナーの感想
■Aさん
とにかくワークがたくさんできていい体験になりました♪

良かったことを挙げると3つ。
・否定せずに聴き、否定されずに聴かれる体験ができたこと(傾聴)
・境遇・価値観の違う方々と話ができ、改めていろんな価値観・発想があると知ったこと
一歩も二歩も踏み出せたこと
(☆長い間やらねばと思っていてできなかったことが、ワークショップの課題・他の参加者の方の発言がきっかけで発想転換してできた→億劫だったことをやってみたら数日でできた。   
方法としては・・・すきま時間を使うためチェックリストを毎日つけるようにして励みにした。
億劫だったことができることがわかって今もリストを増やして継続中!     
                 
☆初めてコーチングのセッションを受けることに決めた
 →スカイプ導入も♪
         
☆ひよこ隊でコーチングに継続的に関われるつながりができた)
          
       
今回出会ったコーチのみなさん、参加者のみなさん、スタッフのみなさんに感謝しています。
ありがとうございました。

■Bさん
今回は全6回を受講させていただきありがとうございました。
このコーチングを生かし、家族や友人とのコミュニケーションから入りたいと思います。
人の話を聞く、から信用・信頼が生まれてくる大切さがあります。
これからも生かせていきたいと思います。

価値観リストやタイプ分けをした時に自分を知ることができました。
又、相手のタイプも知ることができました。

■Cさん
とても参考になりました。
まず自分を知ること。そして「コーチ」が始まるということを悟りました。
「家庭教育支援チーム」という文部科学省の委託事業のメンバーの一員としてとても勉強になりました。
できましたら次年度も県教委の事業として参加したいと思って、
県教委へも要望してあります。
ありがとうございました。

■Dさん
去年もこの講座でお世話になり、今年も・・・。
今年は楽しく講座を受けています。
去年から講習を受けて変わったことは、人と話すのがすきになりました。
毎日の生活の中で少しは役立っているように思います。
聞くということが大切なのはよくわかりました。
聞くのも好きになりました。
またメールするかもわかりません。
よろしくお願い致します。

■Eさん
今年度、コーチングの講座を受講させていただいて、
65歳になった私ですが、たくさん自分を振り返らせていただくことができました。
承認・拡大質問・フィードバック・タイプ別等々。
これまでは自分を中心に、自分の尺度で人を見ておかしいとか、私とは合わない等考えていましたが、
人への接し方にも、講座を受けてから変わってきたように思います。
また「相手を大切に」ということは分かっていても、承認すること、聴くことがそのためにはとても大切であり、
また相手を成長させることもできると思いました。
これからは、今日のミッションステートメントを作成して分かったのですが、
学んだことを自分の生き方やボランティア活動に生かしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

■Fさん
講座を受講して変わったこと。
1、子供との関係
ヒステリックに怒っていた自分がいなくなったことで、
子供が自発的に行動できるようになっていい結果が出るようになった。
いい結果がでることで、自尊心ができて、前向きになった。
2、自分が楽になった
負の言葉が出る前に一寸とめる練習をしていたら、
同時にゆっくり考えることができるようになって余裕ができた。

お礼
講座を通じて心が健やかになった気がします。
他人にコーチングを実践するのはもう少し勉強してからと考えていますが、
家族で練習しています。
自分が変わって快適になった家庭が癒しの場になっています。
ありがとうございました。


子どもの持っている力を引き出す

2008年12月11日 | はるの子育てコーチング日記
12月8日に見つけた記事。
とても興味深かったので、転載します。

(以下転載)

雑誌記事

わが子に「学校」はいらない
AERA12月 8日(月) 12時40分配信 / 国内 - 社会
――ゆとり教育の反動から再び「お受験」が過熱している。
だが、受験エリートが社会で通用するとは限らない。
教育に携わる親たちがわが子の選択肢から「学校」を捨てた。
編集部 澤田晃宏――

 都内にある私立大学教授のAさん(46)の長男(8)が通う学校は、東京・杉並区の緑豊かな蚕糸の森公園を抜けた先にあった。
 見た目は普通の一軒家。午前8時半になると、19人の子どもたちが畳の部屋に集まり、一人の大人を車座に囲む。「おっちゃん」と呼ばれる大人が、
「休みの日は何をしてた?」
 ある子が柔道の試合に出場した話をすると、別の子が、
「大外刈りって何?」
 そこで実際、技をかけた。
 この学校は2004年8月に開校した東京コミュニティスクール(以下TCS)。「おっちゃん」は校長の市川力さん(45)。人の話を聞くとともに好奇心のキッカケを作る「おっちゃんの部屋」は、朝の会の目玉だ。時事問題が上がることも多い。
 TCSは学校教育法で定められた小学校ではない。籍を置く地元の公立学校にTCSでの学習状況を伝えることで、公的な出席記録や卒業認定がされる。
 Aさんは長男が2歳の頃から、いろんな小学校を見学した結果、TCSを選んだ。
「自分が受けてきた教育への批判を込めた。息子にはいい教育を受けさせてあげたい」
 一方的な伝達形式の日本の教育では世界に通用しない――。根底には大学院時代、アメリカへの留学体験がある。語学力以前に、プレゼンスキルがなく、議論に参加できない。悔しかった。相手に伝える力、主体的に学ぶ力が最も重要だと感じた。

