我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

欲に駆られて四万温泉

2022-07-31 18:31:30 | 旅行及びドライブ

2021/12/17

Go To travelの補助金の付くうちにと

県内の温泉旅館にKさん夫妻を誘って

出かけた、

行く先は四万温泉、

四万温泉は県北西部の静かな山間にある、

日帰りでは2,3回程度来ている、

ドライブや山登りに来て入浴した感じだ、

1回は息子とバイクで来て川原の

露天風呂に入浴した、

もう一回は四万の更に奥にある

日向見温泉の共同浴場に入湯したのは

会社の同僚と一緒だった、

たぶん近くの山に登った帰りだったと思う、

宿泊するのはおよそ50年ぶりだ、

それは結婚当初

金欠病で新婚旅行にも行けない

経済状態を見かねた義母が

今回泊るのと同じ山口館の宿泊を

手配してくれたように記憶している、


県内には全国にその名を知られた

草津、伊香保、水上などの温泉があるが

いずれも浴衣を着て通りを歩く

観光客を目にする歓楽街がある、

しかしここは

歓楽街のない静かな温泉地である、

あるのは自然のみ、

どこがどう違うのだろう?

伊香保は関東平野の北端に位置して

人口密集地に近く交通の便がいい、

だが近年湯量も少なく衰退が著しい、

廃墟と化した建物が痛々しい、

草津は昔から薬湯で名を馳せているので

全国から湯治目的の客が来る、

水上はどうか?

ここは温泉の少ない越後平野に近く

関東地方への通り抜けの地でもあることから

両方面から客を呼べる、

ところが四万温泉は上越国境に近い

山中にあり行き止まりの地となって

甚だ交通の便は良くない、

だが温泉を愛する通客が多い、

だから景気の浮き沈みの影響を

比較的受けにくい、

それ故に残った

静かな温泉地と言えるだろう。
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   「千と千尋の神隠し」に登場する温泉旅館
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一里塚

2022-07-31 07:07:33 | 旅行及びドライブ

2022/3/16

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猿飛甌穴(おうけつ)

2022-07-31 06:10:46 | 旅行及びドライブ

2022/4/28

我らがマドンナに別れを告げて

別府駅から博多行の特急に乗った、

乗車券と特急券はJR東日本の「休日倶楽部」に

入会しているので3割引きで購入してあった、

但し3割引きが有効になるのは

距離で200キロ以上の場合、

そこで別府から博多の一つ先の駅まで買った、

3日間以内なら乗り継ぎは自由、

中津駅のホームに夜の帳(とばり)が

降りる頃降り立った、

駅前の東横インにチェックイン、

荷物を置いて夕食に出かけた、

駅近くに食事のできる

レストランがない事には困惑した、

これが今の中津の現状なんだ!

翌日は4人それぞれに別行動、

実家住まいの妹に

“今中津の駅にいるので迎えに来てくれ”

と連絡するとさすがに驚いていた、

来ることを連絡してなかったので

“不吉な予感がした”と言われた、

義弟と2人で迎えに来てくれた、

中津城と猿飛甌穴(おうけつ)峡に

行きたい旨を告げて案内してもらった、

桜が満開をやや過ぎた頃であったが

城とのいいコラボ写真が撮れた、

猿飛峡は耶馬渓の西で英彦山に近い、

耶馬渓は切り立った岩山を仰ぎるみる

風景が特徴だけど

猿飛峡は岩を穿った渓谷を見下ろす

風景が特徴である、

ここは意外と知られていない、

本州であれば結構にぎわう観光地に

なったに違いない、

5時頃ホテルに引き返して

高校の同級生の歓迎会に備えた、

翌朝福岡空港からのフライトで

成田空港に降り立ち旅は目出度しメデタシで

終了するはずだった、

ところが

帰りの京成電鉄の車内で一人がジャケットを

成田空港のロビーに忘れた事に気が付いた、

そういえば

高齢者の旅に忘れ物は付き纏う、

ひとりは

ホテルの部屋のキーとなるカードを

チェックアウトの際に返し忘れ

半日も過ぎて大騒ぎ、

また他の一人は

財布やスマホの入った大事なバッグを

レストランに忘れて肝をつぶした、

いずれも大事には至らず

それぞれを土産話に加える程度で

事なきを得た。
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        桜に映える中津城
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        猿飛甌穴と吊り橋
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道後温泉

