さらばズッ友、惜別の昇格決定!
昇格に王手をかけて臨んだ前節アウェイ岡山戦でスコアレスドロー決着。翌日の他力本願も甲府勝利で昇格見送り。ここへ来て産みの苦しみを味あわされているサンガ。分娩室へ入った妻をやきもきしながら待合室で待ち続ける夫の心境であります。
そしてあと勝ち点1で自力昇格を決定できる今節アウェイ戦の相手は「J2でず~っと一緒に友だちでいようねっ♪」といういわゆる“ズッ友”関係であるジェフ。そのジェフは現在8位ながら11戦無敗。前節の岡山同様、簡単に昇格を許してくれるはずもない。一方、それを跳ね返して昇格を決めれば感動も一入である。その瞬間に立ち会う為に今回もフクアリ遠征します。
深夜3時にサポ仲間9名を載せた車で京都を出発。混雑が予想される首都高を避け、アクアライン経由館山道でフクアリへ。到着したのは9時。千葉の空気は冷たいが快晴。今日もビジター約1000席は完売。大旗は僕を含め6本出動。サンガの昇格を祝う態勢は整っている。
【サンガのスタメン】
GK: 清水
DF: 白井、バイス、麻田、荻原
MF: 福岡、川﨑、武田
FW: 宮吉、ウタカ、松田
SUB: 太田、黒木、長井、荒木、庄司、三沢、イスマイラ
前節から変更は慎平と直人の入れ替えのみ。他はベンチメンバー含め同じ。このメンバーでJ1を掴み取る!だけど腹が減っては戦は出来ぬ。フクアリ名物・喜作のソーセージ盛り合わせ(700円)を長蛇の列を並んだ末に購入。急いで食べてピッチ内練習の為の選手登場に間に合わせ、大旗を振る。頼むぞっ!今日こそ昇格決めてくれ~っ!!!
【試合感想】
試合の入りはまずまず。前節岡山戦の様な硬さもなく、サンガ自慢のハイプレスも効いている。ただ敵もさるもの、堅い守りで最後のところで自由にさせてくれない。特に千葉GK新井ががんばり過ぎ。ミヤのボレー、オギの直接FKも防がれる。このサンガの流れで先制点が欲しいところ。
ところがここでアクシデント発生。守備の要のバイスが左脚を痛めて負傷退場。急遽一真が交代出場する事に。その一真、空中戦の競り合い、球際、ボールの処理、共にソツなくこなしてくれた。前半はサンガ攻勢続くもフィニッシュにやや精度を欠き、スコアレス。
後半も入りこそサンガの攻勢が続いたが、途中交代で投入された千葉のサウダーニャが一人で流れを千葉に引き寄せる。何度も危ないシーンを作られるも、今度はサンガのGK圭介がこれを阻む。将吾&一真のヤングCBコンビも息ピッタリで千葉にゴールを許さない。
スコアレスのまま時間は刻一刻と経過していく。こうなるとリスクを負って点を獲りに行くより、守りを固めて昇格に必要な最低条件である勝ち点1を獲りに行くという現実的な選択肢を考えないといけなくなってきた。だが引き分けなんて狙って狙えるものじゃないし、そんな考え方じゃ足元を救われるのがオチだ。攻める姿勢を保つ事こそが唯一の昇格への道である。
攻めろ!
守れ!
試合の最終盤ではエキサイトした両チームの選手が乱闘となるシーンも起こり、なぜかピッチサイドでアップ中のカカまで乱闘に加わりイエローを喰らう始末。おい、おい、冷静になれ!緊張感のあるナイスゲームに水を差すんじゃないよ!
そして試合は後半アディショナルタイムに突入。もうゴールいらない。守り切れ!そして、遂に…その瞬間は訪れた!