■小学1年で富士山登頂

 大学教授として目の前の学生の質の低下も肌で感じている。
 あるとき、学生を挑発した。
「君たちのことを夫に話すと、『世も末だ』って言われた」
 反応を期待したが、学生は「ポカーン」。一人に尋ねると、
「世も末って、どういう意味の言葉なんですか?」
 予習をする習慣もなく、10年前と同じテキストは使えない。世の中への関心も低い。消えた年金問題にもポカーン。
「あんたたち、年金貰えなくていいの!」
 思わず怒鳴った。本も新聞もろくに読まない。彼らは何しに大学に来ているのか……。
「偏差値が高い=選択肢が広がると言われますが、やりたいこともわからないのに、いくら選択肢があっても仕方がない」
 高校教諭のBさん(40)も、長男(8)をTCSに入れた。年間72万円の学費は苦しいが、何物にも代えがたい体験を積む息子の成長に満足している。
 小学校1年生で富士山に登頂し、北海道では水揚げされる生きた魚も見た。今夏、長野での農作業体験では、雨の中、一日中ゴザを被って過ごしたという。
「将来ホームレスでも生きていけるな」
「うん」
 と、息子は微笑んだ。
 1年前にあれほど欲しがっていた「ニンテンドーDS」も、今は欲しいとは言わない。
 TCSでは1カ月ごとに時間割りが変わる。午前中は「基礎学習」、午後は「テーマ学習」が中心。「玉石混交」という3年生のテーマでは石、川、地形を調査し、大地のメカニズムを知る。実際に川の上流域の石を調べ、翌週には中流域の石と見比べる。化石を見つける子もいれば、火打ち石になるかもと好奇心を広げる子もいる。TCS特有の体験学習を通した探求型の学びだ。

■大人は好奇心サポート

 理事長の久保一之さん(42)は初等教育をこう考えている。
「大事なのは学ぶ意欲。それが続く限り人は成長します。小学生は一番大きな好奇心を持っている。好奇心は作るものじゃなく、大人が潰さないようにサポートするのが重要なんです」
 TCSに子を通わせる親には共通点がある。Aさんだけでなく、Bさんにも、自分の子ども2人を通わせる久保さんにも留学経験がある。他にも外資系企業勤務だったりと、日本の外の世界を知る親が目立つ。
 Bさんは言う。
「21世紀に生き残る人材として、自主的に学ぶ力を育む体験型学習が必要と感じた。好奇心の種を摘み取られたくない」
 さらに、定時制高校に勤めた経験から一クラス最大6人という少人数も魅力的だという。
「自分の名前を漢字で書けない生徒でも、寄り添ってあげれば驚くほど成長は早い。どの子も認められたいと思っている」

■自分の判断でかかわる

 少人数では社会性が育たないのでは、という懸念もあるが、それこそが強みだ。受け入れる側も受け入れやすいため、質の高い体験学習が行える。
 さらに久保さんは、
「30、40人学級だと、気に入らない相手は無視すればいい。でも、この人数だと、どの人ともかかわらざるを得ない。異年齢集団で、自分の判断で人とかかわることで本当のコミュニケーション力が生まれます」
 久保さんの長男は今年、長男自身が選んだ私立中学を受験する。ただ、塾に通わせる予定はない。Aさんも、子どもが私立中に進むとしても、塾に行かせるつもりはないという。中学卒業後は、一度働いてみるなど、試行錯誤の時期があってもいいと考えている。
 沖縄県読谷村にあるよみたん自然学校の代表を務める小倉宏樹さん(36)は、絵に描いたような学歴エリートだ。灘中灘高から東大を経て、丸紅に入社した。
 だが、27歳で退社する。
 30歳を前に、やりたいことがわからない。答えがあることは簡単にできるけど、新しいことに取り組めないオレは何なんだ? これは自分の受けてきた教育に問題があるのでは――。
 折しも山一證券など大企業が次々経営破綻していた。安定なき時代を生きるには、従来の教育では通用しない。漠然と、教育の仕事をしたいと考えた。
 大学時代に野外教育として参加した小学生のキャンプで、自然学習の面白さを体感していた。就職後も休日は自然学習を行うNPO活動に参加していた。知り合いのNPO関係者が沖縄で野外教育をやり、そこで研修生を募集していると知った。
 迷いはなかった。
 00年に沖縄に移住し、翌年には結婚。沖縄で生まれた長女は3歳になった。
 都会で子どもを育てるつもりはなかった。地元の人の厚意で場所を借り、昨年4月によみたん自然学校「幼児の学校」をスタートさせた。自身の2人の子どもを含め、現在7人の幼児が通っている。