2022-07-31 05:58:42 | 旅行及びドライブ

 

2022/4/25

記憶が混沌としている、

レンタカーを返してから

松山城に登ったと書いたけど

まずは子規堂に向かった気がする、

幹事役のタカさんから路面電車の一日乗車券を

渡されて電車に乗った、

一日乗車券は便利だ、

800円で何回でも利用出来る、

路面電車はレトロな風情を感じていい、

歴史の街松山にはお似合いだ、

子規堂訪問は俳句にご執心の

ヒデさんの提案、

子規が少年時代まで過ごした建物を

正岡家の菩提寺である正宗寺境内に

移築したもので夏目漱石との交流や野球が

日本に入って来た頃の資料等が展示されている、

再び路面電車に乗って道後温泉に向かった、

道後温泉は松山市の北東に位置し

伊予鉄道後線(?)の終点である、

レトロな駅舎が観光客の目を楽しませる、

道後温泉を象徴する本館建物は現在

修復中で目にすることは出来ないが

入浴はコロナの影響で人数制限中なので

予約を余儀なくされた、

30分ほど待って入浴できた、

脱衣所も浴槽も昔の儘で

子規も漱石もこれに入浴したのかと

思うと心が満たされる、

帰り道は観光客もそぞろ歩く

アーケード街を通った、

とある喫茶店に入ってアイスクリームを

4人そろって注文した、

アーケードを出た駅近くの広場に

からくり時計が設置されていた、

再び電車に乗ってホテル近くまで帰って

夕食の為のレストランに入った、

市内でも 鯛めし で名の通った店らしく

賑わっていた、


そうだ 間違いを訂正しておこう、

「にきたつの道」の表示を見たのは

松山城の帰りではなく道後温泉の

帰りだったと思う、


鯛めしに舌鼓を打ちながら

3人に質問した、

“松山と高松 人口はどっちが多い?”

3人そろって現役時代は大手企業の

それなりの役職を務めた面々、

二人からは即座に高松の回答、

スマホで音声検索の結果、

私も知らなかったが

松山市:51万5千人

高松市:41万7千人

断然松山市の方が多のである、

五時半頃この日の予定を終えて

ホテルに引き上げた。
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           子規堂
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         坊ちゃん列車
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           からくり時計
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松山城

2022-07-31 05:56:11 | 旅行及びドライブ

2022/4/23

松山は歴史を背負った街である、

城下町と言う歴史、

温泉町と言う歴史

俳句の街と言う歴史

レンタカーを返してから

歩いて松山城に向かった、

城は市の中心部標高132メートルの

勝山と言う山の上にある、

どだい 市の中心部にポツンと山があるなんて

なんとも羨ましい話だ、

開発と言う名の荒廃を免れて

山の斜面は一面の緑に覆われ

申し分のない環境が残っている、

ロープウエイに乗って登城した、

高さ17メートルもある石垣が見えてきた、

下から仰ぎ見ると

石垣の上からはみ出した満開の桜が

石垣の上に立つ櫓(やぐら)と一緒に

写真に撮れと誘っている、

天守までは幾重にも曲がった結構な坂道だ、

ある場所では石垣と櫓の脇から

遠景に天守と小天守が並んで見える、

松山城は昔の儘に現存する天守のひとつ、

多くの建物が国の重文にも指定されている、

車なら遠からぬ距離にある今治城と

比べてみると面白い、

今治城は端正な女性的な美しさがある、

一方松山城は昔ながらの荒々しい

男性的な魅力が際立つ、

天守閣からの眺めも最高だ、

見学を終えての帰り道、

気になる通りが目についた、

“にきたつの道”

“にきたつ”って何だっけ?

次の予定もありそのまま通りすぎた、

夜ホテルに帰ってスマホで検索した、

にきたつ にきたづ にぎたづ

総てこの字からきていることが分かった、

“熟田津”

思い出した、

額田王だ!


「熟田津に船乗り背むと月待てば

   潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」


万葉集にも掲載されている額田王の歌、

熟田津は万葉の時代

この地道後温泉付近にあった船着き場とある、

松山市はどこまでも歴史的であり

文学的な雰囲気を大事にする街である。
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   中央は天守閣 左は小天守閣 手前は馬具櫓
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         天守閣から見た城内
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         桜と松山市街地
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