【試合後】
試合結果はスコアレスドロー。勝ち点1を得た事によりサンガの自動昇格圏2位以内が確定。サンガ、12年ぶりとなるJ1昇格が決まった。歓喜に沸くビジター席のサポーター。隣合ったサポ同士で交わし合うグータッチ。岡山戦の試合前に作った「ありがとう。本当にありがとう。心からありがとう」の横断幕がビジター席最前列に掲出される。喜びの雄叫びを上げ、飛び上がり、抱き合う選手たち。いつもは努めて冷静沈着なキジェさんもさすがに今日は嬉しそう。(選手から胴上げされたけど、重過ぎたのか2回で地面に下ろされてたw)
僕自身、ここ数試合「大丈夫だろうか?」とか「ひょっとしたら…」とかネガティヴな連想をつい思いがちだったので、この昇格決定で嬉しさよりも正直ホッとした気持ちの方が強い。これまで何度も信じて、そして何度も裏切られてきた。その度に大好きだった選手がチームを去り、応援する事の無力感に苛まれてきた11年だった。キジェさんが監督に就任し、彼を慕う選手が来てくれて、みんなでチームを強く、一つにしてくれた。コロナ禍もあって声も出せず、大旗も振れず、サポーターとして十分なバックアップは出来なかった。応援って本当に必要なんだろうか…と自らの存在意義を疑う事さえあった。それでもサンガが好きで、サポーターでありたくて、何かの役に立ちたくて、スタジアムに通い続けた。まだコロナ禍は完全終息した訳ではない。来季も辛抱のシーズンとなるに違いない。相手もすべてが格上。サンガは常にチャレンジャーだ。
でも、きっとまたサンガはやってくれる。チャレンジを楽しもう!そして僕らをもっと楽しませてくれ!我ら一心。共にHUNT3!新たなるステージへ!行こう、サンガ!
※試合後サンガの為にホーム最終戦セレモニーの時間を遅らせて下さった千葉のクラブ関係者の皆様、そして昇格決定に暖かい拍手と励ましの横断幕を揚げて下さったジェフサポの皆様、心より感謝致します。本当にありがとうございました。ズッ友よ、1年でも早いJ1昇格を願っています。ウチも落っこちない様に頑張ります!
【試合結果】 千葉0-0京都
【観客数】 6,732人(人数制限50%ながらビジター席は完売!)
【得点者】 なし
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK: 清水7
DF: 白井6、バイス5.5(16分 長井7)、麻田7、荻原6(90分 黒木-)
MF: 福岡6(77分 三沢5.5)、川﨑6.5、武田6
FW: 宮吉6(90分 庄司-)、ウタカ6、松田6
【今日の私的MOM】
長井 一真 : バイス負傷で緊急出動も、千葉の攻撃を封殺。昇格決定に貢献!
【サンガの現在の戦績】
24勝11分6敗 勝ち点83 順位2位(勝ち点1を得た事で昇格圏2位が確定!)
昇格に王手をかけて臨んだ前節アウェイ岡山戦でスコアレスドロー決着。翌日の他力本願も甲府勝利で昇格見送り。ここへ来て産みの苦しみを味あわされているサンガ。分娩室へ入った妻をやきもきしながら待合室で待ち続ける夫の心境であります。
そしてあと勝ち点1で自力昇格を決定できる今節アウェイ戦の相手は「J2でず~っと一緒に友だちでいようねっ♪」といういわゆる“ズッ友”関係であるジェフ。そのジェフは現在8位ながら11戦無敗。前節の岡山同様、簡単に昇格を許してくれるはずもない。一方、それを跳ね返して昇格を決めれば感動も一入である。その瞬間に立ち会う為に今回もフクアリ遠征します。
深夜3時にサポ仲間9名を載せた車で京都を出発。混雑が予想される首都高を避け、アクアライン経由館山道でフクアリへ。到着したのは9時。千葉の空気は冷たいが快晴。今日もビジター約1000席は完売。大旗は僕を含め6本出動。サンガの昇格を祝う態勢は整っている。
【サンガのスタメン】
GK: 清水
DF: 白井、バイス、麻田、荻原
MF: 福岡、川﨑、武田
FW: 宮吉、ウタカ、松田
SUB: 太田、黒木、長井、荒木、庄司、三沢、イスマイラ
前節から変更は慎平と直人の入れ替えのみ。他はベンチメンバー含め同じ。このメンバーでJ1を掴み取る!だけど腹が減っては戦は出来ぬ。フクアリ名物・喜作のソーセージ盛り合わせ(700円)を長蛇の列を並んだ末に購入。急いで食べてピッチ内練習の為の選手登場に間に合わせ、大旗を振る。頼むぞっ!今日こそ昇格決めてくれ~っ!!!