■子どもを信頼していい

 豊かな自然に囲まれ、子どもたちは自分でやりたいことを決める。ある子は海に行き、ある子は花の実を採りに行く。スタッフは隣でただ見守る。
 あるとき、子どもたちと魚を取りに海へ行った。網ですくっても取れない。ある子は網を固定し、そこへ魚を追いやる作戦に、別の子は海草を網に入れてカムフラージュする作戦に出た。
 小倉さんはこう話す。
「自分のやりたいことをやっているときは、いろんな発想をし、その中で試行錯誤をする。それが学びだと思う。大人は子どもをもっと信頼していい」

■キッカケ作りが「学校」

 神戸フリースクールの田辺克之さん(64)は、フリースクール歴19年のベテランだ。子どもの不登校に悩む親に、自身の学校で育てた次男(26)の話をする。
「うちの息子も12ぐらい髪の色が変わったけど、最後は黒に収まった。親は焦らんでも、一通りやらせてやればエエねん」
 次男が不登校になったのは、小学4年生のとき。学校に預けていた教育を自分でやれる。田辺さんはむしろ喜んだ。
「いい大人に出会わず、将来を考えず、素通りさせたくない。そのためにいろんな大人に出会い、いろんな体験をさせたい」
 フリースクール入学後、次男は自転車屋に入り浸り、大人に交じってツーリングに出かけた。毎日のように釣り場に出かけ、釣り人から教えを受けた。彼自身が先生を見つけてきた。
 卒業後は、インド、ネパールに旅に出た。貧乏旅行でどうやって宿賃を交渉したのか。
「そんなもん、世界中ボディーランゲージや!」
 力強く成長する息子の姿を確かに感じていた。次男は今、スクールの手伝いをしながら、10代から興味を持って取り組んでいたコンピューター関連の会社で働いている。
 フリースクールには、ネイルアートの先生や取材に来たカメラマンも講師として呼ぶ。予算のない中でストリートミュージシャンなどの協力も得て、子どもたちが今までにない大人に出会い、大人に対する信頼を生む場所を作ってきた。毎年、フィリピンに子どもたちを連れて行き、異文化も肌で感じさせている。やりたいことができる場所やキッカケ作りが「学校」の役割だと田辺さんは思っている。
 神戸フリースクールには、しばしば教員を目指すボランティアの大学生が訪れる。たいてい、スクールの風景に驚く。学校に行っているはずの時間に、テラスで談話したり、農作業をしたり、ギターをひいたり……。
 ある大学生が残した言葉を、田辺さんは忘れない。
「もう一度、ちゃんと子どもをやりたい」
(12月15日号)

(ここまで)

AERAは、たまにおぉ!と思わせる記事を書くときもあるけど、
偏った意見を感じる時もある。
ここ最近はお受験とは反対の方向性の記事が多いかな?

まぁ、そういう点を踏まえてみても、
今回の記事は色々な視点で興味深かった。

海外をよく知る親が、日本の教育がこのままではいけないと思っている点。
義務教育がありながら、フリースクールを選ぶという選択。
子どもたちの生きる力。

私たちは常識という枠にとらわれすぎていやしないか。

今日のテレビを見ていて、
ノーベル賞を受賞した方が「英語が嫌い。話せない」「海外旅行が初めて」というのにも唸った。

型にはまらないのが天才なんだろうか。

           

今回の講座で使ったカードを欲しいというお声をいただきました。
1セット 3000円でお分けしますので、ご希望の方は
タイトルを「徳島セミナーカード希望」として
こちら(niko2_coach@@mail.goo.ne.jp )
・お名前
・住所
・電話番号
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を明記の上、ご連絡をください。
(迷惑メール対策のため、お手数ですが@マークをひとつ削除して送信してください)

セミナーのご感想も同じアドレスでお受けしています。
すでにいただいている分もあるので、
またご紹介させていただきますね

           


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ありがとうございます。あと2名となりました
早いもの勝ちです