【試合感想】
試合の入りはまずまず。前節岡山戦の様な硬さもなく、サンガ自慢のハイプレスも効いている。ただ敵もさるもの、堅い守りで最後のところで自由にさせてくれない。特に千葉GK新井ががんばり過ぎ。ミヤのボレー、オギの直接FKも防がれる。このサンガの流れで先制点が欲しいところ。
ところがここでアクシデント発生。守備の要のバイスが左脚を痛めて負傷退場。急遽一真が交代出場する事に。その一真、空中戦の競り合い、球際、ボールの処理、共にソツなくこなしてくれた。前半はサンガ攻勢続くもフィニッシュにやや精度を欠き、スコアレス。
後半も入りこそサンガの攻勢が続いたが、途中交代で投入された千葉のサウダーニャが一人で流れを千葉に引き寄せる。何度も危ないシーンを作られるも、今度はサンガのGK圭介がこれを阻む。将吾&一真のヤングCBコンビも息ピッタリで千葉にゴールを許さない。
スコアレスのまま時間は刻一刻と経過していく。こうなるとリスクを負って点を獲りに行くより、守りを固めて昇格に必要な最低条件である勝ち点1を獲りに行くという現実的な選択肢を考えないといけなくなってきた。だが引き分けなんて狙って狙えるものじゃないし、そんな考え方じゃ足元を救われるのがオチだ。攻める姿勢を保つ事こそが唯一の昇格への道である。
攻めろ!
守れ!
試合の最終盤ではエキサイトした両チームの選手が乱闘となるシーンも起こり、なぜかピッチサイドでアップ中のカカまで乱闘に加わりイエローを喰らう始末。おい、おい、冷静になれ!緊張感のあるナイスゲームに水を差すんじゃないよ!
そして試合は後半アディショナルタイムに突入。もうゴールいらない。守り切れ!そして、遂に…その瞬間は訪れた!
【試合後】
試合結果はスコアレスドロー。勝ち点1を得た事によりサンガの自動昇格圏2位以内が確定。サンガ、12年ぶりとなるJ1昇格が決まった。歓喜に沸くビジター席のサポーター。隣合ったサポ同士で交わし合うグータッチ。岡山戦の試合前に作った「ありがとう。本当にありがとう。心からありがとう」の横断幕がビジター席最前列に掲出される。喜びの雄叫びを上げ、飛び上がり、抱き合う選手たち。いつもは努めて冷静沈着なキジェさんもさすがに今日は嬉しそう。(選手から胴上げされたけど、重過ぎたのか2回で地面に下ろされてたw)
僕自身、ここ数試合「大丈夫だろうか?」とか「ひょっとしたら…」とかネガティヴな連想をつい思いがちだったので、この昇格決定で嬉しさよりも正直ホッとした気持ちの方が強い。これまで何度も信じて、そして何度も裏切られてきた。その度に大好きだった選手がチームを去り、応援する事の無力感に苛まれてきた11年だった。キジェさんが監督に就任し、彼を慕う選手が来てくれて、みんなでチームを強く、一つにしてくれた。コロナ禍もあって声も出せず、大旗も振れず、サポーターとして十分なバックアップは出来なかった。応援って本当に必要なんだろうか…と自らの存在意義を疑う事さえあった。それでもサンガが好きで、サポーターでありたくて、何かの役に立ちたくて、スタジアムに通い続けた。まだコロナ禍は完全終息した訳ではない。来季も辛抱のシーズンとなるに違いない。相手もすべてが格上。サンガは常にチャレンジャーだ。
でも、きっとまたサンガはやってくれる。チャレンジを楽しもう!そして僕らをもっと楽しませてくれ!我ら一心。共にHUNT3!新たなるステージへ!行こう、サンガ!
※試合後サンガの為にホーム最終戦セレモニーの時間を遅らせて下さった千葉のクラブ関係者の皆様、そして昇格決定に暖かい拍手と励ましの横断幕を揚げて下さったジェフサポの皆様、心より感謝致します。本当にありがとうございました。ズッ友よ、1年でも早いJ1昇格を願っています。ウチも落っこちない様に頑張ります!
【試合結果】 千葉0-0京都
【観客数】 6,732人(人数制限50%ながらビジター席は完売!)
【得点者】 なし
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK: 清水7
DF: 白井6、バイス5.5(16分 長井7)、麻田7、荻原6(90分 黒木-)
MF: 福岡6(77分 三沢5.5)、川﨑6.5、武田6
FW: 宮吉6(90分 庄司-)、ウタカ6、松田6
【今日の私的MOM】
長井 一真 : バイス負傷で緊急出動も、千葉の攻撃を封殺。昇格決定に貢献!
【サンガの現在の戦績】
24勝11分6敗 勝ち点83 順位2位(勝ち点1を得た事で昇格圏2位が確定!)
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